報道発表資料 衛星画像から高精度で漏水可能性区域を判定する実証実験を開始します

ページ番号1047886  報道発表日 2022年2月1日 印刷

豊田市上下水道局は、令和2年8月に市内の一部地域で実施した衛星画像の解析による水道管の漏水調査(令和3年5月31日報道発表済み)において、その効率性を確認することができたことから、調査対象を市内全域に拡大し、より高精度な衛星画像から水道管の水漏れの可能性がある区域(以下、「漏水可能性区域」という。)を判定する実証実験を開始します。
今回の実証実験は、豊田市つながる社会実証推進協議会の取組として、株式会社天地人及びフジ地中情報株式会社名古屋支店と協定を締結し、実施します。

実証実験期間

令和4年2月1日(火曜日)~令和5年3月下旬(予定)

実証実験内容(令和2年8月調査と同じ)

  • 衛星画像をAIを用いて高精度に解析し、漏水可能性区域を判定
  • 路面音聴調査を実施し、漏水可能性区域内の漏水箇所を検証
  • 検証結果に基づき、漏水可能性区域を判定する解析の分析と精度向上

令和2年8月の調査との違い

  • 調査区域の拡大(山村地域〔旭、足助、稲武、小原、下山地区〕及び藤岡地区の一部→市内全域)
  • AIによる画像解析の精度が高まることで、漏水可能性区域の範囲が縮小(直径200m→(目標)直径100m以内)
  • 漏水可能性区域の漏水的中精度の向上(約3割→(目標)約6割)

※詳細は別添参照

役割

  • 豊田市:水道管路データの提供及び実験の進捗管理
  • 株式会社天地人:漏水可能性区域の抽出、及び路面音聴調査結果に基づきAIによる漏水可能性判定の分析と精度向上
  • フジ地中情報株式会社:漏水可能性区域の路面音聴調査

<参考>

  • 株式会社天地人
    地球観測衛星データとAIで土地や環境を分析し、農業、不動産など様々な産業を支援するJAXA公認のスタートアップ企業。
  • フジ地中情報株式会社
    漏水調査をはじめとした管路診断、マッピングシステムを中心とした情報図面、地中探査など公共事業の管路調査・診断業務分野におけるパイオニア的な企業。

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上下水道局 水道維持課
業務内容:道路上の上水道管漏水・破損事故の修理および水道管の移転、水道管の図面の管理、資材管理などに関すること
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