組織概要
私たちの地域の安全を守る豊田市消防団の沿革、組織、装備状況や消防団員の身分、任務等についてご紹介しています。今年度の行事予定なども見ることができます。
消防団
消防団は、消防本部、消防署と同じく消防組織法に基づいて市町村に設けられている消防機関です。
「自らの郷土は自ら守る」という郷土愛護精神に基づいて組織されていることは言うまでもありません。
消防団員の身分
消防団員の身分は、特別職(非常勤)の地方公務員です。
それぞれの職業を持った地域住民の方々が、消防団に入団しています。
消防団員の任務
消防団の任務は、火災・風水害等の災害から地域を守ることです。
消防団員は、日常、自分の仕事を持ちながら、消火活動ほか地震・風水害等の大規模災害時に消防活動に当たり、災害時以外には防火思想の普及活動・消防訓練・機械器具の点検などを実施し、地域に密着した重要な役割を果たしています。
消防団は、以下の条例、規則、要綱等に基づき活動を実施しています。
- 豊田市消防団条例(豊田市例規集) (外部リンク)
- 豊田市消防団規則(豊田市例規集) (外部リンク)
- 豊田市消防団員被服貸与規定(豊田市例規集) (外部リンク)
- 豊田市消防団員等公務災害補償条例(豊田市例規集) (外部リンク)
- 豊田市非常勤消防団員等に係る損害補償の支給等に関する規則(豊田市例規集) (外部リンク)
- 豊田市消防団員等公務災害補償条例第11条第1項の規則で定める金額を定める規則(豊田市例規集) (外部リンク)
- 豊田市消防団員退職報償金支給条例(豊田市例規集) (外部リンク)
- 豊田市消防団員準中型自動車免許取得補助金交付要綱 (PDF 135.7KB)
- 豊田市消防団交付金交付要綱 (PDF 273.5KB)
- 豊田市消防団大規模災害時等活動マニュアル (PDF 1.5MB)
豊田市消防団交付金は、豊田市消防団条例(昭和44年条例第11号)に基づき設置された豊田市消防団及び消防団員に対し、その活動に係る経費等を交付することにより、火災、風水害等における救助活動、地域住民に対する防火意識の普及・啓発活動等を円滑に実施し、もって安全な地域づくりを図ることを目的としているものです。
組織
令和6年4月1日現在
組織編成
団長:1人
副団長:14人
分団長:43人
部長:123人
班長:227人
団員:1,451人(機能別団員含む)
実員:1,859人
条例定数:2,313人
組織編成詳細は、以下のPDFを参照
沿革
徳川中期寛永2年、内藤政苗時代消防施設らしいすこぶる幼稚設備として各村の庄屋に、大うちわ、水桶、刺又、鳶口等に類する数種を用意するにすぎなかった。
明治初年に至り下挙母に〔桜組〕樹木に〔魁組〕小坂に〔旭組〕等の施設組織をみたが、何れも統制されたものではなかった。
意気すこぶる盛んであったが、団体的訓練は、はなはだ幼稚であった。
元根川、宮口、逢妻、梅坪地方に〔い組〕〔ろ組〕あるいは地名を冠した消防組が出現して、消防組の起源となった。明治中期20年ころになって鉄製腕用ポンプを使用するにおよび、これに準じて諸器具は一新され消火能力も著しく向上した。
明治29年7月1日梅坪、宮口、逢妻、根川、が挙母町に合併され、当時本県の奨励によって、公設消防組設置の議が起こり、桜組〔下挙母〕魁組〔樹木〕はトップを切って挙母消防組第一部、第二部に編成され、ここに統制ある団体となり、西加茂郡最初の公設消防組の出現を見るに至った。
昭和14年4月1日消防組を警防団に改組されたが、戦後昭和22年5月消防団令の公布により消防団に編成替えとなり警防団当時の7コ分団を17コ分団に増大し団員を650名とし同年9月10日付け知事の認可とともに発足、昭和22年12月消防組織法の公布、翌年3月7日同法施行とともに従来の官治消防から完全な自治体消防として諸規定の制定、改廃を行い消防団設置条例に基づいてここに強力な消防団として再発足した。
昭和26年3月1日挙母市となり、市の発展に伴い消防力の強化促進を図るため消防本部および署設置の議が起こり、昭和31年4月1日に旧市警庁舎跡に消防本部及び署設置の運びとなり、署条例、規則の制定、自動車ポンプ等を購入し、また消防職員を採用し、同年5月6日、24名をもって編成し、消防本部、署として事実上の発足をみるに至った。
- 昭和31年 高橋村合併により、26分団1,051人となる。
- 昭和32年 消防団再編成を行い、26分団796人となる。
- 昭和34年 市名変更により豊田市となる。 消防団再編成を行い、9分団780人となる。
- 昭和39年 上郷町合併に伴い、消防団の再編成を行い、12分団696人となる。
- 昭和40年 高岡町合併に伴い、消防団の再編成を行い、17分団872人となる。
- 昭和42年 猿投町合併に伴い、消防団の再編成を行い、24分団1,168人となる。
- 昭和44年 消防団の再編成を行い、15分団950人となる。
- 昭和45年 松平町合併に伴い、消防団の再編成を行い、17分団1,166人となる。
- 昭和48年 市操法大会の小型ポンプに軽量の部を新設する。
- 昭和52年 松平出張所開設に伴う消防力の強化で、団員1,098人となる。
- 昭和55年 消防団の再編成を行い、17分団55部1,036人となる。市操法大会のポンプ自動車結合の部を廃止する。
- 平成8年 消防団の再編成を行い、18分団61部1,036人となる。
- 平成10年 全国消防操法大会に出場する。
- 平成12年 日本消防協会まとい受賞。
- 平成15年 女性消防団員を採用。
- 平成17年 藤岡町、小原村、足助町、下山村、旭町、稲武町との合併に伴い、消防団の再編成を行い、10方面隊44分団2,313人となる。
- 平成20年 階梯隊発足
消防団イメージキャラクター「たすけくん」決定
- 平成21年 発足60周年を記念し、豊田市消防団60周年記念観閲式を開催
- 平成22年 機能別団員40人任命(下山地区)
- 平成23年 機能別団員23人任命(稲武地区)
- 平成24年 機能別団員30人任命(旭地区)
- 平成26年 消防団120年・自治体消防65周年記念大会(東京ドーム)にラッパ隊・纏振り参加
全国消防操法大会に出場する。 - 平成27年 新・豊田市誕生10周年プロジェクト記念事業「豊田まるごと消防フェスタ」で、消防団員からこころ温まる話やエピソードなどを募集し編集した冊子「消防団の思い出宝箱」を作成
新たにカラーガード隊とファイヤーガード隊を広報指導部として位置付け
消防団員が相当数増加した消防団として、総務大臣感謝状を贈呈される。 - 平成28年 「豊田市消防団応援の店」事業開始
機能別団員を災害支援機能別団員と学生機能別団員に再編成
学生機能別団員40人任命(中京大学) - 平成29年 学生機能別団員26人任命(日本赤十字豊田看護大学、愛知工業大学)
女性団員、学生団員の増加数が大きい消防団として、総務大臣感謝状を贈呈される。 - 平成30年 学生機能別団員9人任命(愛知学泉大学)
災害支援機能別団員15人任命(足助地区)
第2方面隊から第4方面隊の分団名を変更し、方面隊名に対する分団名を統一
学生団員の増加数が大きい消防団として、総務大臣感謝状が贈呈される。
発足70周年を記念し、豊田市消防団70周年記念事業充実強化大会「みんなでおいでん!WE LOVE 消防団 みらいフェスタ」を開催
併せて、豊田市消防団として初となるPR動画「守るためにできることを、はじめよう。」を制作 - 平成31年 災害支援機能別団員14人任命(小原地区)
- 令和3年 災害支援機能別団員14人任命(高橋・美里・益富・松平地区)
- 令和4年 消防団の再編成を行い、10方面隊43分団2,313人となる。
災害支援機能別団員10人任命(藤岡地区)
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消防本部 総務課
業務内容:消防行政の企画、消防施設の管理、消防団などに関すること
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