愛知県広報コンクールの広報紙部門(市の部)で、豊田市の「広報とよた」が最高賞の特選に選ばれました(2010年3月5日)
豊田市の広報紙「広報とよた」が、このほど「平成21年度愛知県広報コンクール」(愛知県主催)の広報紙部門(市の部)で、最優秀作品にあたる「特選」を受賞しました。
同コンクールは市町村の広報技術の向上を図ろうと、県内の市町村が昨年1年間に発行した広報紙などを対象に優秀な作品を選ぶものです。広報紙(市の部・町村の部)、ウェブサイト(市の部・町村の部)、写真(一枚写真の部・組み写真の部)、映像、広報企画の計5部門8区分に、今年度(2009<平成21>年度)は、33市町村から123点の応募があり、5部門あわせて24点が入賞作品に選ばれました。
広報紙部門の市の部には、豊田市のほか豊橋市や岡崎市など20市から20点の応募がありました。審査は大学の教員などの専門家や愛知県職員らが行い、各部門の入賞作品が決まりました。「広報とよた」が同コンクール広報紙部門で「特選」を受賞するのは、2006(平成18)年度以来3年ぶり11回目です。
今回特選を受賞したのは、市内にある近代化遺産を特集した「近代化遺産探訪」が掲載された2009(平成21)年1月1日号です。近代化遺産とは、江戸時代末期から第二次世界大戦終了までに近代的な手法によって造られた産業・交通・土木にかかわる建造物のことです。特集では、近代化遺産の背景にある市民の生活や技術、産業などの「物語」や近代化遺産を守り次世代へ伝える「地域の力」、「道」と「建築」をテーマに、市内に数多くある近代化遺産を、見やすさと読みやすさにこだわって紹介しました。また、国登録文化財を活用した展示・体験施設で2005(平成17)年10月にオープンした「近代の産業とくらし発見館」を市民レポーターが糸紡ぎ体験をとおして紹介するなど、広報紙を読む市民に近代化遺産に親しみを持ってもらおうと工夫しながら、全体で9ページにわたって特集しました。
審査では、「写真の質や量、取材した場所や人など、大変な労力がうかがえる。写真のメリハリのつけ方もうまく、項目ごとに見出しがつけられているのも読み手に親切である。豊田市は近代化遺産を守り、伝えていくんだというメッセージも伝わってくる。特集が企画・レイアウトともに水準以上のレベルに達しており、高い完成度を持った読み応えのある広報紙に仕上がっている」と講評されました。
広報紙の編集を担当している市広報課の職員は、「特選受賞の報告を聞き、大変うれしく思います。市内に数多くある近代化遺産は、自動車産業が盛んになる以前の市民の生活・技術・産業などをうかがい知ることができるとともに、この地に受け継がれてきた『ものづくり』の精神を今に伝えています。また、市内で全国近代化遺産活用連絡協議会全国大会が開催されることもあり、市民の皆さんに近代化遺産について知ってもらおうと企画しました。今回の受賞を励みに、今後も豊田市の施策や市内の良いところを知ってもらえるよう情報発信するとともに、市民の皆さんに親しまれる広報紙を提供していきたい」と話していました。
なお、広報紙部門で特選を受賞した「広報とよた」をはじめ、各部門の入賞作品のうち10点は、愛知県代表として全国広報コンクールに推薦されます。