ダービーシャーの概要
豊田市は、「クルマ」をキーワードに2か国・4地域と姉妹都市提携を結んでいます。ここでは、英国ダービーシャー県、ダービー特別市、南ダービーシャー市との姉妹都市提携の時期や交流の経緯等の概要を紹介します。
英国 ダービーシャー県、ダービー特別市、南ダービーシャー市
トヨタ自動車の現地法人が南ダービーシャー市に設立されたことが縁で、関係3地域と1998年11月16日に姉妹都市提携を結びました。
ダービーシャー3地域(ダービーシャー県、ダービー特別市、南ダービーシャー市)との交流の経緯
- 1989年
トヨタ自動車がダービーシャー県南ダービーシャー市バーナストン地区に投資を開始 - 1992年
トヨタ自動車英国工場が乗用車の生産開始 - 1997年
英国総領事デイビット・コックラム氏が豊田市を訪問。姉妹都市提携を打診
市少年少女合唱団がダービーシャー訪問・公演 - 1998年
ダービーシャー県・ダービー特別市・南ダービーシャー市と姉妹都市提携 - 1999年
ダービーシャー青少年吹奏楽団が来豊・公演 - 2001年
第1回豊田市中学生海外派遣(イギリス)研修を開始
第1回ダービーシャー短期留学生の受入を開始(2016年まで) - 2001年~2003年
第1回~3回市民使節団がダービーシャー訪問 - 2004年
豊田文化使節団がダービーシャー訪問 - 2005年
ダービーシャー青少年ジャズオーケストラが来豊。市内と万博会場で公演 - 2008年
ダービーシャー県からコンテンポラリー・ダンサー及び青少年合唱団が来豊。こども園や小中学校等で英国の紹介やダンス指導を行う - 2008年
三味線奏者の渡辺有晶氏がダービーシャーを訪問。現地の学校で三味線を教える - 2013年
豊田市少年少女合唱団及び豊田市ダービーシャー公式訪問団がダービーシャーを訪問・公演
ダービーシャーフード&ドリンクフェスティバルに豊田市産品を出展
「とよた産業フェスタ」へのダービーシャーからの参加団来豊、ダービーシャー紹介コーナーへ出展
ダービーシャー公式訪問団及び青少年吹奏楽団が来豊・公演
姉妹都市提携15周年を記念して豊田市とダービーシャーの中学生による「豊田・ダービーシャー子ども会議」を開催 - 2015年
第1回ダービーシャー高校生派遣を開始 - 2018年
豊田市少年サッカー派遣団がダービーシャーを訪問し、現地少年サッカーチーム等と交流
チャッツワースフェアにて豊田市紹介コーナーを出展
「とよた産業フェスタ」へダービーシャーからの参加団来豊、ダービーシャー紹介コーナーへ出展
姉妹都市提携20周年記念式典を豊田市・ダービーシャー双方で実施
高校生派遣事業
高校生派遣事業:2014年度から開始し、2023年度までに7回派遣
- ダービーシャー高校生派遣事業実績 (PDF 355.0KB)
- 第1回ダービーシャー高校生派遣報告書 (PDF 4.0MB)
- 第2回ダービーシャー高校生派遣報告書 (PDF 16.4MB)
- 第3回ダービーシャー高校生派遣報告書 (PDF 4.5MB)
- 第4回ダービーシャー高校生派遣報告書 (PDF 5.1MB)
- 第5回ダービーシャー高校生派遣報告書 (PDF 7.2MB)
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2021年度ダービーシャーオンライン交流事業報告書 (PDF 414.0KB)
(備考)2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響によりオンラインで交流を実施 - 第6回ダービーシャー高校生派遣報告書 (PDF 4.9MB)
- 第7回ダービーシャー高校生派遣報告書 (PDF 3.7MB)
英国の縮図 ダービーシャー県
人口約79万人(2017年)、面積2,551平方キロメートルで、英国の中心部に位置し、地形は、国の中央を走るペニン山脈を仰ぐ山間部の北部と、広大な平原と丘陵が広がる南部に大きく分けられます。
南部、特にダービー特別市を中心とした地域は、産業革命以来の製造業の伝統が社会基盤として受け継がれ、航空機エンジン製造のロールスロイス社、高級磁器で有名なロイヤルクラウンダービー社などの大企業の生産拠点が置かれています。一方、北部は、県面積の3分の1を占めるピークディストリクト国立公園を始めとする国内屈指の美しい自然に恵まれ、ハイキングなどのアウトドアレジャーが楽しめることから、多くの観光客が訪れています。
また、ノッティンガム(東部)、シェフィールド(北東部)、マンチェスター(北西部)、バーミンガム(南西部)といった英国主要都市とも四方で隣接しており、道路、鉄道を始め交通網も整っています。緑に彩られた山や谷、心なごむ美しい川、悠久の歴史を物語る古式ゆかしい町並みや点在する豪邸など、英国の魅力そのままが凝縮されています。
ビジネスと観光の中心ダービー特別市
人口約26万人(2017年)、面積78平方キロメートル、ロンドンから鉄道で約1時間30分、車で約2時間の平野部に位置し、県人口の約3分の1を有するダービーシャー県最大の都市。1994年から始まった地方再編政策により、1997年4月からは、県と同等の権限を持つ単一自治体になりました。
産業革命発祥の地であるダービーシャー県にあって、早くから工業都市として発展し、19世紀には紡績、印刷、陶磁器、20世紀に入ると航空機エンジン、発動機、鉄道車両の生産地として、近代産業発展の歴史とともに歩んでいます。
英国初の製糸工場を復元した産業博物館、ロイヤルクラウンダービーの磁器やジョゼフ・ライト(同市出身の画家)の作品を展示した美術館などの文化施設のほか、伝統的なパブや近代的なショッピングモールの商業施設も充実し、近年では急速にビジネスと観光の中心地になっています。
美しい景観を誇る南ダービーシャー市
人口約10万人(2017年)、面積340平方キロメートルで、平野と緩やかな丘陵が続く緑豊かな土地。伯爵や公爵の館を始めとする何百もの指定建造物があります。また、英国で最もスケールの大きい環境保護団体「ナショナルトラスト」に管理されており、美しい景観を誇ります。
オーストラリアのメルボルン市の名付け親であるメルボルン公爵の館があるメルボルン、伝統的な建築様式の学校で有名なレプトン、古い橋りょうや街道が走るスワークストンといったまちがあります。中でも、市政府の所在地であるスワドリンコートは18世紀末に始まった石炭、粘土の採掘で急速に発展した南ダービーシャー市最大のまちであり、商業・軽工業の中心地になっています。
1989年12月から始まったバーナストン地区へのトヨタ自動車の進出は、雇用の増大、地場産業の活性化を生み出し、当地域の新しい歴史の幕開けになりました。美しい自然に加え、産業経済の更なる発展が期待される地域です。
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