広報とよた2020年1月号 新春特集 夢の舞台「WRC日本ラウンド ラリージャパンの開催が決定! ラリーの夢の舞台が豊田市に!」
WRCとは?
主に公道で行われる自動車競技であるラリーの世界最高峰の大会と言われているのが、FIA世界ラリー選手権(FIA World Rally Championship)、通称“WRC”です。WRCは、スペシャルステージ(SS)と呼ばれる、交通が遮断された一般道でタイムを競う競技です。世界中の様々な道を舞台に、40年以上開催されており、ラリーが盛んな欧州や南米ではF1に勝るとも劣らない人気を持つモータースポーツです。
豊田市でWRCが開催されます!
今年の11月19日(木曜日)~22日(日曜日)に豊田市を含む、愛知県と岐阜県を中心としたエリアで、WRC日本ラウンド「Rally Japan」が開催されます。日本での開催は平成22年以来10年ぶり。平成29年にトヨタ自動車がWRCに復帰したことを契機に、平成30年1月にWRC日本ラウンド招致準備委員会が発足され、積極的に誘致活動を行った結果、今回の「Rally Japan」の開催に繋がりました。
昨年11月、WRCの開催に先立ち、テストイベント「セントラルラリー愛知・岐阜2019」が行われました。三河湖周辺や稲武地区の山間地や集落内などをラリーカーが走り抜けました。観戦エリアには多くのラリーファンが集まり、迫力ある走りを楽しみました。

市内を走るラリーカー
WRCの3つの魅力!
(1)様々な道を走る!
WRCは世界各地の舗装路、未舗装路、雪道など様々な状態の道で行われ、各ラリーごとにコースの特徴は大きく異なります。
(2)迫力あるドライビング!
高度な運転技術により様々な道を目を疑うような速さで駆け抜けます。助手席のコ・ドライバーのサポートが必要不可欠です。
(3)目の前で体感できる!
観戦エリアとコースの距離が近いことが多いので、高速で走り抜けるラリーカーのエンジン音や匂いなどを間近で感じられます。
インタビュー
2017年シーズンに「TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team」として18年ぶりにWRCに復帰したトヨタ自動車。2018年シーズンには、年間で最も多くのポイントを獲得し、チームチャンピオンを獲得。2019年シーズンには、25年ぶりにドライバーチャンピオンを獲得しました。
今回は、「TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team」代表のトミ・マキネンさんにWRC日本ラウンド「Rally Japan」について、お話を伺いました。
TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team トミ・マキネン 代表
WRCはラリーのトップカテゴリであり、トップドライバーが狭路を疾走する様は見応えがあると思います。私たちが、レースを通して行う様々な挑戦は、新たな技術開発や将来の車づくりにつながっています。
自国で開催されるホームラリーは、1シーズンの中で最も重要なラリーです。平成29年にトヨタ自動車がWRCに復帰した頃から、絶対日本で開催するべきだと言い続けてきました。実際にそれが実現し、特に来年は最終戦で迫力満点のラリーカーを皆さんに見ていただけることを大変うれしく思います。「Rally Japan」には150%の力で臨みます!お楽しみに!
トミ・マキネン
1964年6月26日生まれ。フィンランド出身。WRC4連覇を達成したレジェンド・ドライバー。2017年シーズンから現チーム代表。
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