こども園とは

平成20年度から公私立保育園と公立幼稚園を「こども園」として一体的に運用しています。市では、保護者と児童の双方の視点に立ち、これまでも保育園で保育を必要としない4歳児・5歳児の受入れや幼稚園での預かり保育の実施、保育カリキュラムの統一など、独自に保育園・幼稚園の一体的な運用に取り組んできました。
さらなる一体的運用に向け、平成17年度から2か年に渡り、市保健福祉審議会などにおいて、パブリックコメント制度（市民意見公募）でいただいた意見を踏まえて検討を進め、平成20年度から「こども園」としての一体的な運用を開始しています。
そのため、国が示す「認定こども園」制度とは異なります。市内の保育園と公立幼稚園で、児童に均一な保育を提供し、同等の保育料とすることにあわせ、施設の名称を統一したものが豊田市の「こども園」です。
なお、こども園では、原則、保育園と公立幼稚園の入園年齢や保育時間などはそのまま継続します。

一体的な運用内容

（1）施設名称の統一

「○○保育園」、「○○幼稚園」を「○○こども園」へ変更しました。なお、「足助保育園」は「足助もみじこども園」、「足助幼稚園」は「足助まゆみこども園」へ改名しました。

（2）職員配置基準の統一

職員1人あたりで保育を行う園児数の上限を次のように統一しました。

職員配置基準

	区分	0歳児	1・2歳児	3歳児	4歳児	5歳児
変更前	公私立保育園	3人	5人	15人	25人	30人
変更前	公立幼稚園	-	-	17人	32人	32人
変更後	こども園	3人	5人	15人	28人	30人

（3）保護者負担の統一

平日午前8時30分から午後3時までの基本的な保育時間に対する保育料（月額）は、保育料徴収額表により、所得税額等に応じて決定し、保護者負担の統一を図りました。基本的な保育時間を超えて保育を行う早朝・延長保育や土曜日保育については、利用に応じて負担を求めます。