「ものづくりミライ塾」第6期生の修了式を行いました

2023年9月17日、ものづくり創造拠点SENTAN（挙母町）で、ものづくりミライ塾第6期生の修了式が行われました。

ものづくりミライ塾は、「今までにない」「社会に役立つ」というテーマのもと、ものづくり企業等の若者が、専門家らの指導を受けながら2年間かけて企画から完成までの製品開発を経験する人材育成事業です。

修了式の中で行われた成果発表会では、令和3年9月から活動を行ってきた第6期生13人が、企業の経営者や、市長、実行委員会のメンバーらの前で、これまでの研究成果や自身の成長ポイント、今後の抱負などについてチームごとに発表を行いました。

「自家用バイオマス作成装置」を開発したチームのメンバーは、「自分の専門外の分野に挑戦したため苦労をしましたが、チームで失敗を繰り返しながら、限られた時間の中で成功に導く、という大変貴重な経験をさせていただきました。この経験を会社でも役立てたいです。」と話していました。

またこの日は、修了式の終了後に、今月から新たに活動を開始する第8期生10人の開講式も行われ、入塾生は自身が所属する経営者らに付き添われながら、全員が緊張した面持ちで参加していました。

入塾生代表で決意表明を行った近藤工業株式会社の中尾さんは、「第6期生の先輩方のように失敗を恐れずチャレンジし、2年間最後までやり遂げることが目標です。指導員や仲間達から色々な知識や技術を吸収したいです。」と抱負を語っていました。