2021年6月4日(金曜日)市長記者会見

ページ番号1044089  更新日 2022年4月20日 印刷

6月4日 市長記者会見の様子

1.時間
午前11時~正午
2.場所
南51会議室
3.内容
  1. 新型コロナウイルスワクチンの接種に関する状況
  2. 60歳から64歳の方及び基礎疾患のある方への新型コロナウイルスワクチン接種券の発送
  3. 新型コロナウイルスワクチン接種におけるインターネット予約支援の拡大
  4. 豊田おいでんまつりの各種行事の中止及び開催方法の変更
  5. 豊田国際紙フォーラムの開催方法の変更
  6. 6月市議会定例会提出議案

配布資料

市長説明

個別案件に入る前に、新型コロナウイルスワクチンの接種状況についてお伝えします。

5月30日に集団接種を開始しましたが、当日3会場で1,987人が接種しました。当日キャンセル等があり、1,987人のうち14人は接種会場のスタッフに有効活用ということで接種しています。

接種券の発送についてですが、75歳以上は既に発送が完了しています。65歳から74歳については、当初の予定を前倒して5月31日から発送を開始し、本日6月4日に送付が完了します。

なお、「60歳から64歳の方」と「基礎疾患のある方」については6月28日の週に順次発送する予定です。状況によってはこのスケジュールは前倒しになる可能性があります。また、59歳以下の方については、高齢者の接種状況を見て判断していきます。

集団接種については、今後の集団接種や個別接種の状況を見ながら、集団接種のあり方についてその都度判断します。最新の状況ですが、6月3日の予約開始のときに、6月6日の接種日の追加予約枠810人分を受け付けましたが、これは既に埋まっています。接種日の2日前にはワクチン配送の関係でワクチンの量を確定しますので、6月6日についてはこれで確定です。
今後ですが、6月6日と7日に接種日の26日、27日分の予約が開始されます。当初の予約枠は1,350人分を想定していましたが、5月30日の状況を見て1,307人分を加えて合計2,657人分の予約を開始します。
加えて、6月12、13、19、20日の4日間は既存の予約枠は既に埋まっていますが、新たに追加の枠で3,294人分ご用意しましたので、6月8日の午前9時から予約ができます。
複雑ですが、できる限り柔軟に予約枠を増やしたいと考えています。豊田市としてその都度状況を見ながら、できるだけ予約枠を拡大し、市民の皆さんが予約できるようにしたいと思っています。
既存枠についてはその都度判断が変わってきます。集団接種の状況、あるいは個別接種の状況、それから医療従事者の状況、スタッフの手配などその都度条件が変わってきますので、予めこの既存枠というのをお示しするのは難しいという状況ですので、ご理解いただきたいです。集団接種、個別接種を上手く組み合わせながら、高齢者の皆さんが7月末までに2回接種できる十分なワクチンは確保しています。予約は前半に集中します。できるだけ早く予約したいという気持ちは分かりますが、6月の前半に全員がワクチンを接種できるという状況にはありません。6月、7月の2か月間に渡って計画的にワクチン接種できるよう手配をしており、ワクチンもしっかり確保していきますし、市民の皆さんは必ず接種できますので慌てずに予約いただければと思います。

次に、インターネット予約の支援窓口についてです。インターネットやLINEで予約という制度で始まっていますが、そういう予約の仕方では難しいという市民の方がおみえになることは当然推測できますので、豊田市ではお手伝いする窓口を設けています。
今後集団接種の会場が増えていきますので、それに応じて相談できる窓口も増やしていきます。お悩みにならず、ぜひこうした窓口をご利用いただければと思います。できるだけご家族、地域の組織など自助、共助の力で予約が進んでいく地域社会になればいいと思っていますが、それでも無理なところはご相談いただければと思います。

個別接種については、これまでご案内したとおり、6月7日(月曜日)から接種が開始されます。個別接種はどこでやれるのかという質問がよくあります。医療機関については、厚生労働省のコロナワクチンナビをご覧いただけば分かります。ただ、個別接種が可能な医療機関、かかりつけ医が、接種できる範囲というのをそれぞれ判断していますので、その辺りも含めてご相談いただければと思います。

次に、最近の感染動向についてお伝えします。直近1週間の新型コロナウイルス感染症の陽性患者の発生件数は累計66人です。1週間の累積が最も多かった5月15日時点と比べ、半数以下まで減少してきましたが、まだ感染拡大が収まったとは言い難い状況です。現在、市内では2箇所でクラスターが発生するなど、依然として高止まりの状況で、決して安心はしてはいません。

愛知県の緊急事態措置の延長は6月20日までです。昨今の愛知県知事の発言をお聞きしていても、緊急事態措置を前倒しで終了する状況にはないという認識でいらっしゃいますが、それは私も同じ認識でいます。ちなみに、今の措置の中身で特徴的なのが、飲食店等に対する営業時間の午後8時までの短縮、酒類又はカラオケ設備を提供する飲食店等に対する休業要請です。引き続きご協力をお願いします。

最後になりますが、感染しない・感染させないという意識を徹底するということと、マスクの正しい着用、手洗い・手指の消毒、「3密」の回避、この3つの取組の徹底をお願いします。よろしくお願いします。

次に、本日予定している個別案件についてご説明いたします。
1点目は、60歳から64歳の方及び基礎疾患のある方への新型コロナウイルスワクチン接種券の発送についてです。
「60歳から64歳の方」と「16歳から59歳までの方のうち、基礎疾患のある方」を対象に、6月28日の週から接種券を順次発送していきます。現時点では、6月28日の週からという想定をしていますが、状況によっては前倒しする可能性もありますので、そのときはご案内します。
今回の対象を「60歳から64歳の方」と「基礎疾患のある方」としましたのは、このあたりはいろんな判断があると思いますが、国が定める接種順位を参考にしています。ちなみに、60歳から64歳の方は約22,000人で、地域別に送付するタイミングを変えながら、順次接種券を発送していく計画です。
また、基礎疾患のある方については、事前に申請をしていただくという方法をとっています。自己申告です。申請の受付期間は6月7日から20日までとしています。それ以降の申請も受け付けますが、その場合は接種券の発送が遅くなってしまいますので、期限内に申請をしていただくことをおすすめします。つまり、6月7日から20日までに申請をいただければ、60歳から64歳の方と合わせて接種券を送付するということです。
申請方法については、インターネットによる申請、郵送による申請、市役所窓口での申請のいずれかになります。申請方法の詳細、基礎疾患の範囲等については、添付資料に整理しましたのでご覧ください。

次に、新型コロナウイルスワクチン接種におけるインターネット予約支援窓口の拡大についてです。
インターネットによる接種予約の支援窓口を、5月18日から市役所本庁舎、上郷支所、猿投支所、高岡支所及び足助支所に設けています。6月2日時点で、この5か所で合計920件の相談をいただいています。その結果、337件の予約に対応したという実績です。この相談窓口は、インターネット予約の操作はもちろんのこと、ちょっとしたワクチンに関する相談にも応えていますので、高齢者の不安解消の一助となっていると評価しています。
今後7月以降に集団接種の会場が拡大されてきますので、支援窓口の拡大も図ります。新たに開設する場所は、資料にあるとおり、高橋支所を始め7支所、開設日は資料のとおりです。これにより、市内の全11支所での支援ができるようになります。
現在は予約が取りにくい状況となっています。今、65歳以上の約10万人の皆さんが2か月の間に2回接種を受ける状況ですが、多くの皆さんは早く予約を取りたいと動きますので、予約が取りにくい状況が続いています。順次先々の日程の予約が開始されますので、コールセンターと合わせて、この支援窓口もご活用いただきたいと思います。少し予約が遅くなるということはあると思いますが、ワクチンの確保はしっかりとしてまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。

次に、第53回豊田おいでんまつりの各種行事の中止及び開催方法の変更についてです。
この表題が少し分かりにくいかもしれませんが、以前からお話しているまつりのスケジュールについては一旦中止とさせていただき、ただし、開催方法を変える形でなんとか年度内に何らかのものをやっていきたいと考えています。
実行委員会でも相当議論を重ねていただきましたが、地域及び来場者の健康と安全確保を第一に考えた結果、豊田おいでんまつりの各種行事、具体的には各地域で行うマイタウンおいでん、都心で行うおいでん総踊り、花火大会について中止することとなりました。
おいでん総踊りにあっては、これで4年連続の中止となります。平成30年度、令和元年度は悪天候により中止、令和2年度は新型コロナウイルス感染症により中止ということで、今年こそはと多くの皆さんが思ってみえたと思いますので、大変残念ですが中止とさせていただきます。
もう少し中止を決断した理由を説明しますと、1つは新型コロナウイルス感染症の感染者が増加している、最近で言うと高止まりしているということ、2つ目は重症化しやすい変異株が増加していること、3つ目はワクチン接種が市民の皆さんに幅広く行き渡るまでに今しばらく時間を要するということ、これらの理由から、安全に従来どおりの方法で開催することが困難と判断したためです。
ただし、多くの市民のみなさまが楽しみにしている、あるいはここ数年開催できないでいる、そして祭りというのは毎年開催することでいろんなことを継承していくということも非常に重要な視点ですので、なんとか安全に開催できる代替案を現在検討しているということです。
確定情報ではありませんが、現在議論にあがっているのは、おいでん総踊りについてはWEB等を活用した開催を考えています。WEBでただ単純につなぐだけでなく、踊り連の人たちがどんな思いでコロナ禍を過ごしているのか、どんな思いで踊りを続けているのか、どんな思いを未来に伝えていきたいのか、そういったことを踊り連の人たちに表現していただきたいと思っています。花火大会については、市内9か所程度、市内分散型で、それぞれの地域で、それぞれ地域の皆さんがコロナに対する思いをはせながら花火をご覧いただければと思っています。分散型ですので、どうしても時間が短くなりますが、地域の絆を確認し合いながらの花火大会ができないかと考えています。
できれば年末から年始にかけて実施できればよいという思いです。確定情報ではありません。詳細については、新型コロナウイルスの状況、あるいはワクチン接種の状況を見ながら、10月に開催の実行委員会で決定する予定です。

最後に、豊田国際紙フォーラムの開催方法の変更についてです。
豊田国際紙フォーラムについては、昨年開催する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で1年延期になりましたので、今年はどうしようかと実行委員会も悩みながら方向性を検討してきました。
令和3年9月から12月にかけて開催予定の「豊田国際紙フォーラム」について、開催方法を一部オンラインに変更するということを決定しています。
変更に至った経緯ですが、国際紙フォーラムにおいて国際会議を主催する「IAPMA(ヤプマ)」という国際的な紙の関係者による団体から、「世界的な新型コロナウイルスのまん延状況において日本への渡航は困難であり、オンラインにより開催してはどうか」との提案をいただきました。それを受けて実行委員会において、一部オンラインでの開催を決定したという経緯があります。
まず、メインイベントである国際会議については、会場での実施を取り止め、オンラインでの開催に変更します。YouTubeなどのツールを用い、国内外へ会議の様子等を配信する予定です。
IAPMAを始め、世界の紙にまつわる様々な展覧会については、会場での開催と併せて、オンラインによる映像配信を行うことで、直接来場しなくても多くの方に作品鑑賞が楽しめるよう機会の拡充に努めます。本来考えていた、豊田市に来ていただいて直接ご覧いただき、直接議論するという形態はもちろん望ましいですが、逆に言いますと今回のWEB開催は、地域や時間を選ばずに、様々な紙の関係者がWEBを通してこの豊田市での紙フォーラムに参加いただける、ご覧いただけるというのは、そう意味では実は可能性が広がったという部分もあります。WEBの利点を十分に生かして、WEBの開催でよかったと思っていただけるような開催を目指していきたいと思っています。
これら開催方法の見直しに合わせて、国際紙フォーラムの期間を当初の計画よりも短縮し、10月7日から10日までの4日間で凝縮して行いたいと思います。
新型コロナウイルス感染症が拡大する中ではありますが、おいでんまつりや国際紙フォーラム、いろんな工夫を凝らしながら、コロナ禍だからこそのイベントの開催に努めていきます。
 

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