広報とよた2020年6月号 特集 東海豪雨から20年 豪雨災害に備えよう!
平成12年の東海豪雨の際は、市内でも浸水害や土砂災害など甚大な被害が発生しました。梅雨が始まる6月から台風が発生しやすい10月頃までの期間は出水期と呼ばれ、豪雨災害が起こりやすい季節です。東海豪雨から20年を迎えるこの機会に、今一度災害を自分事として捉え、豪雨災害に備えましょう。
(1)自宅周辺の災害リスクを確認しましょう!
「ハザードマップ」や「とよたiマップ」、地域で作成した「防災マップ」などを用いて、住んでいる地域の災害リスクや指定避難所などを確認し、避難の必要性を把握しましょう!
洪水ハザードマップ
河川の氾濫などの災害から皆さんが避難する際の参考となる情報をまとめたものです。浸水する範囲や深さの予想、指定避難所などを掲載しています。自宅周辺の河川が氾濫した場合に浸水が予想される場所や、東海豪雨時の浸水実績の有無を確認し、避難の必要性を考える際の参考にしてください。
洪水ハザードマップは防災対策課で配布しているほか、市ホームページからも確認いただけます。
土砂災害ハザードマップ
土砂災害の発生する恐れがある区域や、避難に関する情報を小学校区ごとにまとめたものです。自宅周辺で、「急傾斜地の崩壊」や「土石流」、「地滑り」などが発生する恐れがないかを確認するとともに、土砂災害の前兆として起こる現象についても把握しておきましょう。
土砂災害ハザードマップは市ホームページから確認いただけます。
とよたiマップ
パソコン、スマートフォンで閲覧でき、地図上に、浸水想定や震度予想、土砂災害警戒区域など災害に関する様々な情報を重ねて表示できます。
「防災マップ」を選択し、地図を表示させて、画面右上のメニュー内の「レイヤ表示切替」で浸水区域などが選択できます。
(2)災害の恐れがある時には積極的に情報収集を!
市では、警戒レベルや避難についての重要な情報を、様々な手段を用いて市民の皆さんにお伝えしています。市からの情報を入手できる手段を確保しましょう!
「警戒レベル」と「とるべき行動」を理解しましょう
市では、災害発生の危険度に応じて、警戒レベルと避難情報を発令し、危険が迫った地域に対して避難の呼びかけを行います。
緊急メールとよたや市公式SNS、防災ラジオは、リアルタイムに情報を受け取れるため、有効に活用してください。
複数の手段で情報収集できるようにしましょう
様々な媒体から、避難の判断材料となる情報が得られます。いざという時に必要な情報が得られるようにしておきましょう。
- 防災行政無線
- 防災ラジオ
- 緊急メールとよた(登録制)
- 市ホームページ
- 市公式SNS(LINE公式アカウント、Facebook、Twitter)
- CATV(地デジ12チャンネル)データ放送
- NHKデータ放送
- 気象庁ホームページ
- 国土交通省川の防災情報 など
(3)適切な避難判断と行動を!
収集した情報と周囲の状況をしっかり見極めて、避難が必要か判断しましょう。避難を決めたら、速やかに行動することが重要です!
- 非常持出品を持って避難を!(避難所で一晩過ごすために必要な物を事前に準備しましょう)
- 隣近所で声を掛け合い、助け合いながら避難を!
- 増水した川や崖の近くなど、危険な場所には絶対に近づかない!
- 指定避難所への避難が間に合わないときは、近くの頑丈な建物のなるべく高いところへ!
避難時における新型コロナウイルス感染拡大防止のためのお願い
- 自身の状況に応じて、最適な避難先と避難方法を選択してください。(屋内の安全が確保された上での住宅避難、親戚や友人宅への避難、地域の自主避難場所の活用、車中泊避難など)
- 指定避難所では、体調チェックや教室などを活用した密集回避・隔離スペースの確保、感染症対策用品の備蓄など、感染症予防に配慮しています。避難が必要な人は躊躇せず避難してください。
- 指定避難所に行く際は、マスクの着用、除菌スプレーや体温計の持参、手洗い・咳エチケットの徹底など、各自の体調管理を含め、感染症対策にご協力ください。
- 新型コロナウイルス感染症と診断され、自宅療養中の人は、避難前に保健所に相談してください。
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このページに関するお問合せ
地域振興部 防災対策課
業務内容:地域防災計画、防災思想の普及、災害対策本部などに関すること
〒471-8501
愛知県豊田市西町3-60 愛知県豊田市役所南庁舎4階(とよたiマップの地図を表示 外部リンク)
電話番号:0565-34-6750 ファクス番号:0565-34-6048
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