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愛知環状鉄道北野桝塚駅構内で東海地震を想定した列車事故想定訓練を実施(2010年9月1日)

列車の下敷きになった人(訓練用の人形)を救出する消防職員

「防災の日」の1日、東海地震を想定した「列車事故想定訓練」が、桝塚西町ますづかにしまちの愛知環状鉄道北野桝塚駅構内で実施されました。

同訓練は、豊田市消防本部、愛知環状鉄道株式会社、愛知県警豊田警察署が合同で実施したものです。地震等による列車脱線事故の発生に際し、安全・確実・迅速な救急活動、応急手当の知識・技術の向上を図るとともに、市消防本部と愛知県警、愛知環状鉄道の相互協力体制の確立を目的として行われました。

訓練は、「駿河湾を震源とした東海地震の発生により、東名高速から鋼材と人が線路上へ落下。そこへ列車が走行してきて、転落した人が列車の下敷きとなる。また、2両編成の列車のうち前の車両の第1軸と第2軸が脱線したため、列車の乗客が多数負傷した」という想定で行われました。

本日(1日)は消防署員21人、愛知環状鉄道の職員約80人、豊田警察署4人のほか、警察・消防車両7台(パトカー、救助工作車、救急車など)が参加しました。消防署員は列車の下敷きになった人(訓練用人形)と、乗客40人のうち、けがをした乗客3人の救助・救出訓練を実施しました。列車の下から下敷きになった人を救出するとともに、列車内に残された負傷者を搬送しました。最後に、愛知環状鉄道の職員は、ジャッキを使い、脱線した車両を線路に戻す訓練を行いました。

訓練終了後、参加者を前に南消防署の署長が、「通報、乗客の避難誘導、救助・救出など、どの段階においても、適切に落ち着いて取り組むことができたと思います。過去10年間、全国で列車事故は30件ほど起きており、これらの大惨事を教訓に、まず事故を起こさないこと大切ですが、起きた後、どのように動くかもまた重要になります」とあいさつしました。また、愛知環状鉄道の常務取締役が、「大地震の発生はいつ発生してもおかしくないため、今日のような想定訓練は重要な課題と認識しています。毎回同じ訓練をするのではなく、回を重ねるごとに精度を高め、今後に生かしてほしい」とあいさつしました。

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