水道水源保全基金

ページ番号1003587  更新日 2023年10月4日 印刷

水道水源保全基金は、水源涵養や水質保全の環境整備などを進める目的の基金です。
水道料金のうち、使用量1立方メートル(1トン)あたり1円を、平成6年4月から積み立てています。

水道水源保全基金

豊田市では、水道使用量1立方メートル(1トン)あたり1円を「水道水源保全基金」として平成6年4月から積み立てています。この基金は、水源かん養事業や水質保全の環境整備を進め、安全でおいしい水道水を供給していくために、全国に先駆けて設けられたものです。
平成18年度までは間伐を中心とした水源かん養機能の維持向上に取り組んできましたが、平成19年度からは、矢作川上流域の森林を保全し水量確保を目的とする「水源の森事業」と、水源の水質保全を目的とした「水質保全対策事業」に事業転換しました。そして平成27年度からは、新たに「水道水源林間伐事業」「水道水源林確保事業」「水道水源林モニタリング事業」の3事業をスタートさせました。全5事業を展開し、水道水源の恒久的な保全に取り組んでいきます。

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(1)水源の森事業

水道水源の重要性をPRするシンボル的な存在として、水源涵養を中心とした自然学習の場としての整備を行います。平成20年度に矢作川上流部にある旭高原元気村に隣接する22ヘクタールを取得し、間伐、散策路等の整備を行ってきました。間伐実施による植生や水源涵養機能の経年変化を森林内で効果的に「見える」よう整備していきます。

(2)水質保全対策事業

水道原水取水口より上流域にある世帯を対象に、高度処理型合併処理浄化槽に転換する際の通常の補助制度に更に上乗せ補助を行います。

(3)水道水源林間伐事業

水道水源地域のかん養機能の増進を図るため、人工林の切り置き間伐に対し補助を行っています。

(4)水道水源林確保事業

豊田市の水がめである矢作ダムを守り、安全な水を永続的に市民の皆様に提供するため、矢作ダム周辺の左岸約300ヘクタールを重要なエリアに指定し、手入れが行き届かず荒廃した人工林を水道水源林として確保し、保全していきます。

(5)水道水源林モニタリング事業

間伐の実施効果の検証のため、大洞市有林(小原地区)等において、水や土砂の流出量、水質や植生等の変化についてモニタリング調査を実施しています。

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