報道発表資料 日本紅斑熱の患者の発生について
令和3年10月29日(金曜日)、市内で日本紅斑熱(にほんこうはんねつ)の患者が確認されました。
日本紅斑熱は、病原体を保有するマダニに刺されることで感染します。刺されてから2~8日後に頭痛、倦怠感、発熱などを発症し、高熱とほぼ同時に紅色の斑丘疹が手足などに発生します。
日本紅斑熱は人から人には感染しませんが、重症例では死に至ることもあります。予防として、感染原因となるマダニに刺されないようにすることが大切であることから、予防のための対策などについて、市ホームページで周知します。
患者の概要
- 年齢・性別:60歳代 女性
- 症状:発熱、発疹、頭痛
- 経過等:10月20日(水曜日)発熱、倦怠感
10月25日(月曜日)市内医療機関を受診し入院
10月26日(火曜日)保健所から愛知県衛生研究所へ検査依頼
10月29日(金曜日)検査結果が陽性となり、医師から保健所へ発生届が提出される
予防のための対策
マダニは草むらに生息するので、山野などに入るときはマダニに刺されないため次のような対策を推奨します。
- 肌の露出を減らすため長袖、長ズボン、帽子及び手袋を身に着ける。
- 防虫スプレーを肌の出る部分や服の上から用量用法を守って使う。
- 地面に直接腰を下ろしたり、寝転んだりしないよう敷物を使う。
- 屋外から帰ったときは石鹸で手を洗い、入浴して服を着替える。
※予防のためのワクチン等はありません。
マダニに刺された場合の対処方法
もしもマダニに刺された場合は速やかに医療機関を受診し、受診後も体調の変化が無いか2週間程注意してください。また、山林、田畑及び河川敷等へ行った後で頭痛や倦怠感があり、高熱が続いて発疹が出た場合には早めに医療機関を受診してください。
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