2017年2月10日(金曜日)市長記者会見

ページ番号1017737  更新日 2018年10月15日 印刷

1.時間
午前11時~11時50分
2.場所
南72委員会室
3.内容
  • 「WE LOVE とよた」条例(案)について
  • 名古屋グランパスホームタウン事業について
  • 平成29年度当初予算の概要について
  • 3月市議会定例会提出議案について

配布資料

市長説明(要旨)

おはようございます。定刻までにお集まりいただきありがとうございます。

早速ですが、「WE LOVEとよた」条例(案)について説明させていただきます。お配りした発表資料の3枚目「WE LOVEとよた」条例(案)をご覧ください。これ自体が条例案となっています。記載自体は抽象的ですが、とりわけ前文で思いが込められています。1行目から4行目までで、今の豊田市には魅力がたくさんあるということが書いてあります。その上で5行目からを読ませていただきます。「私たちは、その魅力に改めて気付き、共に絆(きずな)と信頼を深めながら、愛情と誇りを持って行動し、魅力にあふれたまちを次の世代に引き継いでいきたいと願っています。そして、人や地域が優しさでつながり、多様な楽しみを尊重し分かち合うことで、誰もが幸せを感じる「わくわくする世界一楽しいふるさと」を目指していきます。」こういった考え方で条例(案)を作成しました。なお、この条例は、附則の2番目にもありますように、第8次豊田市総合計画の実践計画の期間を経過した場合において、この条例の施行の状況について検討を加え、その結果に基づいて、必要な見直しを行うものとしています。4月からはこの第8次豊田市総合計画に基づいて仕事を進めていきますが、この「WE LOVEとよた」条例は、第8次豊田市総合計画の実践計画を根底から支える位置づけとなっています。つまり、総合計画・実践計画の考え方や具体的な取組について、精神面でハートを大切にしながら実現する関係性として位置づけています。条例制定後の具体的な取組としては発表資料の2枚目、行動計画(案)です。総合計画・実践計画の根底を支えるものなのでいろいろな取組が幅広に進められていくわけですが、その中でも行動計画としてこの5点の項目に絞り込んで推進していきます。1つ目の「魅力を知る」は、とりわけ子どもに着目した取組です。2つ目の「暮らしに取り入れる」は、地酒で乾杯やふるさとの味を堪能する地産地食の取組です。3つ目の「発信する」は、市内に15,000人の外国人やインバウンドによる外国人来訪者など、外国人の皆さんから見た豊田の魅力を発信する取組です。4つ目の「高める」は、先に立ち上がったツーリズムとよたを中心とした取組です。5つ目の「理解と共感の輪を広げる」は、ラグビーワールドカップやJリーグなど、スタジアムを一層活かしたまちづくりの取組です。こうした5つの取組を重点化し進めていきます。

続いて名古屋グランパスホームタウン事業についてです。グランパスについてはご案内のとおりJ1からJ2に降格が決まり、これからJ2での戦いが始まります。ちなみに、開幕戦は2月26日に瑞穂、豊田スタジアムでの初戦は3月4日、FC岐阜戦です。名古屋グランパスとの関係ですが、豊田市としては引き続き応援するというスタンスです。平成27年9月12日に相互支援協定を締結しており、この協定をそのまま継続します。具体的な取組は、発表資料の裏面に示しています。1つはグランパスファンの市民を増やす取組として、卒業生観戦無料招待を実施します。これは、2017年3月に市内の小・中学校を卒業する児童・生徒、先着2,000人を4月1日のロアッソ熊本戦に無料招待します。続いて、楽しめる工夫により観戦者を増やす取組として、ラッピングバスを運行します。2月24日(金曜日)から、とよたおいでんバス3台に名古屋グランパスのラッピングを行い、多くの人に観戦を呼びかけます。バスが走る路線は、土橋・豊田東環状線と豊田・渋谷線の二路線を予定しています。さらにグランパスの勝利を後押しする取組として2点掲げています。1つ目は大型映像装置のリニューアルです。これはすでに更新作業を進めており、3月4日(土曜日)のFC岐阜戦にてお披露目をする予定です。従前の映像装置はサポーター席から見にくいものでしたが、今回更新することによりサポーター席からも映像装置が見やすくなります。2つ目はピッチ環境の改善は、スタジアム開設以来ゴムピッチを張り替えていませんでしたが、今回老朽化したゴムピッチを張り替え、スタジアムの魅力づくりに貢献したいと思っています。以上が名古屋グランパスJ2降格後の応援体制についての説明です。

最後に、平成29年度当初予算の概要についてです。平成29年度の予算編成については、第8次豊田市総合計画がスタートする年ですので、それに沿った形でまとめています。特に、重点施策を3点について重点的に取りまとめていることと、駅前通り北地区市街地再開発事業が完成するため、このことをとらえインパクトを最大限にしていきたいと考えています。再開発事業は、豊田市駅周辺の西地区が昭和63年に完成しており、その後東地区、市民センター跡地、南地区、北地区と進められ、今回の北地区の完成は、約30年間かけ再開発を進めてきた集大成という位置づけです。予算の総額は平成28年度と比較し76億円の減額です。この減少の内訳は、歳入については市税の減額が190億円、交付税・国庫支出金が43億円、増加要因としては歳入確保の取組や市債・基金を活用し、1,783億円です。歳出については、大きいのは普通建設事業費の減少がマイナス要因としてありますが、その他プラス要因も加えると結果的に1,859億円に対し、1,783億円となっています。歳入の特徴は法人市民税の減額です。それに対し、個人市民税と固定資産税は安定しています。個人市民税はリーマンショック前の状況まで回復しており、安定しています。法人市民税は109億円に減っていますが、リーマンショック直後と比べると、かなり上乗せしてきています。固定資産税については、334億円がリーマンショック前でしたが、平成29年度は399億円で過去最高となっています。これは、市街地再開発事業や区画整理事業、企業誘致などにより安定的に上昇しています。市債については基本的な考え方として、残高を減少させることを目標としており、そのために借入額を元金償還額以下にする設計にしています。また市債については、区画整理事業や公園整備など、将来に渡って市民の皆様が受益を受けることになるため、しっかりとした活用が必要だと思っています。ちなみに市債残高は着実に減ってきています。リーマンショック後に借入が極端に増えたため、短期的には市債残高が増えましたが、その後順調に減ってきています。基金については、豊田市は法人市民税の影響が大きいことから、基金をしっかり貯めておくことによって年度間のアンバランスを解消していく財政運営をしてきています。今後もこの考え方を踏襲しますが、将来的に法人市民税や地方交付税が減少することには違いありませんので、ソフトランディングを前提に基金を活用することを基本とします。歳出の特徴は、性質別に見ると、普通建設事業費の影響が一番大きくなっています。普通建設事業費は年度によって大型事業の取組み方が変わり、金額の上下が激しい状況です。とりわけ平成29年度においては北地区市街地再開発事業への支出が一段落するため、予算にも大きな影響を与えています。ちなみに積立金ですが、平成28年度は税収が順調に見込めていたため、当初予算の段階で基金を積むという判断をしています。ただ、平成29年度においては、法人市民税の見込みもないため、当初予算の積立金は1億円のみの計上としています。普通建設事業費は、重点施策「超高齢社会への適応」、「産業の強靭化」、「暮らしてよし、訪れてよしの魅力創出」それぞれの項目で予算の計上をしており、こうしたハード整備もしっかり行っていきます。これから財政状況が厳しくなっていく中で、基本的な考え方として、継続事業はできる限り完成時期を前倒しして効果を最大化するという考え方で取り組みます。

国費や県費については国や県の事情もあると思いますが、市としてはこの考え方をしっかり要望していくつもりです。問題は歳入確保、歳出削減の取組です。歳入確保の国庫補助金等の確保については、国が平成28年度に大型補正を行い補助金が前倒しになっていることもあり、平成29年度の予算額は少なくなっています。歳出については11.2億円で、個別経費の見直しが中心となっています。今後の財政見通しは、消費税が最終的に10%に上がって法人市民税が減額になるという影響と、普通交付税が0になるという2つの影響が全面的に出てくるのは平成33年度になります。よって、平成33年度以降はそのことを前提に予算編成をすることになります。問題は平成29年度から平成32年度までをどう考えるかです。さきほど申し上げたとおり、継続的な事業はできる限り前倒しでしっかりやりたい。そのために基金の取り崩しや市債の発行は制度として有効活用し、この期間もある程度の予算規模は確保したいと考えています。ただ、1,780億円の見通し額は横並びではなく徐々にソフトランディングしていき、この財政規模に持っていきたいという考え方が基本です。今後の財政運営の基本方針は、歳入の大幅な減少が見込まれますので、歳入規模に見合った適切な予算規模への転換を図るということで、選択と集中、実践計画の毎年のローリング、ただし普通建設事業費については、今の段階ではある程度の金額は確保し続けたい。また、健全財政の維持を前提とし、必要な予算規模を確保するために市債、基金は有効活用を図る。こういったことが基本的な方針です。

続いて、予算の基本方針を基に、実際どういった予算が組まれているのか概要について説明します。重点施策の1つ目、超高齢社会への適応ですが、拡充の取組がほとんどです。今までも健康づくりの取組や文化芸術を通じた生きがいづくり等の取組を進めており、今後も拡充していきます。安心への取組は4つ全て新規事業です。とりわけ2025年の団塊の世代が後期高齢期に入るまでの備えとして、こういう体制が重要ということで、第8次豊田市総合計画の策定、組織改編に合わせて取組を充実します。まずは、身近な地域の福祉の相談窓口の開設です。具体的には、障がい、介護、生活困窮などの福祉的課題に対してトータルで相談、対応できる相談窓口をまず高岡支所につくります。ここでの実績を評価しながら順次市内に拡大していきます。また、成年後見支援センターについては、平成29年度のできる限り早い時期に福祉センター内に開設する方向で準備を進めています。認知症についても複数の専門医と専門職が早期に集中的に関わり、支援できる体制を構築していきます。介護人材確保の推進についても各種取組を進めます。重点施策の2つ目、産業の強靭化については、女性の再就労支援は新規事業で、それ以外は拡充です。まず、ものづくり創造拠点ですが、これは豊田英二さんのご遺族からの寄付により実施している事業です。平成29年度の秋にオープン予定です。花本工業団地、中核製材工場用地の整備については順調に事業が進んでいます。重点施策の3つ目、暮らしてよし・訪れてよしの魅力創出についても、従前から進めており、ほぼ拡充となります。土地区画整理については定住化対策、住環境の整備という意味では重要であるため、とりわけ鉄道駅周辺に着目した区画整理を計画的に進めます。その他、ツーリズムとよた、外国人の関係、11月オープンのKiTARA関連の取組、ラグビーワールドカップへの取組、これらを進めていきます。

私からは以上です。

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