古瀬間城址公園
益富地域会議が地域予算提案事業により再整備した古瀬間城址公園を紹介します。
古瀬間城址公園について
益富地域は、昭和40年代から自動車産業の発展とともに住宅団地が多数造成され、多くの住民を新たに迎えることとなりました。こうした地域環境の変化を踏まえ、新旧住民の心がひとつになった住みよいまちとなるよう、地域が一丸となって「ホタルの飛び交う美しいまちづくり」に取り組んできました。
時を経て、この地で生まれ育った人たちの増加に伴い、ふるさと益富を愛し、誇らしく思える“何か”を求める声が芽生えてきました。これを受け、地元益富中学校の校歌にも詠われ、地域住民に親しまれる古瀬間城址を由来とする「古瀬間城址公園」を地域のシンボルにしようと、「益富地域会議」が地域の皆さんの声を聴きながら平成29年から30年にかけて再整備しました。
古瀬間城の由来
古瀬間城は、室町期、徳川の祖となる松平家三代、信光より分かれた長沢松平家、松平弥三郎宗忠が永正3年(1506年)、新城街道を見下ろす標高100メートルの丘の上に築いたといわれています。城の規模は約3,600平方メートルで、織田、今川、武田方と対峙する真っ只中で松平一族の西方の要の城であり、当時の山城の遺構をよく残しています。
古瀬間城址公園の見どころ
1 浄願寺(じょうがんじ)
古瀬間城を築城したとされる松平宗忠の位牌が祭られています。お寺と公園と共通の入口です。
2 大平の門(たいへいのもん)
かつての城門「大平の門」があったとされる場所。ここから階段を登って頂上を目指します。
3 遊歩道
益富地域会議が「地域予算提案事業」により、階段を舗装し、手すりを設置しました。
4 梅林
約50本の梅の木が植えられています。2月の開花時期は紅梅、白梅が公園を彩ります。
5 見張り櫓(みはりやぐら)
古文書に基づき昭和57年に再建されました。平成29年には遊歩道とあわせて、再整備しました。
6 大パノラマ
樹木伐採整備により、見張り櫓からは壮大な景色を望めます。どんな景色かは実際に見てのお楽しみ。
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所在地
- 豊田市志賀町城山521番地
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駐車場
- ありません。
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交通アクセス
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- バス利用
とよたおいでんバス下山・豊田線または名鉄バス九久平線「志賀町」下車徒歩5分
名鉄バス豊田東市内線(古瀬間町経由)「古瀬間小学校前」下車徒歩9分 - 車利用
東海環状自動車道「豊田松平IC」から約5分
- バス利用
地域会議とは
地域会議は、地域の皆さんが思っている課題に耳を傾け、支所(益富地域の場合は高橋支所)とともに住民参加のもと、どう対応するか立案し、解決に向けて取り組む組織です。
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このページに関するお問合せ
地域振興部 高橋支所
業務内容:窓口業務、地域自治区(地域会議など)、住民自治支援、福祉の初期相談などに関すること
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