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香恋の館で「中村広子作品展」を開催しています!(2010年9月2日)

作品を鑑賞する来館者

豊田市下山地区の羽布町はぶちょうにある観光施設「香恋の館かれんのやかた」2階ギャラリーで現在、「中村広子作品展」を開催しています。期間は12日までで、午前10時から午後5時までです。休館日は火曜日で、入場は無料です。

香恋の館は、1996年(平成8年)にオープンした観光施設で、ポプリを使ったリースづくりを楽しめるポプリクラフト教室のほか、山村の生活道具が展示されている郷土資料館や陶芸・絵画作品などを展示するギャラリーを併設しています。飲食コーナーでは、地元産の米「ミネアサヒ」のおむすびや米粉うどん・そうめんのほか、いのししコロッケなども人気があります。米粉うどん・そうめんは土産としても販売されています。また、施設の周囲には広場や散策路が整備されており、四季を通じて山里の魅力を楽しむことができます。

同展は、1998年(平成10年)に同館2階ギャラリーで、小学生の折り紙作品と一緒に中村広子なかむらひろこ氏が作品を飾ったことをきっかけに、1999年(平成11年)から、毎年秋ごろに「中村広子作品展」として開催されるようになりました。展示作品は、2011年(平成23年)カレンダーの原画12点のほか、水彩画6点や民話の原画4点です。下山地区の風景やそこに生きる生き物を描いた作品が多く、大きな栗の木の下で女の子と動物たちが栗を拾う「栗ひろい」や紅葉した葉の色が印象的な「秋色の樹」などが並びます。

中村広子氏は、下山地区の昔話をまとめた絵本「むかしむかしあるところ」を発刊しているほか、下山交流館講座「しもやまの民話とふれあう絵画クラブ」の講師を務めるなど、昔話や民話を通して下山の魅力を子どもたちに伝えています。また、下山地区を紹介したイラストマップの作成や、支所だよりへの民話の掲載にも携わっています。

作品展を開いた中村広子氏は、「心を落ち着けて描くことができるのは、下山という土地のおかげです。自分の居場所だと思える場所で、それをテーマに絵を描くことができるのはとても楽しいです」と話していました。

同展を訪れていた方は、「今日は一年ぶりに香恋の館を訪れました。中村さんの絵は、一目で季節が分かるものばかり。ほのぼのとした色づかいも素敵です」と話しながら作品を鑑賞していました。

同館長は、「中村広子さんの作品は、どれも自然や生き物への愛情を感じさせてくれるものばかり。優しいタッチが下山の雰囲気によく合っていて、見る人に下山の魅力を伝えてくれるのではないでしょうか。ぜひ多くの人に見にきてほしい」と話していました。

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