アユのなわばり行動の回復を検証 矢作川への玉石投入による環境改善実験の調査結果について

ページ番号1022455  報道発表日 2017年12月27日 印刷

天然アユ生態調査実行委員会では、全国初の試みとして、上流の矢作ダムに堆積した石を矢作川中流に投入し、川底環境の改善によってアユのなわばり行動が改善するかを検証する実験を行っています。
今回、玉石投入後の環境改善実験の結果をとりまとめました。得られている主な結果は以下のとおりです。

主な結果(詳細は「川底環境の改善実験に伴うアユの定着状況」参照)

  • 7月中旬以降に玉石を投入したエリアでは周囲よりも5倍以上アユの密度が高くなり、その傾向が9月までみられました。
  • ここでのアユは玉石についたエサ(付着藻類)を盛んに食べていたことから、アユがエサを食べる場として機能することがわかりました。
  • なわばりを持ったアユはほとんど確認されず、友釣りによる調査でも釣果が改善する明確な傾向は確認できませんでした。

今後、これらの結果を踏まえ、アユがなわばりを持たなかったと想定される要因を基に、次年度なわばりを持つための実験を行っていきます。

<参考1>実験の概要

玉石の投入時期

平成29年4月24日(月曜日)、25日(火曜日)

投入場所

矢作川中流 阿摺ダム下流約700m(豊田市藤沢町)

投入量

66 m3 (225 m2の面積に約20cmの厚さで敷く)

<参考2>天然アユ生態調査実行委員会

天然アユの生態調査を通じた河川環境の回復を理念に据え、平成28年度に設立された実行委員会

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