現在位置:  トップページ > 市政情報 > 行政計画 > 施政方針


施政方針

ページ番号1007500  更新日 2019年2月22日

施政方針とは、市長の市政運営に対する考え方や政策・施策、予算について述べたものです。
一番下のPDFファイルからもダウンロードして見ることもできます。

平成31年度

前文

平成31年3月市議会定例会の開会に際しまして、平成31年度の施政方針を申し上げます。

今年度は、「危機感」と「希望」、そして「行動」の3つのKをキーワードとして市政を経営してまいりました。
こうした中、「SDGs未来都市」の選定や市が誘致した県内最大の製材工場の稼働、豊田スタジアムの最多入場者数の更新、ご当地ナンバープレートの交付、英国ダービーシャーとの姉妹都市提携20周年記念式典など、未来志向の元気で明るいまちづくりを進めることができました。
一方で、記録的猛暑や豪雨といった異常気象を始め、非常に強い勢力で上陸した台風などによって大きな爪痕が残されました。私たちは、こうした危機に適切に対応し、迅速に行動に移すということがいかに難しいかを実感することとなりました。異常気象は、もはや想定外ではなく、いつ起きてもおかしくないものと認識し、常に危機感を持って自ら考え、行動していかなければなりません。
さて、本年は4月30日をもって「平成」の歴史が幕を閉じ、5月1日には新たな時代が始まります。
本市におきましては、9月から10月にかけラグビーワールドカップ2019TMが開催されます。これまで、日本代表戦やトップリーグ、4大学交流戦などの試合を通じ、ラグビーの素晴らしさを知っていただく取組を進めてまいりましたが、いよいよ9月23日から「一生に一度の興奮」がやってまいります。スカイホール豊田に開設する「ファンゾーン」や豊田市駅周辺では、市民参加のイベントを開催し、国内外から訪れる観客の皆様を歓迎してまいります。
議員各位、市民の皆様には、これまでの気運醸成に対し、お力添えを賜り、心からお礼申し上げます。大会に向けまして、引き続きの御支援・御協力をよろしくお願い申し上げます。
なお、ラグビーワールドカップ2019TMの開催は、一過性のイベントで終わるものではありません。大会の誘致・開催をきっかけに「まちが変わる」、いわゆる「レガシー(遺産)」を未来へつなげていくことが重要となります。ハード面においては、豊田北バイパス平戸大橋の整備や高橋の4車線化といった主要な道路の整備を始め、豊田市駅周辺、豊田スタジアム、矢作川エリアなどの整備が進み、こうした成果をまちの魅力の更なる向上につなげてまいります。ソフト面では、市民活動やボランティア文化の醸成を加速し、市民の皆様が、更にいきいきと活躍するまちにつなげてまいります。
こうしたことからも、平成31年度は大きな変化の年であり、転換の年になると考えています。このため、危機感を持って取り組む「安全・安心なまちづくり」、そして希望に満ちた未来志向の「元気で明るいまちづくり」を継続するとともに、「WE LOVE とよた」の理念を踏まえ、改めて「ミライのフツー」を実現するまちづくりに向けて行動してまいりますので、皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

これらのことを念頭に置き、平成31年度に取り組む施策及び当初予算について申し上げます。

政策・施策について

はじめに、平成31年度の施策について申し上げます。

「第8次総合計画」の策定から2年が経過し、前期実践計画も折り返し地点に立とうとしています。
この間、将来の脅威に対しては、早い段階から手を打ち、発展の可能性に対しては、強みを更に伸ばし、最大限に生かすという視点で様々な取組を進めていますが、来年度も引き続きこの視点に立って、3つの重点施策を優先的・重点的に実施してまいります。

「超高齢社会への適応」

その第1は、「超高齢社会への適応」です。
本市においては、後期高齢者の急増などにより、人口構成が大きく変化することが見込まれることから、世代を問わず様々な交流が生まれ、社会と関わりを持つことで、誰もが安心して自分らしく暮らすことができる「多世代共生のまち」の実現を目指し、以下、3点について取組を進めてまいります。

1 健康で活力ある生涯活躍の仕組みづくりに向けた取組

1点目は、健康で活力ある生涯活躍の仕組みづくりに向けた取組です。
ラグビーワールドカップ2019TMやあいちトリエンナーレ2019を生かして、文化やスポーツによるまちづくりの展開を図るとともに、市民の皆様の主体的な活動の広がりや多様な活動の裾野の拡大を促進してまいります。
そのため、文化・スポーツなどに関わるボランティアの活躍支援やとよた市民活動センターの機能強化に取り組むことなどにより、市民主体による様々な交流機会を創出してまいります。
また、きらきらウエルネス地域推進事業により、引き続き地域特性に応じた健康づくりを市民の皆様との共働によって進めてまいります。

2 安心な暮らしを支える地域包括支援の仕組みづくりに向けた取組

2点目は、安心な暮らしを支える地域包括支援の仕組みづくりに向けた取組です。
「在宅医療・福祉連携推進計画」を推進し、自宅で暮らし続けたいという希望を満たす基盤をつくるとともに、「第2次地域福祉計画」の策定を通じて、身近な地域で安心して暮らすことができる「地域共生型社会システム」の構築を図ってまいります。
在宅医療の推進に向けては、拠点となる豊田地域医療センターの再整備を着実に進めていくとともに、本年4月に(仮称)訪問看護師人材育成センターを開設し、在宅医療のキーパーソンとなる訪問看護師の人材確保・育成を図ってまいります。
また、在宅医療に携わる各職種の負担軽減を図るため、オンライン診療や リハビリロボットなどの先進技術を活用した取組の研究・実証・導入を産学官の連携により取り組んでまいります。
認知症施策においては、認知症初期集中支援チームによる早期診断・早期対応に向けた支援やGPSを活用した捜索機器の利用促進などの取組に加え、新たに認知症高齢者等の事故に備えた個人賠償保険への加入支援を実施するほか、若年性認知症の方の社会参加の機会創出に取り組んでまいります。
また、介護人材の確保においては、福祉就職フェアや介護人材育成講座などの開催を始め、海外人材の受入れに対するモデル事業の実施や日本語学習支援を進めることにより国内外からの人材確保を促進してまいります。
このほか、子どもの食育や居場所づくり、そして地域共生社会の実現に向けた役割を果たす可能性のある子ども食堂について、地域での情報交換会の開催や運営者の交流会開催を通じて、立上げや運営を支援するとともに、新たに食の安全面を確保するための経費について支援してまいります。

3 多世代共生のまちを実現するための都市機能・住環境の形成に向けた取組

3点目は、多世代共生のまちを実現するための都市機能・住環境の形成に向けた取組です。
市民の皆様の移動手段として、基幹バスを土橋・豊田東環状線始め12路線、地域バスを14地域で運行してまいります。
地域バスについては、持続可能な移動手段の確保と利便性の向上を目指し、鞍ケ池バスにおいて実施しているタクシー車両の活用について、他の運行地域への展開を図ってまいります。
このほか、自家用車を使ったボランティア輸送などにより、高齢者の外出を促し、健康維持につなげる「たすけあいプロジェクト」については、これまでの社会実験の結果を踏まえ、旭地区、足助地区のほか、稲武地区にも展開するなど、地域特性や実状に応じた生活交通の確保に取り組んでまいります。

「産業の強靭化」

その第2は、「産業の強靭化」です。
自動車産業においては、「CASE(ケース)」と呼ばれる、コネクティッド・自動化・シェアリング・電動化といった技術の進化への対応を加速しているほか、産業界全体では深刻な人手不足が発生するなど、国内外において社会経済環境が大きく変化する中、市民の皆様の暮らしと都市の活力を支える「強固な経済基盤のあるまち」の実現を目指し、以下、3点について取組を進めてまいります。

1 次代の産業拠点としての機能の高度化に向けた取組

1点目は、次代の産業拠点としての機能の高度化に向けた取組です。
「豊田市企業立地奨励条例」に基づき、産業構造の多角化・高度化や企業誘致の推進などを進めてまいります。
産業用地の創出においては、早期の民間事業者への分譲に向けて花本産業団地を拡張する造成工事を進めるとともに、高速道路インターチェンジ周辺を始めとした地域における新たな産業用地の整備に向け、事業化に向けた調査や設計を進めてまいります。
あわせて、効率的な企業活動を支える物流ネットワークの更なる強化を図るため、豊田南・北バイパスの整備支援や関連する市道整備のほか、高橋細谷線の4車線化、豊田刈谷線の整備を進めてまいります。
また、中小企業を始め、起業・創業を目指すものづくり団体の新たな挑戦を支援するため、「ものづくり創造拠点SENTAN」において、企業と団体の連携を始め、金融機関や投資家とのマッチングを推進し、新規事業の展開やイノベーション創出を支援してまいります。
加えて、産学官の連携により様々な実証を展開している「豊田市つながる社会実証推進協議会」が掲げた「未来都市とよたビジョン」の実現を目指し、本市に求められるモビリティサービスの検討を進めるとともに、公道を活用した自動走行の実証実験を展開してまいります。

2 多様な地域資源を生かした産業の振興

2点目は、多様な地域資源を生かした産業の振興です。
ものづくり産業を中心とした取組に加え、本市が有する多様で豊かな地域資源や人材を生かし、地域に根差した産業を振興することで更なる地域の活性化を促進してまいります。
国内外からの誘客促進を図るため、戦略的なプロモーションを展開するとともに、地域資源の魅力を発信する新たな観光商品の開発に取り組んでまいります。
また、昨年8月に稼働した中核製材工場への木材の安定供給に向け、効率的な木材生産を可能にする新たな作業システムの導入調査や技術者の養成のほか、本年6月に本市で開催される全国林業後継者大会などを通じて、担い手の確保・育成に向けた取組を支援してまいります。

3 働く機会の多様化と産業を支える人材の確保

3点目は、働く機会の多様化と産業を支える人材の確保です。
女性や若者、高齢者、外国人など、多くの市民の皆様が活躍できる就労環境を目指した「働き方改革」の推進に取り組んでまいります。
「女性しごとテラス "カプチーノ" 」を拠点とした女性の就労支援を始め、企業へのアドバイザー派遣を通じた職場環境の改善や外国人向けのキャリア支援を実施してまいります。
また、本年6月に開催される「男女共同参画全国都市会議inとよた」や「第4次とよた男女共同参画プラン」の策定を通じて、女性の多様な活躍を始め、ワーク・ライフ・バランスや働き方改革の推進を図ってまいります。

「暮らしてよし、訪れてよしの魅力創出」

その第3は、「暮らしてよし、訪れてよしの魅力創出」です。
ラグビーワールドカップ2019TMを始めとした国際イベントを契機とし、本市が持つ多様な資源を生かした活動や交流、まちの魅力の共有・発信を通じて、「定住・交流人口を引き付ける魅力あるまち」を実現するため、以下、3点について取組を進めてまいります。

1 豊田市ならではの暮らしの豊かさを生かした定住の促進に向けた取組

1点目は、豊田市ならではの暮らしの豊かさを生かした定住の促進に向けた取組です。
多様なライフスタイルを実現できる本市ならではの特徴を生かすとともに、旺盛な宅地需要に応えられるよう、新たな市街地の整備による宅地供給に加え、民間活力や既存ストックの活用により、定住人口の更なる拡大を図ってまいります。
そのため、土橋、寺部、花園、浄水、平戸橋、四郷駅周辺の6地区で行われている土地区画整理事業を着実に進めるとともに、鉄道駅周辺における市街地整備に向けた取組を推進してまいります。
また、市内外の家族形成期世代に対し、本市の魅力や住みやすさを伝えるため、マスメディアなどをより積極的に活用した定住促進プロモーション「ファースト暮らすとよた」を展開してまいります。
山村地域等においては、空き家情報バンクを利用した移住者数が着実に推移する中、更なる移住促進に向け、空き家情報バンクのPRを強化するほか、空き家の改修補助などを行ってまいります。

2 世界に発信するまちぐるみの観光・交流の取組

2点目は、世界に発信するまちぐるみの観光・交流の取組です。
まちの国際化や玄関口としての都心の機能・魅力の向上、まちぐるみの観光の推進に取り組み、交流人口の拡大を図ってまいります。
特に、ラグビーワールドカップ2019TMでは、市民の皆様に様々なおもてなしイベントやボランティア活動に参画していただき、「一生に一度」の大会を国内外からの観戦者と共に楽しんでいただける取組を展開してまいります。
豊田市駅前においては、おもてなしの拠点となる芝生広場を整備し、フルモール化(道路の歩道化)する停車場線や沿線の広場、施設などで、ストリートマーケットを始めとした市民参加によるイベントを行います。また、花と緑による飾り付けを始め、矢作川の水辺空間でのおもてなしなど、様々な取組を進めてまいります。
一方、大会の成功には、安全対策や危機管理が非常に重要となります。このため、食の安全・安心の確保を始めとした健康危機管理体制や消防対応力の強化を図るなど、万全を期してまいります。
今後は、こうした国際的イベントの開催経験を踏まえ、本市の恵まれた文化・スポーツ資源を最大限に生かしながら、多様なイベントを戦略的に誘致するとともに、市民の皆様に様々な形で参加していただくことで、まちづくりの推進や活性化につなげてまいります。

3 まちの魅力の共有と発信に向けた取組

3点目は、まちの魅力の共有と発信に向けた取組です。
(仮称)豊田市博物館の建設に向け、基本計画に基づいて施設の設計に着手してまいります。あわせて、これを含むエリアである文化ゾーンの更なる魅力向上を図るため、地域住民を始めとする幅広い市民の皆様と協議しながら、必要な基盤整備等のための検討を進めてまいります。
また、ラグビーワールドカップ2019TMやあいちトリエンナーレ2019の開催期間を活用して、本市の多彩な文化事業等を一連のプログラムとして組み合わせて展開する「(仮称)とよたアートプログラム2019」を実施し、市民主体で本市の文化芸術の魅力を発信できる機会を創出してまいります。

基本施策

次に、各分野における主要な施策である基本施策の取組です。
先に述べた重点的・分野横断的に取り組む重点施策を推進するとともに、まちづくりの基礎となる主要な施策を着実に推進してまいります。

「安心して子育てができるまち」

その第1は、「安心して子育てができるまち」の実現に向けた取組です。
以下、3点について、順次申し上げます。

1 「子ども総合計画」の策定

1点目は、「子ども総合計画」の策定です。
平成30年度から検討を進めている「第3次子ども総合計画」を、保育ニーズの見込みや待機児童対策の提供体制などを定める「子ども・子育て支援事業計画」と併せて策定してまいります。

2 子育てに関する相談・支援サービスの充実に向けた取組

2点目は、子育てに関する相談・支援サービスの充実に向けた取組です。
妊娠期から子育て期における不安や悩みの軽減を図るため、新たに産前産後における家事や育児の支援を行うヘルパーの派遣のほか、双子などの多胎児の妊婦に対する健康教室を実施し、子育てをサポートしてまいります。

3 保育需要への対応の取組です。

3点目は、保育需要への対応の取組です。
待機児童対策として、幼稚園認可園である若林こども園を保育所認可園へ移行し、0~2歳児の定員を拡大するほか、堤こども園と畝部こども園の民間移管により、3歳児の幼児教育の受入れを拡大してまいります。

「生涯を通じて学び・育ち続けることができるまち」

その第2は、「生涯を通じて学び・育ち続けることができるまち」の実現に向けた取組です。
以下、4点について、順次申し上げます。

1 生き抜く力を育む学校教育の推進に向けた取組

1点目は、生き抜く力を育む学校教育の推進に向けた取組です。
学校と保護者、地域の方々が共働して子どもたちの豊かな成長を支えるため、中学校区単位での小中学校の連携及び地域ぐるみの教育を推進するコミュニティ・スクールの指定拡大を図ってまいります。
また、特別な支援が必要な児童生徒への対応とともに、アレルギーや熱中症対応といった児童生徒の安全確保を図るため、市独自で非常勤の養護教諭を配置するほか、平成30年度にモデル事業で実施した部活動指導員の配置を拡大してまいります。

2 安全・安心で快適に学べる教育環境の充実に向けた取組

2点目は、安全・安心で快適に学べる教育環境の充実に向けた取組です。
全ての小中学校の普通教室と特別教室への空調機器の設置については、本年7月からの運転開始に向けて整備を進めてまいります。
また、校舎・体育館の保全改修やトイレの洋式化に引き続き取り組むとともに、生徒数の増加に伴う朝日丘中学校の校舎増築工事や新北部給食センターの建築工事を進めてまいります。
さらに、豊田特別支援学校の調理場について、個々の児童生徒に合わせた、よりきめ細かな給食の提供を行うための増築工事に着手してまいります。

3 地域による次世代人材の育成の促進に向けた取組

3点目は、地域による次世代人材の育成の促進に向けた取組です。
成人の年齢を18歳に引き下げる民法改正に伴う2022年度以後の「新成人を祝う会」については、「(仮称)二十歳のつどい」という形で継続し、社会全体で子どもたちの成長を祝う機会としてまいります。今後、関係者による組織を設け、具体的な実施内容の検討を進めてまいります。
また、放課後などにおける子どもの健全な育成を支援するため、放課後児童クラブを新たに大蔵、大沼、御作の3つの小学校に設置するほか、老朽化した活動室の建替えを進めてまいります。

4 歴史・文化やスポーツを生かしたまちづくりの取組

4点目は、歴史・文化やスポーツを生かしたまちづくりの取組です。
スポーツや健康づくりを気軽に行える環境づくりとして、(仮称)梅坪台運動広場及び(仮称)松平地域体育館等の整備を進めてまいります。
また、美術館では、19世紀末の画家グスタフ・クリムトの没後100年を記念する「クリムト展 ウィーンと日本1900」を開催し、ラグビーワールドカップ2019TMやあいちトリエンナーレ2019と連携して、貴重な文化芸術に触れる機会の充実を図ってまいります。
このほか、市民文化会館や交流館等の公共施設において、インターネットで施設の空き状況の確認や予約を可能にするシステムを導入してまいります。

「誰もが健やかに安心して暮らせるまち」の実現に向けた取組

その第3は、「誰もが健やかに安心して暮らせるまち」の実現に向けた取組です。
以下、3点について、順次申し上げます。

1 健康危機への対応力の強化の取組

1点目は、健康危機への対応力の強化の取組です。
感染症対策の強化として、新たに定期接種の対象となった成人男性の風しんワクチンの予防接種を確実に進めるため、体制確保に努めてまいります。
また、骨髄移植の推進及び骨髄バンク登録者の増加を図るため、骨髄等の提供のために通院、入院をした場合に、ドナーやドナーを雇用する事業所に対し、新たに支援を行ってまいります。

2 高齢者が安心して生活できる支援体制の充実の取組

2点目は、高齢者が安心して生活できる支援体制の充実の取組です。
高齢者が住み慣れた地域での生活を継続できる相談体制を強化するため、 地域包括支援センターを新たに益富地区に開設いたします。これにより、全ての中学校区への地域包括支援センターの設置を完了させ、支援体制を確保するとともに、引き続き、医療・介護や生活支援・介護予防等について関係機関の連携を深め、機能の充実を図ってまいります。

3 障がい者が地域社会で共生できる環境づくりの取組

3点目は、障がい者が地域社会で共生できる環境づくりの取組です。
新たな1次救急診療所に併設する障がい者の日中活動場所や子どもの外来療育施設の建築工事のほか、県営手呂住宅跡地での日中活動場所の開設に向けた支援を引き続き実施してまいります。
また、重症心身障がい児・障がい者を包括的に支援するコーディネーターを配置し、支援体制を強化してまいります。

「市民の生命・財産が守られ、安全・安心に暮らせるまち」の実現に向けた取組

その第4は、「市民の生命・財産が守られ、安全・安心に暮らせるまち」の実現に向けた取組です。
以下、4点について、順次申し上げます。

1 交通安全の取組

1点目は、交通安全の取組です。
交通事故防止を図るため、「速度遵守」「ハイビームの活用」「歩行者優先」の3項目を実践する「歩行者保護モデルカー活動」を、豊田警察署、足助警察署、豊田商工会議所、企業などの関係団体や市民の皆様と一体となって継続するほか、信号機の設置されていない横断歩道での事故防止を図るため、LEDの点滅により歩行者の存在を知らせる機器の設置を進めてまいります。
また、交通事故の実態を伝えることで、交通安全についてより深く学び、考えていただけるように、交通安全学習センターの展示施設を改修してまいります。
このほか、自転車の安全利用ルールの周知・啓発や高齢者世帯訪問による啓発を行うとともに、ガードレールやカーブミラーといった交通安全施設の整備を進め、歩行者や自転車、高齢者に対する交通事故防止対策を推進してまいります。

2 防災・減災の取組

2点目は、防災・減災の取組です。
防災・減災に係る情報収集・提供体制の強化を図り、自助・共助を進めるため、土砂災害に関する警戒区域や河川氾濫などの情報を掲載したハザードマップの更新を行うほか、台風の進路や雨量の予想、河川水位などの詳細な気象情報を掲載する専用ホームページを開設してまいります。
また、中心市街地の浸水被害を軽減するため実施してきた、一級河川安永川の改修工事について、平成31年度末の完了に向けた整備を進めるほか、道路、橋りょう、河川、上下水道施設などの耐震化や停電対策等を進め、災害に強い都市基盤づくりを着実に進めてまいります。

3 消防の取組

3点目は、消防の取組です。
ミライチャレンジ都市パートナーシップ協定に基づき導入した消防用ドローンを林野火災や水難救助といった災害現場において実践運用してまいります。
また、高齢者に対する防火・救急対策として、住宅用火災警報器の普及促進を始めとした防火指導を継続するとともに、新たに認知症グループホームとの連携を図ることで救急搬送の円滑化に向けた体制を構築してまいります。

4 防犯の取組

4点目は、防犯の取組です。
本市における刑法犯認知件数は減少傾向にあるものの、新たな手口の犯罪を始め、子どもや高齢者を狙った犯罪への対策と防犯意識の更なる向上に向け、現在、策定を進めている「第6次防犯活動行動計画」に基づき、自主防犯活動団体への支援や高齢者世帯訪問による注意喚起、青色回転灯装備車による深夜巡回を行うとともに、危険回避能力や自己防衛能力を身に付けるための体験型子ども防犯教室を実施してまいります。

「多様な資源が生かされ、未来に挑戦する活力のあるまち」の実現に向けた取組

その第5は、「多様な資源が生かされ、未来に挑戦する活力のあるまち」の実現に向けた取組です。
以下、2点について、順次申し上げます。

1 地域特性に応じた産業型農業の推進の取組

1点目は、地域特性に応じた産業型農業の推進の取組です。
本市の豊富な地域資源を生かした農商工連携や6次産業化の取組を進めるため、農業者と飲食店や小売店をマッチングする支援を行うほか、ラグビーワールドカップ2019TMの開催に合わせ、新商品の開発支援や「(仮称)とよたの農産物PRセンター」での特産品PRなどを展開してまいります。
また、鳥獣害対策を推進するため、捕獲用の檻に設置するセンサーの導入を促進し、効果的・効率的な対策を進めてまいります。

2 地域資源を生かしたまちづくりの取組

2点目は、地域資源を生かしたまちづくりの取組です。
地域の観光資源を活用したまちづくりを進めるため、「2020年豊田国際紙フォーラム」の開催に向け、和紙のふるさとの再整備を進めるほか、足助地区において、支所周辺を始めとした地域核エリアにおける公共施設の利活用方策や観光産業を中心とした地域産業の再生に係る検討を進めてまいります。

「人と自然が共生する環境にやさしいまち」の実現に向けた取組

その第6は、「人と自然が共生する環境にやさしいまち」の実現に向けた取組です。
以下、2点について、順次申し上げます。

1 低炭素社会の実現に向けた取組

1点目は、低炭素社会の実現に向けた取組です。
家庭から排出される温室効果ガス削減のため、創エネ・蓄エネ・省エネにつながる機器・設備を備えたスマートハウスや次世代自動車の普及促進を引き続き進めるとともに、年間のエネルギー消費量の収支"ゼロ"を目指す「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」や、より省エネ効果を高める断熱窓の普及に取り組んでまいります。
また、気候変動の影響に関する調査・分析を行い、暑さ対策を含む適応策の検討を進めてまいります。

2 持続可能な社会を支える環境配慮行動の促進に向けた取組

2点目は、持続可能な社会を支える環境配慮行動の促進に向けた取組です。
市民の皆様が、より積極的に環境配慮行動に取り組むことができるよう、とよたエコポイント制度の見直しを行う中で、新たに家庭における二酸化炭素の排出量削減につながる省エネ家電への買換えを推進するとともに、日常的な環境配慮行動の定着を促す取組を進めてまいります。

「生活と産業を支える快適で質の高いまち」の実現に向けた取組

その第7は、「生活と産業を支える快適で質の高いまち」の実現に向けた取組です。
以下、3点について、順次申し上げます。

1 道路や公園の整備に関する取組

1点目は、道路や公園の整備に関する取組です。
名鉄三河線若林駅付近の鉄道高架化の早期工事着手に向け、鉄道事業者との協議調整を進めるとともに、若林東西線、若林駅前線、西岡吉原線などの整備を進め、鉄道駅へのアクセス性向上や利便性の高い道路ネットワークの構築を図ってまいります。
また、平成30年度に実施した先進技術を活用した道路保守点検に関する実証実験を踏まえ、道路舗装等の点検や損傷状況の把握を行うため、コネク ティッドカーによるデータ収集を行い、道路の安全管理に生かしてまいります。
公園整備については、中根公園を始めとした街区公園の整備を進めるほか、中央公園の第2期整備に向け、市民ワークショップ等を通じて基本設計を進めるとともに、鞍ケ池公園の魅力向上を図るため、民間活力の導入に向けた取組を進めてまいります。

2 上下水道施設の整備に関する取組

2点目は、上下水道施設の整備に関する取組です。
汚水処理の適正化に向け、従前の整備手法に加え、豊栄地区や渡刈地区において、官民連携により、設計施工を一括で発注する方式を採用し、早期に公共下水道の整備を進めるとともに、合併処理浄化槽の設置に対する補助等を行ってまいります。

3 安全な住環境の保全に向けた取組

3点目は、安全な住環境の保全に向けた取組です。
今後、更なる増加が見込まれる空き家について、防災、景観等の生活環境に悪影響を及ぼさないよう、管理不全な空き家への対策や空き家の利活用の促進に関する方針などを定める「(仮称)豊田市空家等対策計画」を平成31年度から2か年をかけて策定してまいります。

「市民力・地域力・企業力・行政力が発揮される自立した地域社会」の実現に向けた取組

その第8は、「市民力・地域力・企業力・行政力が発揮される自立した地域社会」の実現に向けた取組です。
以下、2点について、順次申し上げます。

1 多文化共生のまちづくりの取組

1点目は、多文化共生のまちづくりの取組です。
誰もが暮らしやすい社会の実現に向け、外国人の児童生徒が日本での学校生活に適応できるよう、日本語学習などの支援を充実させるほか、定住外国人の方が生活ルール等の基礎知識や防災情報を取得できるよう支援してまいります。

2 公共施設等の適切な管理の推進に向けた取組

2点目は、公共施設等の適切な管理の推進に向けた取組です。
「公共施設等総合管理計画」に基づき、公共建築物や道路、河川、公園等のインフラ施設について「個別施設計画」の策定を進めてまいります。

当初予算について

以上の取組を踏まえ、平成31年度の当初予算を編成してまいりました。

平成31年度は、「第8次総合計画」の着実な推進、少子高齢化や自然災害への対応など、市民の皆様の安全・安心を守る取組を進めることに加え、ラグビーワールドカップ2019TMの成功と開催を契機とした将来のまちづくりを進めることを基本的な考えとして当初予算を編成し、一般会計の総額は、1,843億円、対前年度40億円、2.2%の増といたしました。
歳入では、市税が1,164億円、対前年度8億円の増、基金繰入金は29億円、対前年度7億円の減、市債は90億円、対前年度60億円の増といたしました。
歳出では、普通建設事業費を398億円、対前年度26億円の増を見込み、その財源として、将来負担や残高を考慮した上で市債や基金を有効に活用し、計画的にまちづくりへの投資を進めてまいります。

これまでも申し上げてきたところですが、今後は、法人市民税の一部国税化の拡大などの影響による収入の減少に加え、社会保障費や公共施設の管理費の増加などにより、恒常的に厳しい財政状況となってまいります。
このため、「第8次総合計画」の重点施策の推進を始め、限られた財源を効果的かつ効率的に市民サービスの充実として還元できるよう、引き続き、財務体質の強化を図るとともに、市民の皆様の御理解を賜りつつ、事業・事務の最適化の取組を進めてまいります。

以上、平成31年度の施策及び当初予算につきまして、基本的な考えを申し上げました。何とぞ、皆様の御理解、御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

PDF形式のファイルをご利用するためには,「Adobe(R) Reader」が必要です。お持ちでない方は、Adobeのサイトからダウンロード(無償)してください。Adobeのサイトへ新しいウィンドウでリンクします。

ご意見をお聞かせください

質問:このページの内容はわかりやすかったですか?

質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問合せ

経営戦略部 秘書課
業務内容:式典、市表彰、都市提携、危機管理などに関すること
〒471-8501
愛知県豊田市西町3-60 愛知県豊田市役所南庁舎5階(とよたiマップの地図を表示 外部リンク)新しいウィンドウで開きます
電話番号:0565-31-1212 ファクス番号:0565-33-7155
お問合せは専用フォームをご利用ください。


このページの先頭へ戻る