子どもの歯 よくあるQ&A

ページ番号1003432  更新日 2016年12月1日 印刷

子どもの歯についてよくあるご質問へお答えします。

歯をみがかせてくれなくて困ります。

歯みがきも、顔や手洗い・着替えのような基本的生活習慣と同じと考え、根気よく教えることが必要です。1日1回は仕上げ磨きの習慣をつけましょう。

歯みがきが嫌いにならないための工夫

  • 遊びの延長のような楽しい雰囲気をつくる
  • 無理に一度で済ませようとしない
  • 短時間で終わらせる
  • 機嫌のよいときを見計らう

年齢別むし歯になりやすいところ

1歳前後

画像:むし歯になりやすいところ(1歳前後)
上の前歯、とくに歯と歯の間、歯のつけ根に注意しましょう。

2歳~3歳

画像:むし歯になりやすいところ(2~3歳)
生えて間もない奥歯、特にかみ合わせの部分に注意しましょう。

4歳~5歳

画像:むし歯になりやすいところ(4~5歳)
奥歯の歯と歯の間に注意をしましょう。

むし歯はどうすればよいですか?

治療しましょう。何もしないで放置することはよくありません。
むし歯は病気であるという認識を持たなければいけないでしょう。(経過観察ですむ場合もあるので、かかりつけ歯科医に相談しましょう。)

写真:むし歯1
例1
写真:むし歯2
例2

上唇(じょうしん)小帯(しょうたい)とは?治療法は?

上唇と歯肉をつなげている帯状のすじを上唇小帯といいます。赤ちゃんのときは歯に近い位置にあり、歯を支えている歯槽骨の成長につれてだんだん歯から離れた高い位置に移動していきます。

写真:上唇小帯1
発達しすぎている場合
写真:上唇小帯2
正常な場合

ゆ合歯(ごうし)とは?このままでも大丈夫ですか?

2本または数本の歯が、一つにくっついた状態になっているものをゆ合歯といいます。上あごよりも下あごの前歯に多くあらわれます。治療の必要はありませんが、結合部がむし歯になりやすく、むし歯になった場合治療しづらいので要注意です。(永久歯との交換時期には、特に注意が必要です。)

写真:ゆ合歯
ゆ合歯

着色歯(ちゃくしょくし)とは?どうすればよいですか?

歯のできるときの(形成期における異常に基づく)着色と、萌出後に現れる着色があります。乳歯では特に治療は必要ありません。ただし、打撲等による歯髄死における歯の変色は、要治療の場合もあるので、かかりつけ歯科医と相談するのがよいでしょう。

歯の生えてくるのが他の子よりも遅いのですが心配です。

同年齢の子どもでも体の大きな子と、小さな子があるように、歯が生えるのが遅くても気にする必要はないでしょう。平均より半年以上遅れるようであったら、一度かかりつけ歯科医に相談するのがよいでしょう。

歯がすきまなく生えていますが、よいでしょうか?

萌出後は問題ないですが十分かむ習慣をつけ、顎を大きく発育させることが必要です。ある程度の年齢になれば、乳歯にすきまができた方が良いでしょう。

指しゃぶりはしてもかまわない?

0歳時代の指しゃぶりは気にしなくても大丈夫。赤ちゃんは吸うことが本能であり、気持ちが落ち着くのです。遊んでほしいという気持ちの表れかもしれません。無理に指を口から抜いてしまうのではなく、一緒に遊んでいるうちに自然に指しゃぶりが治ることもあります。
3歳過ぎても指しゃぶりがひどいと、歯並びや発音に影響が出る場合があるのでやめさせた方が良いでしょう。

影響の具体例

  • 前歯が前へ出てしまうような歯並びになってしまう
  • 上下の歯が噛み合わせにくくなる
  • 前歯で物を噛み切りにくくなる
  • サ行、タ行、チャ行、シャ行が聞き取りにくくなる

やめさせ方アドバイス

  • なるべく手や指をたくさん使う遊びを教える
  • 夜は手をつないで寝てあげる
  • 指しゃぶりをやっていない時にほめる(自信を持たせる)

わざと顎を出すのはどうすればよいですか?

わざと顎を出すのは特に気にする必要はないでしょう。

歯並びが悪いのですが大丈夫ですか?

状況により早期に治療を始めたほうが良い場合と、経過観察で良い場合があります。かかりつけ歯科医に相談しましょう。むし歯になりやすいので注意をしましょう。

フッ素の効果は?

  • フッ素は歯の表面のエナメル質を硬くして酸におかされない丈夫な歯質にしてくれます。
  • フッ素はむし歯になりかかった歯の再石灰化(なおす働き)を促進します。
  • 虫歯菌や菌が分泌する酵素の働きを抑え、虫歯を予防します。

むし歯予防に利用するフッ素とは?

  • フッ素塗布:歯に直接フッ素を塗ります。3か月~4か月ごとに塗ると効果的です。
  • フッ素洗口:フッ素液でぶくぶくうがいした後、吐き出します。
  • フッ素入り歯磨き剤も効果的です。

画像:歯科衛生士のイラスト

身近なことを何でも相談できる、かかりつけの歯科医をもちましょう!(関連情報「「かかりつけ医・歯科医」を持ちましょう」を参照ください)

ご意見をお聞かせください

質問:このページの内容はわかりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問合せ

こども・若者部 こども家庭課
業務内容:児童・母子・父子家庭などの福祉給付、児童委員、乳幼児健康診査、母子保健事業などに関すること
〒471-8501
愛知県豊田市西町3-60 愛知県豊田市役所東庁舎2階(とよたiマップの地図を表示 外部リンク)新しいウィンドウで開きます
児童・母子・父子家庭等の福祉給付に関すること 電話番号:0565-34-6966
児童委員に関すること 電話番号:0565-34-6965
妊産婦及び乳幼児への保健指導、健康診査に関すること、母子保健の向上に関すること 電話番号:0565-34-6636
ファクス番号:0565-32-2098
お問合せは専用フォームをご利用ください。