2020年6月5日(金曜日)市長記者会見

ページ番号1038463  更新日 2020年8月31日 印刷

1.時間
午前11時~午後0時10分
2.場所
南51会議室
3.内容
  • 豊田市新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン
  • PCR検査体制等の強化
  • 地元企業と開発した間仕切りを救急車に設置
  • 「WE LOVE とよた 応援商品券」の配布を通じた生活支援
  • 6月市議会定例会提出議案

配布資料

市長説明

おはようございます。
定例の記者会見にお集まりいただき、ありがとうございます。
今日このマスクをつけてきましたが、これはトヨタ自動車のラグビー部ヴェルブリッツの皆さんが作られたマスクでして、このようにヴェルブリッツもそうですし、いろんな方々からいろんなマスクをはじめとしたご寄付をいただいております。この場をお借りして、まず冒頭お礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。

今日予定しました案件は、ほとんど新型コロナウイルス関係ですが、最初にその対応状況について、今日現在の状況をお話ししたいと思います。
まずは、陽性者の発生状況ですが、ご案内の通り6月2日に9例目が出ておりますが、ちなみに人口10万人当たりの陽性患者数は2.12人となっております。この2.12人、愛知県は実はこの数値が6.78人です。ですので、愛知県の中でも実は豊田市は比較的落ち着いた状況ではないかという風にこの数値を見る限りは言えるのではないかと思っています。

その次の検査実施件数ですが、2月12日から始まりまして、6月4日までの状況全部で516件の検査が実施されております。
ただ、これは516人ではないので、実人数とは少し違っております。あくまで検査件数です。
この中で4月9日からは豊田市の衛生試験所でも検査を開始しております。それまでは愛知県の衛生試験所のみの検査でした。豊田市につきましては、4月9日から開始をし、昨日の6月4日からはPCR 検査の機器を2台に増設をし、2台体制にしております。このことについてはまた後ほど触れますが、一台16検体という言い方をしていましたが、2台で40検体という言い方に少し変えています。機器の能力的には台数あたり20検体ぐらいが可能だという話ですが、これまでは16検体という言い方で通しておりましたので、今回から2台で40検体という言い方に変えておりますのでよろしくお願いいたします。

続いて、電話相談窓口件数ですが、電話相談についてはこれまで1月27日から6月4日までで4,097件の電話相談に応じています。最近の報道を見てみますと、国全体の最近のコロナウイルスのピークが4月1日頃だったのではないかと言われています。この豊田市における電話相談をご覧いただいても、やはりその頃からかなりの山がきているという風に見て取れます。ちなみに、国による緊急事態宣言が4月7日でしたので、当然その緊急事態宣言を受けて心配になった市民の皆さんが増え、一気に数が増えたという状況になっています。なお、愛知県が独自に宣言をしたのが4月10日、その後4月16日には国が宣言をしておりますので、やはりこの辺りが相談のピークになっているという印象です。

続いて、帰国者・接触者相談センターへの相談件数が4,140件ということで、この棒グラフの山の出方としてはやはり似たような傾向の中で数値が推移しているという状況です。
ただ、一般的な電話相談がかなりこの山を落としてきているのに対して、帰国者・接触者相談センターについては、やはりある程度のボリュームが続いているので、なんらかの症状が自覚できるような人たちは、やはり一定程度続いているのだろうという風に思います。ただそういう人たちは続いていますが、決して陽性の反応ではないという状況だという風に思っています。

続いて、支援策の取組状況です。ご案内の通り、4月23日に生活支援相談センターとそれから事業者支援相談センター、この二つにコールセンターと相談窓口とを設置しております。
まず生活支援相談センターですが、これまでの総件数としては4,820件の相談が寄せられています。ちなみに、電話が3,913件、窓口が907件という状況です。傾向としては5月の連休明けに相談が増えているということが見て取れると思います。主な相談内容ですが、多かったのが特別定額給付金、例の一人当たり10万円の相談です。それから住宅確保給付金など資料に書いてある通りです。窓口相談のうち外国人の相談が249件ございました。そのうちの6割は、住宅確保給付金や緊急小口資金などの生活相談ということです。やはり外国人の皆さんにとってはこういう相談窓口は必要だということを改めて感じています。

続いて、事業者支援相談センターの取組については、これも同じ4月23日から6月4日の間に1,541件、電話が1,249件、窓口は292件という状況です。主な相談内容は、休業協力金、例の市と県が協調してお支払いする50万円の休業協力金や豊田市が単独で支援させていただく一事業者10万円を前年同月比で25%以上の収入減であった場合の方達に対する支援金です。また、国がやっている持続化給付金、こうしたことについて相談が寄せられています。

その次の特別定額給付金の対応状況です。これにつきましては、給付状況は6月4日現在で6,451世帯、人数にして15,951人、金額にして合計15億9,510万円が給付済みになっています。この方達はすべてオンライン申請の皆さんです。オンライン申請が8,187件寄せられ、今のところ審査済みが7,536件ですが、そのうちの振込済みが6,451件という状況になっております。
郵送につきましては、今は随時受付が進んでいるわけですけれども、今のところ申請件数は111,843件で、審査済み件数が26,791件です。振込については、予めご案内している通り、6月10日から支払を開始してまいります。件数が多いので今現在で郵送申請の審査を職員50人体制で実施しています。今週と来週については土日に職員を動員して審査を実施していき、できるだけ速やかに支給ができるように準備を進めてまいりたいと思います。

続いて、市内経済の状況です。こちらは豊田商工会議所の2020年5月のLOBO調査、早期景気観測調査による結果です。状況としましては、5月だけで見ますと市内全体でマイナス75ポイント、業況見通しで6月から8月という期間に対しては 、84.2ポイントということですので、今現在、相当業績が落ちているということを感じて見える方が多いということと、加えてこの後の見通しも非常に慎重に見てみえるということが伺えると思います。
ですので、豊田市の構えとしましては、これからもかなりその市内の経済に影響が及んでくるだろうと。ですので、その辺りのテコ入れをどうするのかについて、色々考えていかなくてはいけないなと思っております。

あと、つなぎ融資のためのセーフティ保証認定件数ですが、これは新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、売上が減少している中小企業の皆さんが緊急つなぎ融資などを取るために必要な豊田市の認定件数です。今現在で1,610件となっているということと、やはりこれもゴールデンウイーク明けから急増しているという状況になっております。
先ほどの業況見通しと合わせて考えた場合に、この山がこのまま収束するのか、あるいはこの山がこのままなのかということは少し注意して見ておく必要があると思っています。

続いて、先ほど少し触れましたが、愛知県と豊田市が協調して実施しています、感染症対策協力金で、休業を要請した事業者に対する協力金についてです。これについては、6月4日現在の申請件数が、1,491件、7億4,550万円となっております。このうち既に支払済みが6月4日までで1,200件、6億円です。
今日の資料には載せていませんが、先に少し出ました、豊田市が単独で実施する中小企業等支援金の10万円につきましては、6月10日を目処に市のホームページなどで制度について改めて周知を図りたいと思います。それで、6月22日から7月31日を受付期間にして、申請していただいたら3週間を目処にできるだけ速やかに支払をしていくという事務スケジュールを今のところ考えております。

続いて、これは総括ですが、今回の新型コロナウイルス感染症対策としての関連予算の状況ですが、総額で68.5億円、このうち市の負担が54.9億円ということになっています。ちなみに内訳としましては、4月補正予算が14.7億円、6月補正予算が43億円、既決予算で10.8億円という内訳になっています。
これには例の一人10万円はもちろん含まれておりません。
この5月補正予算専決で433億円ということもありますので、実際に今回の新型コロナウイルスでいろんな形で豊田市の市民の皆さん、あるいは事業者の皆さんにお配りするお金というのは、この豊田市の68.5億円に加えて例の10万円の433億円も加えられますので、かなりの金額がこの新型コロナウイルスに対して市民の皆さん、事業者の皆さんにお届けすることになるということだと思います。

内訳を見ますと、市民生活への支援で17.2億円、市内事業者への支援で41.9億円、感染拡大防止対策で9.4億円、あとは市民生活の支援のところで先ほど申し上げた一人10万円の433億円が加わりますので、実質的に国、県、市全て含めて考えるのであれば、ここに433億円が加わって、豊田市全体としてはこういうような状況の中でなんとか今のこの新型コロナウイルスを皆さんで乗り切っていきましょうということだと思います。

続いて、予定してあります案件を順次説明します。
最初は、豊田市新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインについてです。お配りしております、A3横のカラー刷りのものをご覧いただきたいと思います。
最初にお断りしておきますが、このガイドラインは豊田市独自のガイドラインです。このガイドライン作成にあたって何らかのエビデンスがあるかというご質問があるとすれば、そういうエビデンスを持っているわけではございません。あくまでこれまでの新型コロナウイルスに対して豊田市が対応してきたことを踏まえて、将来を見越した時にこういうガイドラインを今現在で作成しておく必要があるだろうと。そのことによって第2波、第3波にあらかじめ備え、その時が来た時には速やかに豊田市として行動に移せる、そのことをあらかじめ行政はもちろんですけれども、市民の皆さんと確認を取っておきたいという考え方です。この構成は、警戒レベルを4段階で想定しています。ここに書いてある通り、警戒レベル1、県内で感染者発生から警戒レベル4の市内で感染蔓延まで。あとレベルの目安として、0人から9人以上。市民の皆様への周知・広報では感染注意情報発令から感染厳重警戒情報発令まで。こういった段階を追ったような想定をあらかじめしておこうということです。
今回の新型コロナウイルスのいろんなこれまでの経過を振り返った時に、冒頭の愛知県の10万人あたりの人数と豊田市の10万人あたりの陽性者数の人数について、豊田市が2.1人に対して、愛知県が6.78人ということを申し上げましたが、地域によってずいぶん事情が違うということを今回感じています。ですので、全国一律で考えるもの、愛知県一律で考えるもの、豊田市として考えるものということは、やはりその都度判断をする必要があるのではないかと思っています。とりわけ、今言った中で豊田市として対応するものというのは、やはり豊田市として考える必要があると思います。
一点経験したのが、豊田市は実は新型コロナウイルスが拡大する辺りの時に、公共施設をできるだけ閉めないでおこうという判断をしました。それは学校が休校したことに伴って、子どもたちはもちろん自宅待機が原則ですが、例えば図書館を利用したいだとか、あるいは必要最小限の体を動かしたいだとか、というようなことに対して、果たして一律で閉じてしまうということが本当にいいのかという議論は実は中でしています。ですので、できるだけちょっと踏ん張って開けておこうという判断をしましたが 周辺の自治体が閉鎖してしまうと、そういう人達が実は豊田市に来てしまって、すごく密な状態になってしまうという状況を経験しています。ですので、今回緊急事態宣言が解除され、次のステージに行くにあたって、豊田市は実は5月中は例えば図書館にしてもいろんな公共施設の利用者を豊田市民に限定をさせていただきます、ということをさせていただきました。豊田市民に限定をさせていただいて、できるだけそれぞれの施設が混乱のないように次のステージに移行できるようにしたいということを前面に出してお願いをしました。ですので、そういう様なことも可能性としてあるのではないかという風に思っています。どこまでそういうことが可能かどうか分かりませんけれども、今後の事を考えた時にやはりそういう判断をいつも豊田市としてする必要があると思っていますし、そのためにもこういうガイドラインをあらかじめ想定して常日頃から議論ができるようなそういう状況にしておきたいという風に思っています。

それでは続いて、2点目のPCR 検査体制等の強化についてです。
これにつきましては3点ございます。まず一つ目が PCR 検査所の開設準備です。
今現在 PCR 検査所は愛知県が取組をされていて、先日も豊明で県が設置をされましが、今現在は豊田市の案件はそちらの方で対応するという愛知県の中のエリア分けになっております。
この際、将来的な第2波、第3波を想定した時にはおそらく必要になるであろうと思っていますので、豊田市としても独自でPCR 検査所を開設する方向で準備に入ります。これは、当然豊田加茂医師会をはじめ地域の医療機関との連携が不可欠ですので、そうしたところとも連携をしながら、協力体制を築きながら検体採取を行う PCR 検査所の開設に向けた準備を進めてまいります。ただ、今現在、検体の採取方法、開設の場所・時期などそうした事の詳細は、関係者でワーキンググループを作って詰めている状況ですので、決定次第改めて公表をさせていただきます。

この項目2点目が、豊田市衛生試験所における検査体制の強化です。これは先ほども触れた案件です。豊田市の衛生試験所で行っている検体検査を強化するためにリアルタイム PCR 検査システムを1台追加導入しています。このことにつきましては、実は昨日から活用を開始しております。このことによってこれまで1日あたり16検体の検査でしたが、これで1日あたり40検体の検査が可能となってまいります。

この項目3点目は、感染症患者移送用車両の購入です。新型コロナウイルス感染症患者および感染の疑いのある患者のうち、自家用車での移動ができない方、こうした方を帰国者・接触者外来に移送するための車両を1台購入しました。これは先日5月26日に豊田ロータリークラブから寄贈されました車両と同じ機能、飛沫循環抑制機能、この機能を装備したものです。今後は既存の車両も含めて3台体制で運用してまいります。これらの取組を通じて保健所の体制を強化してまいります。

次の項目は、地元企業と開発した間仕切りを救急車に設置という項目についてです。この取組は愛知県下では最初になります。おそらく全国的にも最初の取組ではないかと思っています。本市では新型コロナウイルスの感染防止対策を強化して市民の皆さんを安全に救急搬送できるようにするために、救急車の運転室と傷病者室の空間を区分けする間仕切りを、地元の企業であります新明工業株式会社さんと共同開発して、全ての救急車21台に設置してまいります。これは既に消防庁から運転室と消防車室との区分に配慮する旨の通知を受けております。このことに対していち早く対応するもので、6月中旬を目途に設置が完了する予定です。本市のように設置型の間仕切りを設置するのは先ほど申し上げたとおり愛知県下では初。全国でもおそらく初ではないかと思っています。
救急車における間仕切りにつきましては、これまではビニールによる養生で対応しておりましたが、今回アルミ製のパネルと扉を設置することで、優れた密閉性を確保でき、運転室と傷病者室の確実な区分けが可能となってまいります。
主な効果としましては、運転室と傷病者室の区分けをすることで、運転手である救急隊員への感染を防ぐことができるだけではなく、運転手はゴーグルや感染防止衣の着用が不要となり、十分な視界が確保できると共に、暑さ対策など負担の軽減が図られるということです。つまり、これまでは運転手がそれなりの装備をしなければならなかったのですから、運転上の支障ですとか、暑さ対策などいろんな意味において、今回のこの取組によって解消されるということです。また、消毒等の感染防止対策を要する時間を短縮でき次の救急出動にも素早く対応できるので、市民の皆さんの安全確保にもつながってまいります。なお、この扉は取り外しができますので、これまでと同様の使い方も当然ですけれども可能となっております。今日は実際に間仕切りを設置した救急車を庁舎駐車場に用意しております。会見終了後に担当がご案内しますので、ぜひそちらの方も取材をお願いいたします。

続いて、WE LOVE とよた 応援商品券の配布を通じた生活支援です。
このWE LOVE とよた 応援商品券につきましては、6月市議会定例会に補正予算案として本日提出した議案の一つになっております。このことについて、前回5月15日の記者会見でも公表しておりますが、豊田市では市内の経済の回復を目指すために、WE LOVE とよた 応援商品券の発行を予定しております。補正予算案として約5億円を提出しております。
この取組にあわせて、新型コロナウイルス感染症により経済的に影響を特に受けている子育て世帯を支援するために、WE LOVE とよた 応援商品券を市で購入し、準要保護者等延べ2,800人へ配布することといたしました。児童生徒一人につき1万円、プレミアムが2,000円付きの商品券を一冊。発行開始後速やかに郵送にて配布する予定で、予算規模としては3,100万円余を見込んでいます。
今回配布します準要保護者の定義については、資料にも掲載しておりますけれども、準要保護者のみを対象としましたのは、要保護者については休校中の給食費実費相当分が生活保護費に上乗せして支給されています。ですので、実は給食があれば準要保護者には給食費が支給されますが、給食がなかった分についてこの機会を捉えて支援をさせていただこうというものです。

私からは以上です。

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