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観光地の魅力を伝える「観光ボランティアガイド」養成講座を開催(2010年3月4日)

講師の話を熱心に聞く参加者

豊田市を訪れる観光客に地域の魅力を伝えるボランティアを養成する「観光ボランティアガイド養成講座」が4日、松平地区にある国指定史跡「松平氏遺跡」の「大給城跡」などで行われました。

豊田市は、地域が主体となって自然・文化・歴史・産業などの地域資源を生かすことによって、交流を振興し活力あふれるまちを実現する「観光まちづくり」を目指して、2007(平成19)年3月に「豊田市観光交流基本計画(とよたおいでんプラン)」を策定しました。

同講座は、同計画に掲げる5つの施策方針のひとつである「観光を支える人材・組織の育成」の一環として実施されたもので、豊田市を訪れる観光客に人を通じて地域の魅力を伝えることで、ホスピタリティ(おもてなし力)の向上を図ろうと市観光協会が主催しました。

本日(4日)の同講座には、愛・地球博期間中に愛知環状鉄道万博八草駅(現在の八草駅)前にあったインフォメーションプラザで、観光案内などのボランティアとして活躍し、その「おもてなしの心」を継承して市内各地で開催される観光イベントなどのサポートを行う「とよた観光交流サポート隊」の会員など8人が参加しました。

「大給城」は、標高207メートルの丘陵に築かれた戦国時代の山城で、もとは土地の豪族・長坂新左衛門の城でしたが、松平家3代・信光が攻めて落城させ、信光の子・親忠へ、さらには親忠の子・乗元に同城を与えたとされています。乗元は大給松平氏の祖といわれ、その後6代家乗の時代に徳川家康に従い関東へ移ったため、同城は廃城になったと伝えられています。

同城の入口付近では、講師を務めた市文化財課の職員が同城の立地や成り立ちについて説明し、「ここは史実に基づいて今もなお忠実に残っている城跡で、全国版の雑誌に掲載されるほど有名な城です。市内でひとつだけ城を挙げろと言われたら、私ならやはりこの『大給城』です」と説明すると、参加者は感心した様子で雨の中メモを取り、熱心に講師の話を聞いていました。

参加した男性は、「定年退職を迎えて、一昨年9月からとよた観光交流サポート隊として地域のイベントなどでボランティアをしています。たくさんの人と出会い、色々な体験を通じて自分も成長できるボランティアに生きがいを感じています。これから観光ボランティアガイドとして、多くの人に豊田市の魅力を伝えていきたい」と話していました。

市商業観光課の職員は、「今日はあいにくの雨でしたが、観光ボランティアガイドとして説明する時の姿を思い描きながら、熱心に講師の話を聞き入る参加者を見て、とても好感が持てました。一日でも早く観光ボランティアガイドとして活躍する日が来ることを願っています」と話していました。

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