豊田少年少女発明クラブの「第40回 発明クラブ作品展」を開催中!(2010年8月25日)
豊田少年少女発明クラブ(会員数:637人)の会員が、夏休みに各家庭などで創作したアイデア作品を一堂に展示する「第40回発明クラブ作品展」が現在、小坂本町の豊田産業文化センターの多目的ホールで開催されています。期間は27日までの午前9時30分~午後4時までで、入場は無料です。
同作品展は、同クラブの会員が日ごろのクラブ活動で身に付けた発想や技能を使ってアイデア作品を創作し、展示することで会員の技術の向上を図ろうというものです。1981年(昭和56年)~90年(平成2年)までは春と夏の年2回、1991年(平成3年)からは夏のみの年1回開催しており、今回で40回目になります。
同クラブは、豊田市や豊田商工会議所、地元企業100社の協賛により運営されています。豊田市および近隣の市町の小学1年生~中学3年生を対象に、子どもたちが創造性を生かしたアイデア工作を通じて創造する喜びを知ってもらう中で、科学的発想を持った生活態度をはぐくみ、豊かな人間形成を図ることを目的としています。県内2番目(1番は刈谷市、県内に現在17クラブあり)のクラブとして1981年(昭和56年)年5月に発足しました。
同作品展には、524人の会員が1人1点の計524点を出品しています。8月21日に同クラブ指導員や現役の小学校の校長など約60人の審査員による審査会が行われ、アイデア、デザイン、できばえの視点から、最優秀賞のトヨタ創造性大賞1点、優秀賞の豊田少年少女発明クラブ理事長賞・豊田市長賞など30点、グッドアイデア賞54点、奨励賞54点が決定しました。
最優秀賞のトヨタ創造性大賞には、市立梅坪小学校6年生の男子生徒が創作した「3D写真とれるマシーン&見れるマシーン」が輝きました。3Dの映画を見て、自分でも3Dの装置が作れないかと思い制作しました。作品は2つのパーツに分かれており、「3D写真とれるマシーン」は、被写体の像を角度のついた4枚の鏡に通し、カメラで撮影することにより、右目で見た映像と左目で見た映像を同時に撮影することができるものです。できた写真を、双眼鏡を取り付けた「見れるマシーン」で見ることで、写真を立体的に見ることができます。
そのほか、介護に注目した作品や洗濯、買い物など日ごろ行っているお手伝いから生まれた日用的なものなど、さまざまなアイデアを生かした作品がところ狭しと並べられおり、遊び心いっぱいのものや大人が見てもその発想に感心させられるものなどが展示されています。
最優秀賞を受賞した男子生徒は「大賞をとったと聞いたとき、とてもうれしくて飛び上がりました。鏡の角度の調整を何度も繰り返し、立体に見ることができる写真が撮れるまで1カ月ほどかかりました。この次は、立体に見ることができる動画に挑戦したい」と受賞の喜びを話しました。
同クラブ運営委員長は、「近年の作品は『誰かが困っているから』といったアイデアが多く、子どもらしい優しさを感じさせます。ものづくりはものまねではなく、新鮮な発想が求められるので、この作品展を通して発想する力を育てていきたい」と話していました。