2019年2月15日(金曜日)市長記者会見

ページ番号1029410  更新日 2019年2月21日 印刷

1.時間
午前11時~正午
2.場所
南72委員会室
3.内容
  • ラグビーワールドカップ2019に向けた防犯カメラの設置について

  • 藤嶋昭さんの「WE LOVEとよたスペシャルサポーター」への任命及び講演会の開催について

  • 平成31年度当初予算の概要について
  • 3月市議会定例会提出議案について

配布資料

市長説明(要旨)

おはようございます。定刻までにお集まりいただきありがとうございました。

個別の案件に入る前に、豚コレラの件について触れさせていただきます。ご案内の通り、豊田市内の豚飼育農場において、2月6日(水曜日)豚コレラの発生が確定し、愛知県が主体となって行った防疫措置は、2月12日(火曜日)に完了しております。この完了に向けては、愛知県職員、自衛隊、豊田市職員、自治区や業界団体など多くの市民の協力を得て12日を迎えたところです。報道等でも伝えられている通り、「豚コレラ」は、豚やイノシシの病気であり、人に感染することはありません。感染した豚肉等が市場に出回ることはありませんが、仮に、感染した豚肉等を摂取しても人体には影響ありません。豚コレラのまん延防止に関しては、豊田市として消石灰の配布などすでに豚飼育農家に支援を行っていますが、今後引き続き農家の声を聞きながら、さらなる支援を検討しているところです。あわせて、感染経路の究明に関しては、現在国の疫学調査チームの結果を待つところです。早急な感染経路の究明に期待しています。今後は、市民の皆さんの様々な不安解消に努め、安心な「とよたの農業」を推進していきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

それでは、案件の一つ目、ラグビーワールドカップ2019に向けた防犯カメラの設置について説明いたします。豊田市は、ラグビーワールドカップの開催も見据え、現在、豊田スタジアムや豊田市停車場線などの公共空間へ、防犯カメラの設置を進めています。これは、安全安心なまちづくりを目指すとともに、市外や海外からの来訪者にも安心して豊田市に滞在していただけるよう、そうした体制を整えることを狙いとしたものです。具体的な設置箇所については、裏面の図面を見ていただきますと、まずはマルをつけた8か所、凡例では「豊田市停車場線等」と記載してありますが、これらの箇所に合計14台の防犯カメラを設置します。また、シカクをつけた箇所、凡例では「豊田大橋右岸橋詰(はしづめ)」と記載してありますが、こちらにも4台の防犯カメラを設置します。これらにより、豊田市駅から試合会場となる豊田スタジアムへの導線、ファンゾーンとなるスカイホール豊田への動線における防犯機能の強化を目指します。それから、来訪者が多く集まる場所であるスカイホール豊田に9台、豊田スタジアムにも117台の防犯カメラを設置し、来場者の安全確保を図ります。防犯カメラの運用開始日については、それぞれ異なっており、停車場線等とスカイホール豊田が3月1日、豊田スタジアムが3月16日、豊田大橋が8月を予定しています。今回設置する台数は合計144台ですが、全て7年間のリース契約であり、必要となる費用は、1月あたり約154万円を見込んでいます。その他、安全・安心なまちづくりに向け、市内都市公園や運動公園16か所にも合計22台の防犯カメラを設置していきます。

続いて、藤嶋昭さんの「WE LOVEとよたスペシャルサポーター」への任命及び講演会の開催についてです。本案件は、1月の記者会見でも中日新聞社からご質問・ご提案をいただいています。だからと言う訳ではありませんが、実は平行して検討を進めていまして、このたび 藤嶋昭さんを「WE LOVE とよたスペシャルサポーター」へ任命することになりました。藤嶋さんは、年に100回以上、全国各地で講演されており、その講演の中で、足助で過ごされたご経験や豊田市について発信していただくことを期待しています。任命式は、3月9日(土曜日)午後1時30分から名鉄トヨタホテルで行います。任命式終了後には、スペシャルサポーターへの任命を記念して、藤嶋さんによる講演会を引き続き同じ会場の名鉄トヨタホテル「金扇の間」で行います。演題は「わが人生は佐切小学校からスタート ~そして今は光触媒の研究を楽しんでいる~」です。1月に開催した「藤嶋塾」は、かなりの好評を得たものの、参加者を限定しての取組でした。それに対して、今回の講演会は、広く参加者を募るものです。多くの市民の皆様にご参加いただきたいと思います。申込みは本日からです。また、同じくサポーターへの任命を記念した取組として、中央図書館に 藤嶋さんにちなんだ書籍の展示コーナーを設けます。藤嶋さんの数多くの書籍や、藤嶋さんが推薦される図書も貸し出しますので、こちらについても多くの市民の皆様にご利用いただきたいと思います。

続いて、当初予算について説明させていただきます。平成31年度当初予算の概要ということで、まずは予算の総額についてです。平成30年度と比べまして、40億円の増、2.2%の増の、1,843億円としました。ちなみに、この金額は過去2番目の規模となっています。ちなみに過去の最高は平成28年度の1,859億円です。この平成28年度の時は税収がよかったものですから、そのことが反映されたということです。予算編成のポイントですが、一つは、「元気で明るいまちづくり」、もう一方で、「安全・安心なまちづくり」。この2つの柱をしっかり掲げて、バランスのとれた予算編成を目指しています。こうしたことで、「ミライのフツー」を実現するまち、というところに持っていきたいということです。この「WE LOVE とよた」という気持ちを市民の皆さんと共有する中で、この2つの柱で予算を組みましたので、ぜひこんなまちを実現したいという思いです。

「元気で明るいまちづくり」について何点かご紹介したいと思います。一つは、「2019とよたの秋がおもしろい」です。詳細は資料をご覧いただければと思いますが、今年のとよたの秋がどういう状況になっているのか、といいますと、まずは、ラグビーワールドカップの試合会場に足を運んでいただいて、生で試合をご覧いただくという楽しみ方が豊田スタジアムです。生では見ないけれどもラグビーが大好きでいろいろなラグビーファンと一緒に楽しみたい方たちは、このスカイホール豊田がファンゾーンとして設けられますので、こちらでお楽しみいただく。加えて、ラグビーに対してはあまり関心がないけれども、このラグビーワールドカップのこの4年に一度、一生に一度のこの機会を、ぜひいろいろな人たちと楽しみたいという方たちは駅前の停車場線のこの通り、矢作川の河川敷、こうしたところで楽しむことができます。そういうような三段構えで考えています。当然、ラグビーファン、豊田スタジアムでご覧になる方も、この駅前通りのお楽しみや、スカイホール豊田、最後に試合会場で試合を観戦される、試合が終わった後でまたこのまちなかで楽しむことができる。一日いろいろな楽しみ方ができるという取組にしてまいります。加えて、豊田アートプログラム2019では、おいでんアート体験フェアや美術館でのクリムト展が予定されています。このスポーツと文化、この2つが車の両輪となって今年の豊田の秋は楽しめるという、こんなような、これもある意味、秋のミライのフツーというような感じですが、そういう秋を目指してまいります。それから、「元気で明るいまちづくり」の個別の事業ですが、新規と拡充を中心に触れてまいりたいと思います。文化・スポーツ・観光では、MICEを活用したプロモーション戦略の検討とありますが、これは検討ですので、今現在では具体的なことは申し上げられません。それからラリーを活かしたまちづくりについては、世界ラリー選手権の日本での開催が期待されています。来年です。ガズーレーシングといった地方ラリーの選手権も予定されていますので、こうしたモータースポーツの可能性についても、豊田市として、クルマのまちですので、取組を深めてまいりたいと思います。都市基盤整備につきましては、計画的に着実に取組を進めていく項目になりますので、新規・拡充ということでもないですが、金額的にもありますし、豊田市の骨身としても非常に重要な取組ですので、計画的に着実に取組を進めてまいります。産業の誘致につきましては花本産業団地、南部地域、豊田東IC周辺、南部地域は少しバクッとしたエリア設定になっていますが、特にこの3つの地域に着目した産業用地の整備などについて具体的に取組を進めてまいります。続いて、未来都市の実現に向けてということですが、これは実装事業と書いてありますが、今までいろいろな実験や実証という言い方でやってきたものを、いよいよ世の中で現実のゆるやかな世界で展開をしていくという意味で実装事業という言い方をしています。一つは、コネクティッドカーの情報を活用した路面状況調査です。これは昨年トヨタ自動車さんと連携してどんなことができるのかという実証を行いましたけれどもある程度めどが立ちましたので、いよいよ実装の段階で取組を進めていこうと思います。燃料電池バスSORAの運行につきましては、今現在は旧来型の燃料電池バスを走らせていますが、次世代型の、来年の東京オリンピックパラリンピックを目指して開発されている車ですが、これを先行して豊田市に導入して基幹バス路線ですとか、ラグビーワールドカップの時のシャトルバスとして活用してまいります。それから実装事業の前段階の実証事業としては、新しく、公道を活用した自動走行実証実験に取り組んでまいりますが、具体的なところは未定です。それから、MaaS-Cityとよたの検討ということですが、これも現在のところ具体的なところは未定です。MaaSは、クルマを単なる移動手段ではなく、様々なサービスの媒体として捉える考え方です。このことについて、豊田市としてどんな可能性があるのかということについて検討してみたいと思います。

そして次の項目で、もう一つの柱であります「安全・安心なまちづくり」です。歩行者保護モデルカー活動、高齢者への交通安全対策といった旧来従前から進めている取組ではありますが、継続して取り組むことが必要だということについては、これからもしっかり予算付けをしながら取組を継続してまいります。それから、市民向けの気象情報サイトの開設と、災害対策本部情報収集体制の強化について新規に取り組みます。市民向けの気象情報サイトは、地域や個人がどういう避難行動をするのか、どういう備えをするのかについて、広域の情報はありますが、狭域の情報がなかなか入らないという課題がありますので、そこのところをクリアーにできないかという取組です。災害対策本部情報収集体制については、災害対策本部がより具体的な情報を入手する中で、適切な対策を講じようとしたときの、地域ごとのいろいろな情報、今はSNS上でいろいろな情報が出てきますので、そうした情報をAIで解析して、その中から有用な情報を抽出して災害対策に生かしていくという、そういう取組にチャレンジしたいと思います。次は、保健・医療・福祉という、これも重要な項目です。このなかで新規の事業ですが、訪問看護師人材育成センターなるものを新設して、この人材育成センターの運営に対して豊田市としても負担金を支出するという予算です。ここ数年医療センター、藤田医科大学、豊田市が協定を結び、連携を取りながら在宅療養の仕組みづくりの構築に取り組んでいます。医療センターを核にして、これから在宅療養の仕組みを拡大していきますが、その際に課題になっているのが訪問看護師不足です。この訪問看護師をどうやって確保するのかというのが、これから在宅療養を進めるうえで非常に重要なポイントになっていますので、その仕組みづくりに取り組んでいこうというものです。豊田地域医療センターが核になって進めていくものです。また拡充となっていますが、この在宅療養を進めていくうえで、先進技術を活用しようという取組も充実してまいります。例えば、タブレットを使ったオンライン診療のモデル実証や医療センターを拠点としてロボット技術を活用した地域リハビリテーションの展開、こうしたことを藤田医科大学の協力もいただいていますが、こういう取組も進めてまいります。地域包括支援センターについては益富地区に新規に開設してまいります。これで全地域に地域包括支援センターの設置が完了します。保健・福祉・医療の、次の項目の中では、認知症高齢者等への支援です。認知症の高齢者はこれから実数が増えてくるという予測をしていく中で、問題になっているのは、認知症の方の行方不明時の事故のときの損害賠償、これが社会的な課題になっています。この損害賠償請求について、市が保険に加入することで新たな支援をしていこうという取組を始めてまいります。それと若年性認知症の方の社会参加の機会創出についても、具体的には申し上げられませんが、こういったことについても取組を進めていこうと思っております。障がい者の方の日中活動場所整備については、南部の一次救急診療施設に併設する形で取組を進めているという話は出ていますが、県営手呂住宅跡地での日中活動場所の建設に向けた取組も進めています。重症心身障がい者等への支援についても、当事者のご家族や本人にとっても非常に大きな問題ですので、医療型短期入所に対する補助を実施してまいります。合わせて、暮らしを支えるコーディネーターを配置して、支援体制を強化してまいります。子ども食堂の関係ですが、これは今、それぞれの地域の実情に応じていろいろな団体が子ども食堂、あるいは孤食の課題に対して取組を進めていただいておりますが、そういう取組に対して、食の安全面を確保するための補助金を新設してまいります。こういう取組を行政がすることによって地域でのいろいろな活動がさらに活発になるということを期待している状況です。この子ども食堂の取組には、社会福祉協議会がかなり力を入れていただいていますので、この社会福祉協議会の中にあるボランティアセンターの体制強化に対して支援を拡充してまいりたいと思っております。安全・安心なまちづくりも子育て・教育も非常に重要です。幼稚教育・保育の無償化については、国の制度に伴う支出です。ただ市民の皆さんも非常に関心が高いと思いますので、資料としては掲載しております。待機児童対策に対して、住吉こども園、高嶺こども園のそれぞれ改修・改築によって受入枠をさらに拡大してまいります。子育て支援サービスの充実ということで、産前産後の子育て家庭が安心して出産、育児ができるようなヘルパー派遣、双子などの多胎児、昨年不幸な事故がありましたが、そういう多胎児の妊婦に対する健康教室を新たに実施してまいります。この多胎児に対する取組はこの予算化するもの以外にもいろいろありますので、また機会を見て情報提供させていただきます。放課後児童の健全育成につきましては新たに3つの小学校にクラブを開設するということと、需要の高いところにつきましては施設の新築工事を実施してまいります。

あとは数値的なものになりますが、これは歳入と歳出それぞれの対前年度との減額要因と増額要因の比較をお示ししたものです。こちらは、市税の動向です。市税収入の推移を示したグラフがでこぼこしているのが豊田市の特徴ですが、特に大きいのは法人市民税の動きについて、市の年度の取扱い方と企業の会計のタイミングとのズレが生じますので、毎年こうした動きがあるといこうことです。

市債については、私が市長に就任したのが平成24年ですが、その頃はリーマンショックがあり、その後に東日本大震災があり、日本全体の経済情勢が不安定な状況の中で、豊田市は市債をしっかり借り入れて、基金をできる限り取り崩して、予算額を確保し、予算総額の激減による市民生活への影響を極力最小化しますという財政運営をしてきました。その結果、市長就任当時の市債残高は900億円くらいありましたが、その後景気の動向や財政運営の工夫をする中で、徐々に減らして、平成31年度末時点では545億で、そういう減らし方をしてきました。反対に基金は、平成24年に状況が悪くなりましたので、とにかく基金を取り崩して、歳出にあてがうという状態が平成25年まで続き、その後徐々に持ち直す中で、基金残高を確保してきている状況にあります。ですので、市債の残高を減らし、基金を増やす、こうした財政運営をすることによって、近い将来、法人市民税や地方交付税などの話があり、豊田市として厳しい財政状況が見込まれますので、そういう将来にあらかじめ備えておいて、ソフトランディングできる体制を整えているという状況です。歳出の特徴では、市債残高を減らしてきていますので、あわせて借金の返済、つまり公債費を減らすことができています。この公債費が減るということは、それだけ歳出にあてがう部分が増えるということですので、他の歳出の項目に振り分けることができるため、市債残高を減らすということは歳出にもいい影響を与えるという考え方を持っています。歳出の性質別については、特に普通建設事業については、個々の事業が終了する、新しい事業が始まるということを毎年繰り返していますので、そういう増減が毎年あります。歳入の確保については、ここに書かれている通りです。爆発的な効果が現れる取組はなかなか難しいですが、あきらめずにしっかりと毎年いろんな工夫をする中で、財源の捻出をしていきたいと考えています。今後の財政見通しですが、これはどの時点をベースにして減額をはじくのか、基準とする年度によってもずいぶん変わってきますので、これはあくまで平成31年度当初予算ベースで試算していますので、その点をご理解ください。あと、普通交付税の推移ですが、平成27年度は65億円だったのが、33年度には0円になる見込みです。これは制度的な話ですので、これを前提に、あくまで「入りを量りて出ずるを制す」という財政の原則で今後もやっていきたいと思っています。

私からは以上です。

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