報道発表資料 ペットボトルの水平リサイクルに関する協定の締結式を行います
豊田市は、持続可能な循環型社会の実現に向けた取組を加速させるため、一般廃棄物である使用済みのペットボトルを原料とし、新たなペットボトルを作る「水平リサイクル」の取組を、豊田通商株式会社及びサントリーホールディングス株式会社と開始します。
この水平リサイクルの取組を開始するにあたり、3者で「ペットボトルの水平リサイクルに関する協定」を以下のとおり締結します。
とき
令和4年5月13日(金曜日) 午後1時~1時30分
ところ
豊田市役所南庁舎5階 南52会議室
出席者
- 豊田市
市長 太田稔彦 - 豊田通商株式会社
副社長 佐合昭弘(さごう あきひろ)氏
化学品・エレクトロニクス本部 本部CEO 濱田明生(はまだ あきお)氏 - サントリーホールディングス株式会社
常務執行役員兼サントリーコーポレートビジネス株式会社 代表取締役社長 永島幸一(ながしま こういち)氏
執行役員 サプライチェーン本部副本部長 藤原正明(ふじわら まさあき)氏
締結式の内容
出席者あいさつ、協定締結、写真撮影、質疑応答
協定締結の経緯
循環型社会の促進のため、豊田市と同様にペットボトルの水平リサイクルの実現を目指していた豊田通商株式会社から、共働による取組の打診があり、相互の思いが合致。両者から、資源循環の取組を積極的に行うサントリーホールディングス株式会社にペットボトルの水平リサイクルについて参加を呼びかけ、了承されたことから本協定の締結に至った。
協定に基づく水平リサイクルの流れ
- 豊田市は、分別収集により市民から集めたペットボトルを、豊田通商株式会社へ売払う。
- 豊田通商株式会社は、買い受けたペットボトルを使用して、再生ペットボトルの原料となるペレット(PET樹脂の小片)を製造する。
- サントリーホールディングス株式会社は、ペレットを豊田通商株式会社から買い受け、再生ペットボトルの製造に使用し、飲料を販売する。
<参考>水平リサイクルとは
製品を元の製品に戻すリサイクルのこと。現在主流となっているカスケードリサイクルは、使用済み製品を原料として用い、異なる種類の製品を製造するリサイクルであり、最終的には、製造された製品が焼却処分される。
一方、水平リサイクルでは、新たな石油を使うことなく、使用済み製品を原料として用い、同一種類の製品を製造するため、より持続可能な資源の循環となることや、焼却による処分が不要となり、CO2の排出量が削減できる(下図参照)。
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