特集2 SDGsをもっと身近に ミライにいいこと、はじめよう。
「SDGsという言葉を見聞きすることは増えたけど、何に取り組んだらよいかわからない」。
そのような人も多いのではないでしょうか。SDGsは2030年までに誰一人取り残さない持続可能な社会を目指すための世界共通の目標です。一人ひとりが日々の意識や行動を少し変えることで目標達成に近づきます。
2030年はもうすぐ。この特集をきっかけに、身近にある“ミライにいいこと”を一緒に始めてみませんか。
地域のSDGsアクション
市内には、様々なSDGsの取組が広がっています。今回はその中から、スポーツ感覚のごみ拾い大会を主催する団体と、子どもから大人まで気軽に集まれる場所を運営する団体を紹介します。
ごみ拾いにスポーツの要素を加え、楽しみながらまちを綺麗に
スポーツボランティアとよた 代表 山田 徹治さん
スポーツボランティアとよたでは、従来のごみ拾いにスポーツの要素を取り入れ、拾ったごみの質と量を競う「スポGOMI大会」を令和3年から年に2回開催しています。仲間と協力しながら楽しくごみを拾うことで、まちの新たな一面に気づき、人と人とのつながりも生まれます。参加した人たちからは、環境美化への意識が高まったという声も寄せられています。今後もこの活動が多くの人たちに「まち」と「ごみ」について考えるきっかけになれば嬉しいです。
誰でも気軽に立ち寄れる、子どもも大人もつながる家
一般社団法人ちゃぽっと 代表 杉山 佐由紀さん
豊栄町にある空き家を活用し、月に2回ほど活動しています。小さなお子さん連れのママや主婦、学生、ご年配の方など幅広い世代の人が集まります。お昼ご飯を一緒に作って食べたり、庭の畑を手入れしたり、おしゃべりするだけでもいい、そんな場所です。ここでの自然な交流の中で、それぞれの知恵や考え方が循環していくのを感じています。また着なくなった服を使って手芸を楽しんだり、ダンボールコンポストで生ごみを堆肥化したり、なるべくゴミを出さない暮らしを意識しています。人も資源も循環する家を目指し、これからも活動を続けていきたいです。是非一度遊びに来てください。
ほかにもこんな 活動があります!
今回紹介した活動以外にも、SDGsにつながるさまざまな取組があります。日々の暮らしの新しい気づきや活動のきっかけになるかもしれません。是非ご覧ください。