特集1 令和7年度市長インタビュー

ページ番号1064403  更新日 2025年4月1日 印刷

これからのまちづくり

上空から見た豊田市街地

現代は少子社会、高齢社会、そして人口減少など深刻な課題が多い時代です。
しかし、こういう時代だからこそ、子どもたちが未来に希望と夢を持ち、立ち向かえるような取組が必要だと考えています。
“こども起点”をキーワードに、全体では5つの取組目標を掲げ、具体的な行動を進めていきます。

 

取組目標(1) こどもが多様な生き方・暮らし方を選択できる

豊田市は、歴史・文化・芸術、スポーツ、伝統、そして自然、あらゆる分野において強みを持っています。
それらを最大限に活用し、子どもたちが自分にとって最適な選択ができる環境を整備することが大切だと考えています。
例えば、地域クラブ活動やWE LOVE とよた教育プログラムなど、子どもたちが最適な環境で成長できるような取組を充実させていきます。
最適な環境で様々な体験や経験を積むことで、まちへの愛着や誇りが醸成されていくことを期待しています。

 

取組目標(2) 誰もがつながり合いの中で安心して自分らしく暮らすことができる

広く人々に選ばれる魅力的なまちを目指し、希望される人が結婚して子育てをする環境を整備する必要があると思っています。
豊田市では、子どもたちが成長し、家族を形成する過程をシームレスにサポートする施策が充実しています。
豊田市で育つこと、子育てをすることがどのようなものなのかを多くの市民の皆さんに知っていただきたいと思います。“子育てするなら豊田市”です。 

 

取組目標(3)  産業中枢都市として深化し続ける

この大転換の時代の中で、さまざまな努力をしてくださっている産業界の皆さんには、豊田市として最大限の支援をしていきたいと思っています。
また、スタートアップの分野では若い企業家の皆さんの動きが活発です。
豊田市の施設“ものづくり創造拠点 SENTAN”では、スタートアップ支援を行っていますが、今後は名古屋市にある“STATION Ai”とも連携をとり、市内外の皆さんが大いに交流できるような支援も進めていきたいと考えています。

 

取組目標(4) 将来を展望した都市環境の形成を進める

まずは、激甚化、頻発化する自然災害への備えが重要です。市民の皆さんの生命・財産を守ることが市政の最優先事項ですので、引き続き力を入れていきます。
また、都心の整備も特に重要です。しばらく期間がかかりますが、昭和の終わりから始まった駅前再開発の工事は、最終段階に来ています。
最終形にもご期待いただき、完成後は市民の皆さんがどのように活用していくかが重要になってきます。次の世代が「住みたい・住み続けたい」と感じられるまちの実現を皆さんとともに目指していきます。
 

取組目標(5) 脱炭素社会の実現に挑戦する

脱炭素社会への挑戦は、オール豊田市で実行しないと上手くいきません。個人や家庭、地域、企業、事業所もそれぞれの立場でできることが必ずあります。
そうした意識啓発と様々な助成策を含めた支援策を通じて、しっかり取り組んでいきたいと考えています。
もう1つの挑戦は水素です。水素社会がどのようなものかについては、まだ社会的な認知がされていない部分があります。
しかし、将来のゼロカーボン社会の実現に向けて、水素が決定的なエネルギーとなることは間違いないと考えています。
水素については、“つくる”“はこぶ”“つかう”という3つの段階(領域・場面)があります。それぞれの段階で豊田市として何ができるのか、企業の皆さんと一緒になってしっかり取組を進めていきます。
 

市民の皆さんへのメッセージ

今年は昭和元年から100年、戦後80年の節目の年にあたります。
こういう年だからこそ、過去に学び、生かし、将来へとつなげていく取組が必要だと思います。
令和7年度は、市民の皆さんとともに夢と希望に満ちた未来を展望する1年にしたいと考えています。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

インタビューの様子が視聴できます

放送日/4月7日(月曜日)~13日(日曜日)

<テレビ> ケーブルテレビ ひまわりネットワーク 市政情報提供番組「とよたNOW」 (備考)4月8日(火曜日)以降は市ホームページでも視聴可
<ラジオ> ラジオ・ラブィート(78.6MHz) 市政情報提供番組「ホットニュースとよた」

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