報道発表資料　西広瀬町地内における土壌汚染に係る報告について（第1報）

株式会社デンソー（以下「事業者」という。）より、西広瀬町地内にある同社広瀬製作所において、土地の改変に伴い、土壌汚染対策法に基づく土壌調査をしたところ、汚染が確認されたとして、本日、市へ報告がありました。このため、市は、「県民の生活環境の保全等に関する条例」第42条に基づき公表します。

土壌汚染状況調査結果について

土壌汚染対策法で定められている特定有害物質のうち、「ふっ素及びその化合物」について、17区画中2区画※で土壌溶出量基準を超過しました。

• 物質名：ふっ素及びその化合物
• 土壌溶出量基準：0.8以下（単位：mg/L）
• 検出結果：0.19～0.97（単位：mg/L）【基準値の最大約1.2倍】

※調査区画については調査対象地を10メートル格子で分割した区画数です。

土壌汚染の原因について

事業者は、同社広瀬製作所においてふっ素及びその化合物を使用していますが、今回の調査区画での使用等の履歴はなく、汚染原因は不明です。

現状及び今後の対応について

• 現在、汚染が判明した場所については雨水浸透防止及び飛散防止のためにコンクリート舗装または不透水シートで覆われています。
• 事業者は、汚染土壌の掘削除去を予定しています。
• 市は、早急に周辺地域における飲用井戸や地下水汚染状況を確認するとともに、事業者が行う土壌汚染対策について監視指導をします。