ラリー用語集

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ラリーカーが並ぶ様子

ラリー用語集

スペシャルステージ(SS)

紅葉とラリーカー

閉鎖した一般道を、ラリーカーが1台ずつ走行してタイムアタックを行うコース。各SSには、安全な場所にギャラリーステージが設けられ、目の前を疾走するラリーカーのエンジン音やタイヤ音に砂煙、ドライバーの繊細かつ大胆なテクニックなどを間近で体感できます。

スーパーSS

ラリー競技

スーパースペシャルステージの略称です。SSと異なり、スタジアムなどに設置された特設コースを2台のラリーカーが同時に走行し、タイムを競います。

リエゾン

リエゾン

SSとSSの間の移動区間で、開催国の交通ルールに従って、一般車と共にラリーカーが走行するエリア。リエゾン内も競技中のため、目標時間が設定されています。ロードマップと呼ばれるルートをゆっくり走行するラリーカーが、普段歩いている歩道や馴染みの道路の前を通過するのは非日常の体験です。

サービスパーク

リエゾン

整備を行うために設けられるチームの拠点。マシンをじっくり見たい人におすすめのエリアです。
会場ではサイン会やトークショーなどのイベントも行われるほか、ドライバーやメカニックがハイスピードでメンテナンスや修理を行う様子も見られます。


豊田スタジアムでのサービスパーク

メカニックのよるメンテナンス

サイン会

コ・ドライバー

ドライバーとコ・ドライバー

ペースノートに記載されたコースの状況を助手席からドライバーに伝達する相棒。ラリーはドライバーとコ・ドライバーの2人1組で戦います。

ペースノート

ペースノート

ドライバーとコ・ドライバーがタッグを組んで戦う、ラリーならではのアイテム。ペースノートを使うことで、コースの状況が詳細に記載されており、夜間や悪天時で視界が悪い中でも走行が可能となります。コーナーの大きさや路面状況などが記載されているほか、減速するときの看板や家、樹木などの目印も書き込まれています。

ターマック

ターマック

舗装された道路。アスファルト、コンクリートなど様々な舗装があり、SSによって滑りやすさやグリップの強さは異なります。路面の状況の変化によって、繊細なテクニックが必要とされます。

グラベル

ターマック

舗装されていない道路。砂地や砂利道、滑りやすい泥道、小石や枯葉が覆う道など様々な種類があり、ドライバー、コ・ドライバー共に現場でのフレキシブルな対応力が試されます。

レッキ

ラリーに使われる道路を事前に試走することです。レッキの目的は、競技本番の前にSSを事前走行し、直線距離やコーナーの特徴、注意点等を確認して、それらの情報をまとめたペースノートを作成します。

アイテナリー

ラリー競技のスケジュールが記載された日程表を「アイテナリー」といいます。SSのスタート時間や走行距離などが記載されています。

シェイクダウン

シェイクダウン

ラリー本番前に行われるテスト走行。最終調整やタイヤの選択を行うために、指定されたコースを走ります。

セレモニアルスタート

セレモニアルスタート

ラリーに参加する車両を1台ずつ紹介し、ラリーのスタートを告げるセレモニーを「セレモニアルスタート」といいます。

ポディウム

ポディウム

セレモニアルフィニッシュなどのセレモニーの表彰台のことを「ポディウム」と呼びます。

ゼロ(0)カー

ゼロ(0)カー

SSの競技開始前にコースを試走する車両のことです。全開走行に近い走りでコースの安全確認を行います。ゼッケン0番(出走順が1番の前)という意味でゼロカーと呼ばれています。
SS区間を閉鎖した後は観客に注意を喚起するインフォメーションカーが走行し、その後000カー、00カー、0カーと、少し時間をあけ、速度も上げながら走行し、コース上に危険な箇所がないかを入念に確認します。

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