豊田市農地転用問題調査委員会調査報告書

ページ番号1005123  更新日 2017年9月8日 印刷

平成21年、豊田市内の農地が不正に農地転用されたとして、豊田市役所が農地法違反の容疑で警察の捜索を受け、本市職員が不正な農地転用に関与したとして同容疑で書類送検されるという事件が発生しました。
市は、事実調査と原因究明のために豊田市農地転用問題調査委員会を設置し、調査・審議を行いました。

事案の経緯

平成21年5月28日、豊田市幸町地内の農地約3,000平方メートルが不正に農地転用されたとして、豊田市役所が農地法違反(虚偽申請)の容疑で警察の捜索を受けました。また、同年8月3日には本市職員が不正な農地転用に関与したとして同容疑で書類送検されるという事件が発生しました(同年12月22日に不起訴処分(起訴猶予))。
市は、法令を遵守して職務を執行すべき職員がその所管する事務に関し法令違反の疑いで書類送検されたことは極めて遺憾であり、かつ、市民の市政に対する信頼を損ないかねない重大事件であるとの認識に立ち、事実調査と原因究明のために、平成21年8月10日、豊田市農地転用問題調査委員会(以下「調査委員会」という。)を設置し、17回にわたり調査・審議を行いました。

報告の内容

平成22年3月23日に調査委員会から市長に報告書が提出されました。この報告書では、農地転用手続がどのように進められたか、市職員がそれにどのようにかかわっていたかを明らかにした上で、市職員の職務行為のうち、いくつかの対応が「違法」又は「不当」であったと判断しています。そして、今後このようなことが起きないように、次のような再発防止策を実施していきます。

  • 事務引継ぎの徹底
  • 農振除外申出書類の処理のルール化
  • 庁内組織間の連携の強化
  • 職務に関する専門的知識の修得
  • 法令遵守意識の徹底

処分について

市はこの報告を重く受け止め、このような事態を招いたことを市民の皆様に心からお詫びするとともに、一連の不適切な対応に対する管理監督責任を明確にするため、関係職員1名を懲戒処分(戒告)、3名を文書注意としました。

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