火災から命を守る!防火対策の基本

ページ番号1002392  更新日 2021年9月9日 印刷

火災を起こさないために、火災による被害を軽減するために、皆さんができる対策を主な出火原因別にまとめました。

放火による火災

画像:放火をする様子

豊田市における放火及び放火の疑いによる火災は、2006年以降連続して出火原因の上位にとなっています。放火は、死角となる場所で深夜に発生することが多く、発見の遅れによって被害が拡大するおそれがあります。

放火対策

画像:放火対策 火の用心のイラスト

放火を防ぐためには、放火されない環境づくりを推進することが大切です。ゴミ出しの時間を守る、家の周りに燃えやすいものを置かないなど、関係行政機関、自治区及び住民等地域が一体となって、継続的に取り組むことが重要です。


画像:放火対策 車やバイクには防炎製品のボディーカバーを使う

オートバイや自動車への放火は、ボディカバーに防炎製品を使用することで防げる場合があります。また、自宅の駐車場にセンサーつきの照明器具などを設置することも効果的です。

たばこによる火災

たばこが原因の火災は年々減少しているものの、依然として出火原因の上位を占めています。たばこの先端部の温度は650度から850度にもなります。消えたと思っていてもゆっくりと燃焼し続け、大きな火災になることがあります。

たばこ火災対策

画像:車からたばこのポイ捨てする人

空気が乾燥した日は特に、土手や道草から火災が発生することがあります。歩きながらの喫煙や車からのポイ捨ては絶対にやめましょう。


画像:寝たばこする人

就寝前に喫煙し、消したと思っていた吸殻から火災となることがあります。就寝中に大きくなる火災は発見が遅れ、被害が大きくなる傾向があります。寝たばこはやめる、灰皿に水を入れるなどの習慣をつけましょう。

火遊びによる火災

子どもの火遊びによる火災で死者が発生するなど、悲しい事故が相次いでいます。現在、大人が使用するライター・マッチ等発火器具の保管責任が強く問われています。子供の火遊びは、人目につきにくい場所でおこなわれていることが多く、発見が遅れ初期消火ができずに火災が大きくなる傾向があります。

子どもの火遊び対策

(1)幼い子どもがいる家庭での注意事項

画像:ライターで火遊びする子ども

  • 子供の手の届くところにライターを置かない。
  • 子供にライターを触らせない。
  • 子供がライターで火遊びをしているのを見かけたら、すぐに注意してやめさせる。
  • 理解できる年齢になったら、子供に火の怖さを教える。

(2)家庭でできる防火教育

何に対しても興味を示す就学前の幼年期には、防火ビデオや紙芝居など視聴覚教材を取り入れて火災の恐ろしさや防火の知識について指導することが大切です。
以下の「防火防災ビデオ・DVDの貸出し」を参照ください。

火入れ・たき火による火災

県内で最大の面積を誇る豊田市は、その75パーセント以上を山林及び田畑が占めます。過去の統計より、農業及び林業における焼畑や畔の草を焼却する際に、誤って火災が拡大してしまう場合が多くあるようです。

火入れ・たき火を安全に行うために

  • 風の強い日、空気の乾燥している日は予想に反して火の回りが速くなることがありますので、十分注意してください。
  • 可燃物の近くではたき火をしてはいけません。また、たき火、火入れの際は必ず消火器や消火用の水を準備し、風上から着火するように心がけてください(豊田市火災予防条例第25条)。
  • 野外で焼却行為を行う際には、消防本部に「火災と紛らわしい煙等を発するおそれのある行為届出」が必要な場合がありますので、お近くの消防署へご確認ください。

画像:火入れ・たき火をしている人

画像:たき火が燃え上がり助けを呼んでいる人

住宅防火 いのちを守る10のポイント

全国における建物火災の半数以上は住宅火災であり、建物火災による死者のうち住宅火災に占める割合は7割以上に上ります。(令和2年版消防白書より)
住宅火災を減らすことで、火災による死者を減らすことができるのです。
市民の皆様が、各家庭で10のポイントを意識して安全安心な住まいを目指しましょう。

4つの習慣と6つの対策

4つの習慣

  • 寝たばこは絶対にしない、させない。
  • ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
  • こんろを使うときは火のそばを離れない。
  • コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。

6つの対策

  • 火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する。
  • 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。
  • 火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは、防炎品を使用する。
  • 火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく。
  • お年寄りや身体不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。

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