2024年度から3年間の水道料金等を改定します(2024年度~2026年度)
改定までの経緯
2023年度から2026年度までの適正な水道料金等のあり方について、有識者や市民の代表からなる「上下水道事業審議会」(会長 竹内 信仁)で審議を重ねた結果、水道料金は改定の必要があるとの答申が、市長へ提出されました。
この答申を踏まえ、水道料金を増額改定すること、改定時期は社会情勢等を考慮して2024年4月とすることが、令和4年12月議会で議決されました。
- 答申内容の要旨
- 審議会において、水道事業を取り巻く状況、水道施設の老朽化および耐震化の必要性、人口減少等に伴う給水収益の減少、水道料金改定の必要性や料金のあり方等について、ご審議いただきました。
また、市民の皆様に安全安心な水を届けるための取組や、施設の老朽化・耐震化の状況、水道事業の経営状況等について、お知らせしてきました。
- 水道がどのように届けられているのか、安全安心な水を届けるための取組、水道施設の老朽化や耐震化の状況について
- 現在の水道事業の経営状況や、水道施設の維持管理状況、水道料金の検討について
水道料金の改定
老朽化に伴う水道施設の更新や災害対策などを計画的に推進し、これからも安心・安全な水をお届けするため、2024年6月検針分(4月使用分)から水道料金を値上げします。
(備考)使用状況により新料金の適用時期が異なる場合があります。
【参考】4人暮らしの料金イメージ(口径20mm、使用水量20立方メートルの場合)
改定前 {890円+(20立方メートル×81円)}×1.1=2,761円
改定後 {1,035円+(20立方メートル×86円)}×1.1=3,030円
差 1か月あたり269円増
(備考)水道料金の算出方法
水道料金(税込)={基本料金+(使用水量×従量料金単価)}×1.1
(備考)あくまで料金イメージであり、実際の料金はご使用のメーター口径や水量によって異なります。ご家庭の口径などは検針票でご確認ください。
【2024年度から2026年度の水道料金体系】
(備考)水道料金体系について、音声による読み上げを利用される方は以下のPDF資料をご活用ください。
(1か月あたり・税抜)
メーター口径 |
基本料金 |
従量料金(1立方メートルにつき) |
|
---|---|---|---|
13mm |
935円 |
1~20立方メートル 21~40立方メートル 41~60立方メートル 61立方メートル~ |
86円 166円 246円 316円 |
20mm |
1,035円 |
||
25mm |
2,765円 |
||
30mm |
4,815円 |
1~40立方メートル 41~60立方メートル 61立方メートル~ |
166円 246円 316円 |
40mm |
9,525円 |
||
50mm |
14,155円 |
1~60立方メートル 61立方メートル~ |
246円 316円 |
75mm |
35,265円 |
||
100mm |
70,775円 |
1立方メートル~ |
316円 |
150mm |
205,530円 |
- 水道料金は2か月に1度、2か月分の使用料金を請求しています。
- ご使用のメーター口径、使用水量から料金をシミュレーションすることができます。
水道料金の改定理由
(1)水道施設の老朽化・耐震化に伴う更新需要の増加
整備してから40年を超える水道管は増え続けており、劣化により漏水が発生する恐れがあります。このような老朽化施設の更新や、大規模地震に備えた耐震対策には多額の費用が掛かるため、安定した財源を確保する必要があります。
(2)給水収益の減少
給水人口の減少などにより、使用水量及び水道料金収入(=給水収益)は年々減少しています。今後もこの減少傾向が続くことが想定されます。
現行料金を維持した場合、経常的な赤字が発生する見込みです。経営基盤を強化し、安定的な水道事業経営を実現するため、水道料金を改定します。
新規給水負担金、メーター負担金
- 据置きとする
現行の負担金を継続した場合においても一定の財源を確保できる見込みのため、据置きとします。
Q&A
Q1. 水道料金はいつから改定されるの?
A1. 2024年6月検針分(4月使用分)から改定されます。ただし、利用開始・停止の時期や使用状況などにより、新料金の適用時期が異なる場合があります。
Q2. 水道とあわせて下水道使用料も改定されるの?
A2. 今回は水道料金のみ改定となります。次期下水道使用料については、2024年度の「上下水道事業審議会」で審議される予定です。
Q3. 水道事業の経営が成り立たないとどうなるの?
A3. 老朽化した施設を更新できないため漏水が発生する恐れがあり、安心・安全な水の供給が出来なくなります。蛇口をひねればいつでも安全な水が流れてくる、という環境を維持するために、水道事業を安定的に経営することはとても重要です。
安全・安心な水を届けるために
水道は重要なライフラインの1つです。近年では使用水量が減少し、収益の大幅な増加は見込めない状況である一方で、水道施設の老朽化・耐震対策を推進していく必要があります。
今後も安心・安全で安定的な水の供給を行うために、水道施設の更新、適正な維持管理、また災害時を想定した危機管理体制の構築などを計画的に行っていくとともに、より一層の経営の効率化に取り組んでいきます。
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