2018年2月16日(金曜日)市長記者会見

ページ番号1023032  更新日 2018年10月15日 印刷

1.時間
午前11時~正午
2.場所
南72委員会室
3.内容
  • 無料無線LAN(Wi-Fi)の利用環境の拡大について
  • とよた市民の誓い制定40周年記念シンポジウムの開催について
  • 平成30年度当初予算の概要について
  • 3月市議会定例会提出議案について

 

配布資料

市長説明(要旨)

おはようございます。予定している案件の説明の前にご挨拶兼ねて別件を情報提供させていただきます。ラグビーワールドカップが来年に迫ってきました。17日から22日にかけて議長と一緒にニュージーランドを訪問します。訪問先はオークランド市で、公式旅行代理店のオール・ブラックス・ツアーズ社、ニュージーランド観光協会、ニュージーランドラグビー協会、在オークランド日本総領事館、雑誌社などを予定しています。豊田市の観光資源をPRするとともに、本大会期間中には是非豊田市に滞在していただきたい旨をお伝えするつもりです。ちなみにニュージーランドは来年10月12日にイタリアと対戦します。それから、現在韓国の平昌でオリンピックが開催されていますが、それに合わせて豊田市ゆかりの選手を応援するパブリックビューイングを開催しています。2月17日には宇野昌磨選手がフュギアスケートに出場しますので、JAあいち豊田本店のふれあいホールでパブリックビューイングを開催します。時間は午前9時50分から午後2時25分です。宇野選手の滑走は午後1時以降が想定されています。実は宇野選手から本人の関連グッズが提供されることになりました。先着500名に選手カード、先着200名にイラストシール、パブリックビューイング終了後に抽選会を行い、3名にサイン色紙が贈られます。これを情報提供していただくことで、一人でも多くの皆さんにお越しいただき、宇野選手を応援できればと思っています。ちなみに宇野選手はわがまちアスリートですが、中京大学の学生でトヨタ自動車にも所属しているため、とりわけ豊田市にゆかりがある選手です。また2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて新国立競技場の整備が進んでいます。この競技場に全国47都道府県からそれぞれ材木が持ち込まれ整備に使用されます。愛知県からは豊田市から伐採した杉が使用されます。これについては本日報道発表資料を投げ込みさせていただきましたので、ご確認いただき、是非取材をお願いします。さらに、今月25日には「WE LOVE とよたフェスタ」がスカイホール豊田で開催されますので、こちらも取材していただけるとありがたいです。このフェスタは今までにない規模の市民主導型のイベントになっています。行政がほとんどタッチしていない状況の中で展開されますので、まさに豊田市の市民力が生かされるイベントです。私も関心を持って見ています。

それでは本日予定されている案件を順次ご説明します。まずは無料公衆無線LAN(Wi-Fi)の利用環境の拡大についてです。来年のラグビーワールドカップを挙げるまでもなく、現在はどこの都市も集客力が見込まれる場所でのWi-Fi環境をどう整備するかが課題になっています。豊田市は、2019年のラグビーワールドカップ開催を契機に、一気に都心をWi-Fiフリーの環境にする予定です。その際、市だけでなくひまわりネットワーク株式会社及び株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスとの連携により、最大約800アクセスポイントを目標に利用環境を整備していきます。ちなみに、費用は一部昨年の12月補正予算で措置していますので、既に順次整備が進んでいる状況です。今回の整備のポイントは、3点です。1点目は、豊田スタジアムにおいて、スタンド全席に加え、コンコースやイベント広場でWi-Fiの利用が可能となります。これは、株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスが豊田スタジアムに自社のWi-Fiを整備するのにあわせて、「ToyotaCity_Free_Wi-Fi」を利用できるようにするもので、平成31年3月の運用開始を目指しています。2点目は、豊田市駅周辺から豊田大橋までの区間を、“Wi-Fiストリート”として環境整備します。これについても、豊田市が整備するWi-Fiに加えて、ひまわりネットワーク株式会社が設置しているアクセスポイントを活用し、「ToyotaCity_Free_Wi-Fi」を利用できるようにするもので、2018年6月の運用開始を目指しています。3点目は、中心市街地の豊田市駅前広場、能楽堂・コンサートホール、足助地区を始めとする主要観光施設などに加え、市内の全鉄道駅周辺や商業施設など、市内全域にWi-Fi利用環境を拡大していきます。これも、豊田市が新たに整備するほか、ひまわりネットワーク株式会社及び株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスが既に設置しているアクセスポイントを活用して「ToyotaCity_Free_Wi-Fi」を利用できるようにするものです。豊田市のWi-Fi環境の整備は、市だけでなく、民間も共にWIN&WINの関係で整備をするという考えで進めていきます。

2点目は、豊田市民の誓い制定40周年記念シンポジウムの開催についてです。日時は3月4日で、豊田産業文化センターにおいて「記念シンポジウム」を開催します。この「豊田市民の誓い」については1978年3月1日に制定されました。一般的には市民憲章と言われるものです。40年経った今でも、地域活動や行政計画の“みちしるべ”として大きな役割を果たしています。シンポジウムのテーマは「市民の心を未来につなぐ」です。主な内容は3点です。1点目は、記念シンポジウムの開催です。総合コーディネーターの澁澤寿一さんによる基調講話をお願いしています。2点目は「協賛分科会」の開催です。市民の誓いを実践する市民活動団体が、独自に5つのテーマを設定し、講演会や勉強会を開催します。そのうちのひとつ「バーチャル市役所実現企画」を紹介しますと、杜若高校の生徒が市役所職員の立場で政策提案した事業を実現するため、ラグビーワールドカップ広報車の試作や、豊田市産茶葉を使用したうどん作り体験を行います。3点目は、公募市民40人による創作劇、感動の玉手箱劇場「虹かかる街」の上演です。市民の皆さまが約3か月にわたり稽古を重ねて作り上げられましたので、ぜひご覧いただきたいと思います。なお、クロージング(分科会報告)では、市民の誓い本文の5項目を歌にした「市民の誓いのうた」を発表します。作曲者である市内在住の全盲の高校生 上田若渚(うえだわかな)さんが舞台で歌います。上田さんは「メイン分科会」のひとつ「今の自分を明日につなぐ力」において、事例発表も行います。「豊田市民の誓い」は40年経ちますが、決して押しつけや強制するような取組は行ってきていません。推進協議会の皆さまの話を聞いても、この歌をいきなり広めるようなことは考えておらず、こういった取組を皆で共有して、今後話し合っていこうというゆるやかなスタンスですので、その点をご理解いただければと思います。

次に、平成30年度当初予算の概要です。今日は予算編成にあたっての基本的な考え方を中心にしてお話ししようと思います。30年度の一般会計当初予算の総額は1,803億円、過去2番目の規模になっています。ちなみに過去1番は、平成28年度の1,859億円です。まず予算編成のポイントです。何よりも2019年のラグビーワールドカップがございます。ただラグビーワールドカップがゴール、それ自体が目的というわけではなく、こういうビッグイベントを契機にして豊田市のまちづくりをどう発展させていくのかということがポイントだと思っています。とはいうものの、そういうことだけではなくて、「元気で明るいまちづくり」「安全・安心なまちづくり」のこの2つをとりわけバランスを取った予算編成をしたいと思いまして、また、仕事をする上でもこの2点を念頭に置きながら仕事を進めたいという考えを持っています。その前提は現状あるいは将来に対する危機感、この豊田市が抱えている危機感をしっかりと皆で共有しようと、しかし一方でこの豊田市の将来について希望をみんなで共有しましょうと、その上で具体的な行動をという考えです。偶然ですが3つのK「危機感」「希望」「行動」です。こうした考えで、この2つを柱に置き、そのベースとして、やはり豊田市に対する愛着や郷土愛やこだわりなど、そういうものを持たないと気持ちが一つになりませんので、「WE LOVE とよた」をますます深化しようと、そして「わくわくする世界一楽しいふるさと・豊田市」を目指したい、という気持ちで平成30年度の当初予算を編成しています。

はじめに「元気で明るいまちづくり」ですが、まず都心をどうするのかという視点があります。都心は、昭和63年に豊田市駅、新豊田駅の間の、あのツインタワーのビル、今松坂屋などが入っているビル、そこの再開発が豊田市の都心の再開発第1号です。それから30年ほどかけて5つの再開発を完成させて昨年の11月にKiTARAが完成したという経緯であります。都心の整備がいよいよハードとしては最終段階に来ているという認識です。来年度につきましてはそれに加えて拡充ということで矢作川水辺プロジェクトの実施という、矢作川にもいよいよ取組を進めてまいりたいと思います。さきほどWi-Fiもありましたが、豊田市の都心から矢作川まで、そしてスタジアムという整備が進んでおりますが、その間の矢作川をどう生かすかというのが長年の懸案でした。いろいろなグループの皆さんがいろいろな取組をしていますが、そういう取組とぜひ一緒に矢作川を描いていきたいと思っております。幸いこの矢作川は、ボランティアの方々が入って樹木の伐採などしていただきました。そういうこともあって、国土交通省の力も借りまして、ずいぶん環境も変わりましたので、いよいよ水辺プロジェクトということで具体的に動いていこうと思っております。

「元気で明るいまちづくり」の2点目は観光・国際化、3点目は文化・スポーツ、4点目は都市基盤整備、あとはラグビーワールドカップ。「元気で明るいまちづくり」という切り口では今申し上げたその柱立てで整理がされています。観光・国際化では、いずれも拡充ですがいよいよ外国からのインバウンドを想定して多言語化ですとか、あるいは外国人観光客の受け入れ環境の向上といった視点で来年度は重点的に進めていきたいと思っております。それからトイレの洋式化の推進ということで、これはまちなかもそうですが、外国から見えた方に、まちなかにとどまらずに市内各所でいろいろ楽しんでもらおうとしたときの、各施設のトイレの洋式化というのは必須ですので、これは民間の宿泊施設も含めてトイレの洋式化に対しては積極的に進めていこうと思っております。文化・スポーツで言いますと、まずは豊田スタジアムです。豊田スタジアムは完成してから16年目になるのですが、16年前の施設ですのでいろいろなところが古い仕様になっています。この際、ラグビーワールドカップを契機にして豊田スタジアムのレベルをもう一段上げようという、そういう考え方でいます。それから、拡充の市民アートプロジェクトの実施ですが、これは19年のラグビーワールドカップ、20年の東京オリンピック・パラリンピックも含めて、スポーツが前面には出ますが、合わせてどういう文化・芸術の事業を進めていくのか、どう市民参加型で進めていくのかということは大きな課題でありますし、重要な取組ですので、こういった市民アートプロジェクトの実施ということにつきましても平成30年度に進めてまいります。都市基盤整備につきましては、市内全般です。この中でラグビーワールドカップ関連で言いますと、愛知環状鉄道ICカード乗車券システムの導入です。これは、株式会社愛知環状鉄道の事業ですが、愛知県や沿線の4市も協力してお金を出し合ってしっかりとラグビーワールドカップに間に合うようにIC化を進めていくという計画ですので、豊田市としても応援していきたいと思います。次はラグビーワールドカップの関係ですが、30年度はまずは6月に日本代表戦がございます。対戦相手はジョージアです。それから4大学、早稲田、慶応、明治、同志社の4大学の交流戦が同じく6月に開催されます。それから交通輸送、警備、ファンゾーンなどの計画策定にも入ってまいります。500日前、1年前のイベントも展開しながらどんどん盛り上げを図っていきたいと思っております。

一方で「安全・安心なまちづくり」ということも欠かせません。「元気で明るいまちづくり」を進めようとすればするほど、足元をしっかりと固めなければいけないという認識を持っています。その意味では、まずは典型的な安全・安心なまちづくりの3本柱の交通安全・防災・防犯です。ただ防犯は予算的に主だったものが出ておりませんのでここには掲載してありません。その関係で見出しも交通安全・防災と整理されているとお取りいただければと思います。交通安全につきましては歩行者保護モデルカー活動を引き続き、企業、事業者、市民の皆さんと一緒に取組を進めていきたいと思います。それから、高齢者の交通安全対策です。昨年、あるいは今年に入ってからも、交通事故の状況を見ていますと、高齢者の事故がやはり多いなという印象は否めませんので、高齢者に特化した安全対策の推進を図ってまいります。それから防災ラジオの普及については、新規ということでずいぶん多くの皆さんに申込みいただいていますので、今回は当初予算で上げておりますが、どこかの段階で補正予算をお願いすることになるかもしれない、といった状況であります。保健福祉も、「安全・安心なまちづくり」という意味では、市民の皆さんにとってはとても重要な取組です。ここでは、健康と福祉の相談窓口の運営ということで、昨年高岡支所の中に相談窓口を設置しました。それを踏まえて平成30年度は猿投支所に、新たにもう一か所設置してまいります。それ以後につきましては高岡、猿投の状況を見ながらまた判断していこうと思っております。また新たに産学官連携による先端技術を活用した在宅療養の推進に取り組みます。これはロボット技術を活用して在宅療養支援を進めていこうということですが、まだ事業スキームを調整中ですので、今の段階ですとこのくらいの書き振りでご理解いただきたいと思います。認知症高齢者の支援ということで、かえるメールとよたの取組に加えてGPSを使った取組も進めることで、より徘徊の方への対応をスムーズにしていこうという考えです。また「安全・安心なまちづくり」でもう一つ子育て・教育についても市民の皆さんが安心して暮らせるまちという意味ではとても重要です。この中では新規で小中学校へのエアコンの整備を挙げています。まず平成30年度はすべての中学校の整備についての設計を実施してまいります。全部の小中学校に整備が進むのは3年かかると思っています。校数が多いのでご容赦願いたいと思っております。次に、子どもの貧困・孤食対策の推進ということで、豊田市はパーセンテージから言うと全国平均より低いのですが、課題としては豊田市も抱えていますので、子どもの貧困・孤食対策も推進してまいりたいと思っております。それから、とよた子育て総合支援センター「あいあい」をリニューアルしてまいります。できるだけ地域の木材を活用した改修を実施していくという予定でいます。

次にここからは数字の話が多く出てきますが、まずは前年度比較です。29年度当初と30年度当初を比較しますと、一番決定的なのは市税の増加、この大半は法人市民税です。法人市民税が昨年度と比べてずいぶん回復したことによる増が、主な要因です。これにより、市債の借り入れを減らす、基金の取り崩しを減らすということが可能になってまいります。歳出につきましては、わりと比較的少額の上下となっております。

次に歳入の特徴です。個人市民税、固定資産税ともに安定していますが、法人市民税が約200億円昨年度と比べて増額になっています。平成20年の9月にリーマンショックが起こりました。その影響が直接平成21年度に現れて、法人市民税が16億円、次の年が20億円、48億円、53億円、45億円、つまり5年間法人市民税の減を引きずった当初予算編成になっております。ちなみに、平成23年に東日本大震災が発災していますので、このあたりの影響も出ております。その後平成26年度から回復しましたが、28年度まで順調で、29年度でまた下げています。それから30年度でまた上がりました。この上がり下がりというのは、過去豊田市ではずいぶん経験しています。こういう、前年度が314億円に対して、それが次の年度に109億円に落ち込んだ時に、基金の取り崩し、地方債の借り入れ、その2つを組み合わせて調整しながら予算規模を平準化していくのが、豊田市の予算編成です。市債については、リーマンショック直後、借り入れ100億円以上が5年間続きました。リーマンショック、東日本大震災、それ以降の収入減に対して市債の借り入れを増やしました。その後法人市民税が回復したのに合わせて市債の借り入れを減らしたということです。ちなみに平成29年に一時的に市債の借り入れを増やしていますが、これもこの年に一時的に法人市民税が減ったからです。一方基金を見ていただきますと、基金はもっと極端だったということです。リーマンショック後の危機的な状況を乗り越えるために、289億円取り崩しています。その後同じように、平成25年度まで、かつてない規模の取り崩しをしなければいけないような状況が続きました。その後、税収の回復とともに基金の取り崩しも減ってきて、ただ平成29年度のときにはまた100億円ということで、ここでも減収を調整する調整弁として地方債と基金が活用されているという、そういう財政運営になっています。

歳出の特徴です。まずは人件費微増、扶助費若干増、公債費減です。先ほどありましたが、市債の借入額を減らせば減らすほど、公債費つまり将来の借金の返済額が減っていきますので、今のように借入額を少なめに持っていけば将来的にはその分が財政余力として発生して、将来の財政運営上その分余裕が出てくるということです。地方債の借り入れについてはいろいろな意見があります。例えば小学校は典型的な例ですが、小学校を作るために地方債を借り入れる、つまり、借金をして学校を作るわけですが、その学校を使うのはその年度の子どもたちだけではありませんので、将来にわたって使い続ける、そのときどきの親御さんはその相当分を負担していただこうと、社会が負担するべきだと、そういう意味であえて地方債で借り入れをして借金の返済でその都度、そのときどきの豊田市の市民の皆さんが借金を返済していただくというような考え方です。いろいろな意見はありますが、そういう考え方の中でやっています。ただできるだけ借入額はそうはいうものの少ないに越したことはないという考え方でいます。次に物件費は若干増えていますが、それも含めあとは全般を通して微増微減という状況です。それから普通建設事業費です。のちほど話しますが、予算規模が将来的に相当の減額が想定されますがそのときの対応の考え方としては、もちろんいろいろな経費を削減するという考え方もあります。先ほどの公債費を抑えていくという考え方もあります。いろいろな考え方がある中で、一つはこの普通建設事業費をどういうスタンスでやっていくのかということがあろうかと思います。要は、年度の平準化をどう図るかという考え方です。10年でやるところを13年で、5年でやるところ7年でという考え方の中で平準化を図っていくという、そういう普通建設事業、つまり投資するに当たってのいろいろな考え方がこれからますます出てくると思っております。それでは、普通建設事業費の全体です。ラグビーワールドカップ関連、それから第8次総合計画の中の重点施策「超高齢社会の適応」「産業の強靭化」「暮らしてよし、訪れてよしの魅力創出」の3つの柱で主だった事業を掲載させていただきましのたでご覧ください。

更なる歳入確保、事業・事務の最適化等の推進ということですが、積極的な歳入確保を進めます。それから、事業・事務の最適化等の推進ということでマイナス5億円です。若干インパクトが弱い数字で示しています。事業・事務の最適化等の取組は、今年度全庁を挙げて洗い出して、来年度調整が入っていく段階に入っています。おおよそ、30年度から3年程度かけて事務事業でどの程度削減ができるかという取組を進めているという段階です。

次に今後の財政見通しです。今後の財政見通しとして今回お示ししている数字の前提が平成30年度当初予算額ベースですので、法人市民税が上がったベースです。例えば、消費税率が5%のときに、法人市民税率が12.3%です。それが、消費税が8%に上がったときに、9.7%になり、この影響はマイナス81億円ですというデータです。これはあくまで平成30年度当初予算ベースですので、例えばおおざっぱな見方をすると、平成29年度当初予算ベースで比較すれば、ここに出てくる数字はマイナス27億円程度になります。そういう数字のトリックがあります。もう一度申し上げますが、平成30年度当初予算額ベースで試算すると、30年度の当初予算の法人市民税額は300億円を超えていますのでそれをベースにこのマイナスのパーセンテージで考えるとマイナス81億円の影響となります。しかし、平成29年度の当初予算額ベースで見ますと、法人市民税額が1/3ですので、結局この影響額も1/3で出てきます。この表は、基準として押さえるデータによってずいぶん数字が変わりますので、そこのところは注意して見ていただけるとありがたいと思います。それで、33年度以降の影響というのは、法人市民税率が、消費税率が8%から10%に上がった時の想定です。マイナス115億円の影響が出るという想定です。ですので、これも平成29年度の当初予算額ベースで試算をすれば、この1/3の数字で出てまいります。ここのところが実は3年前くらいに、いろいろな国の制度が変わることによって、豊田市の税収がどれほど影響を受けるかということが議論になった時に、どこをベースにして試算をするかによってずいぶん違ってきてしまいますので、そこはわかりにくくて申し訳ないと思っております。その下の法人税率については、法人市民税を計算するときの課税標準額が下がることでその分減額するということです。この影響額もやはり30年当初予算額ベースの数字です。地方消費税交付金は、年度によってあまり変わらずわりと安定して今後の見通しとしてもご覧いただけると思います。それから、地方交付税の合併特例の終了です。豊田市は典型的ですが、合併時不交付団体で、交付団体と合併しても、全体でみると不交付団体になってしまいます。しかし、いきなり不交付団体になるということであれば、平成の大合併は進みませんでしたので、制度的に国は向こう10年間は合併がなかったという前提で、この交付税をもらっていた自治体は計算をしてその分は全額交付税を渡すというのが合併特例という制度です。ところがこの制度は10年間は満額ですが、11年目からは順次減額がされていって5年で0になるという仕組みになっています。ですので、豊田市の場合は、平成28年度の62億円から順次下がっていって平成33年度には0になるということです。この地方税源の偏在是正等により33年度以降という話は、結局これがありますので33年度以降という整理をさせていただいております。消費税の関係も来年の10月に税率が変わってもその影響が32年度から多少でてくるということですので、消費税の関係を見てもやはり33年度くらいからいよいよ豊田市としては本格的な影響が継続的に出るというふうに見るべきだと思っております。ですので、そういう意味では平成30年度、31年度、32年度の3年間くらいは、将来はもちろんこのような不安はありますが、ある程度は安定した財源が期待できるのではないか、あるいは年度によって谷があれば、過去の財政運営と同様に基金、地方債を活用することによって乗り切れるという認識でいます。

私からは以上です。

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