東京オリンピック・パラリンピック競技大会におけるホストタウン事業について
ホストタウンとは、国が、スポーツ立国、グローバル化の推進、地域活性化などを目的に、2021年に開催された東京オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京オリパラ)を契機に、参加国や地域との人的、経済的、文化的な相互交流を促進する地方公共団体です。
ホストタウンについては、以下のホームページをご覧ください。
これまでに実施してきたホストタウン事業
1 英国との交流
平成28年12月9日、豊田市は東京オリンピック・パラリンピック競技大会における英国のホストタウンの1つに登録されました。豊田市は1998年に英国のダービーシャー県、ダービー特別市、南ダービーシャー市と姉妹都市提携を結び、交流を行ってきた経験を活かして、今後、英国のオリンピック・パラリンピック選手との交流や、国際交流、スポーツ、教育、文化などにまつわる様々なイベントを計画していきます。
(1)豊田市と英国の青少年音楽団体オンライン交流会
令和3年7月17日、下山トレーニングセンターにて、豊田市ジュニアマーチングバンドと豊田市の姉妹都市である英国ダービーシャーで活動する音楽学校「Hot House」がオンライン交流会を実施しました。当日はお互いの活動紹介、ゆかりのあるアスリートの紹介、楽器演奏、国旗や手旗を持ちながら両国を応援するかけ声の練習を行い、交流を深めました。
(2)トップアスリートオンライン体操教室
令和2年10月29日、スカイホール豊田にて、体操競技を練習している子ども達のやる気や技術の向上を目的に、豊田市では初となる「トップアスリートオンライン体操教室」を新しい生活様式に対応した形式で開催しました。また、この教室は新型コロナウィルスの影響で中止となった「2020年豊田国際体操競技大会」の代替イベントとして開催しました。
豊田市体操協会に所属する小学生34人が3種目(鉄棒・マット・跳び箱)の演技を行い、遠隔地にいるトップアスリート(豊田市わがまちアスリートである寺本明日香選手・梶田凪選手、ホストタウン交流事業として英国のサム・オールダム選手(注釈))がオンラインで指導・アドバイス・質疑応答を行いました。
(注釈)2012年ロンドンオリンピック体操団体総合で銅メダルを獲得した英国の体操選手。詳しくは以下のファイルをご覧ください。
日本語訳
「みなさん、こんにちは。
君たちの体操演技を見てとても感動し、すばらしい時間を過ごせました。
2021年の東京オリンピックに出場するために、私はこの冬も、
できる限りたくさん練習をしてベストを尽くします。
みんなの元気いっぱいのエネルギーと応援、よろしくお願いします!
体操の練習、楽しんで頑張ってください。
そして来年、君たちに会えることを願っています!
サム・オールダム」
(3)英国女子サッカーチームへの応援メッセージ贈呈
令和2年3月12日、英国セントジョージズパークのナショナルフットボールセンター(注釈1)にて、FIFA女子ワールドカップフランス2019で東京オリパラへの出場を決めた英国女子サッカーチームの活躍に期待を込めて、市内の小中学生からの応援メッセージ(ハガキ)、市内の少女サッカーチームに所属する小学生及び平成30年度豊田市ダービーシャー少年サッカー派遣団からの応援メッセージ(サッカーボール)、豊田西高校SSHレプトン校派遣に参加する生徒及び第6回ダービーシャー高校生派遣団の生徒からの応援メッセージ(英国国旗)をイングランドサッカー協会理事へ贈呈しました(注釈2)。
(注釈1)姉妹都市の1つである英国南ダービーシャー市に隣接するスタッフォードシャーにあり、代表チームやプロチーム等が利用するサッカーの練習施設。
(注釈2)本来は第6回ダービーシャー高校生派遣団から贈呈される予定でしたが、新型コロナウィルスの影響により中止になったため、代理として国際まちづくり推進課の職員からイングランドサッカー協会理事へ贈呈しました。
(4)豊田市ダービーシャー少年サッカー派遣団
平成30年8月22日~27日に英国ダービーシャーとの姉妹都市提携20周年記念事業の一環で東京オリパラを見据えたスポーツ交流事業として、市内の少年サッカーチームに所属する小学生20名をダービーシャーへ派遣し、現地の少年サッカーチームと親善試合等を行い交流を深めました。派遣団は、現地の少年サッカーチームとの親善試合及び練習を通じたサッカー交流、プロサッカーリーグの試合観戦、指導者ライセンスを持つ英国人コーチによるトレーニング、セントジョージズパークやダービー大学等のスポーツ施設の見学などを行いました。参加した子ども達は、サッカーを通して英国の方々と交流することで多くのことを学ぶことができ、成長を実感できていた様子でした。
(5)ダービーシャー学生派遣でのスポーツレクリエーションプログラム
平成30年3月10日~23日に実施された第4回ダービーシャー高校生派遣事業では、派遣プログラムの一環としてスポーツレクリエーション「ミニオリンピックデイ」を行いました。市内の高校生等15名からなる派遣団の生徒と現地の学生が5つのチームに分かれ、サッカー、卓球、バドミントン、アスレチックの4種目のスポーツに取り組みました。
平成31年3月11日~25日に実施された第5回ダービーシャー高校生派遣事業では、派遣プログラムの一環としてスポーツレクリエーション「スポーツデイ」を行いました。市内の高校生等15名からなる派遣団の生徒と現地の学生が4つのチームに分かれ、卓球、ネットボール(注釈)、バドミントン、バスケットボール、タグラグビーの5種目のスポーツに取り組みました。
(注釈)女性向けのバスケットボールとして英国で誕生した、ボールをパスのみでつなぎ、敵のゴールへシュートして得点を競うゲーム。
令和元年9月18日~28日に実施された令和元年度の中学生海外派遣事業(イギリス派遣団)では、派遣プログラムの一環としてスポーツ大会を行いました。市内の中学生28名からなる派遣団の生徒と現地の学生がそれぞれチームに分かれ、サッカー、バスケットボール、バレーボール、タグラグビー、卓球等のスポーツに取り組みました。
2 日本人オリンピアン・パラリンピアンとの交流
夢の教室
夢の教室は、「子どもたちの心身の成長に寄与したい」という主旨で、日本サッカー協会(JFA)が平成18年に立ち上げたプロジェクトです。サッカーの現役、OB/OGに限らず、多種目の現役アスリートやそのOB/OGの力を得て、彼らを「夢先生」として小学5年生の授業に派遣し、「夢の教室」と呼ばれる授業を行います。この教室は体育の授業ではなく、夢先生が、「夢を持つことの素晴らしさ、それに向かって努力することの大切さ」、「仲間と助け合うことの大切さ、相手を思いやるこころ」等について伝えることを目的としています。教室は、「ゲームの時間」と「トークの時間」の2部構成で実施しており、「ゲームの時間」では、子ども達と体を動かし、お互いの緊張をほぐしながら、仲間と協力することの大切さ、相手を思いやる心を伝えています。「トークの時間」では、「夢先生」の体験談をもとにして、夢を持つことの素晴らしさ、それに向かって努力することの大切さを伝えています。平成26年度に市内小学校3校10クラスでスタートし、平成27年度からは中京大学・トヨタ自動車株式会社・JFAとの全国初の産学官四者による連携体制となり、『JFAこころのプロジェクト MIRAIへつなぐ「夢の教室」in豊田』として実施しています。
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