とよたの桃の人工授粉が行われました

2023年3月30日（木曜日）、舞木町の桃畑で、JAあいち豊田桃部会の部会員4人が、桃の人工授粉を行いました。

人工授粉は「花粉がない」、または「花粉が少ない」品種の桃を確実に実らせるため、桃の花が満開直前で、風のない晴天の日に行われます。

この日、部会員は、専用の道具である「毛ばたき」を使い、「白鳳」という品種の桃の花から採取した花粉を、花粉の少ない「川中島白桃」の花の雌しべに付けていきました。

JAあいち豊田桃部会の永田豊明（ながた　とよあき）部会長は、「今年は天候にも恵まれ、おいしい桃になると思います。ぜひ多くの方に食べてもらいたいです。」と話していました。

なお、桃の出荷は早い品種で6月下旬から始まり、7月の中心品種「白鳳」を経て、9月の黄桃「ゴールデンピーチ」まで続きます。