食肉衛生検査所 令和3年度 業務実績

ページ番号1003128  更新日 2022年9月6日 印刷

令和3年度に食肉衛生検査所が実施した業務実績の公表。

食肉衛生検査所

安全で衛生的な食肉を流通させるため、豊田食肉センターにおいてと畜検査等を実施し、残留有害物質等食肉を取り巻く危害を排除するとともに、衛生的な枝肉の取り扱い等について作業員等に指導、啓発を行った。
なお、平成23年度4月1日より、豊田食肉センターで処理する獣畜の種類は豚のみとなった。
また、令和2年度より、豊田食肉センターはHACCPに基づく衛生管理を導入している。

(1)と畜検査

食用に供される豚について疾病の有無を1頭ごとに検査し、合格したものだけを流通させている。なお、検査で異常が確認されたものは必要に応じて精密検査を実施し、不合格となったものは全部又は一部廃棄処分とした。

と畜検査頭数

年度

29年度

30年度

元年度

2年度

3年度

頭数

86,158

83,867

68,305

78,411

88,282

処分頭数(令和3年度)

措置 

と畜禁止

解体禁止

全部廃棄

一部廃棄

頭数

70

20,102

全部廃棄頭数内訳(令和3年度)

 内訳

豚丹毒

敗血症

膿毒症

尿毒症

高度の黄疸

全身性腫瘍

その他

頭数

25

38

1

6

精密検査頭数(令和3年度)

 

微生物検査

理化学検査

病理検査

頭数

24

5

6

(2)衛生検査

家畜の病気の治療や子豚の疾病予防に使用される抗菌性物質の食肉への残留検査を実施し、不適なものについては廃棄等の措置を行った。

残留有害物質検査頭数(令和3年度)

 

サーベイランス検査(注釈)

スクリーニング検査(注釈)

頭数

34

148

(注釈)
サーベイランス検査
と畜検査を実施した際、食肉等への薬物残留を疑う時に実施する検査。
スクリーニング検査
と畜場に搬入される獣畜について薬物残留を定期的に監視するための抜き取り検査。新規農家から獣畜が搬入される場合にも実施する。 

(3)外部検証

豊田食肉センターが導入したHACCPに基づく衛生管理が適切に実施されているか外部検証を実施し、不適な場合は改善措置等の措置を行った。

現場検査(注釈) 202回
記録検査(注釈) 10回

微生物試験(注釈)

 

一般生菌数

腸内細菌科菌群

検体数

60

60

(注釈)
現場検査
と畜検査員が毎日実施する外部検証で、豊田食肉センターの作業現場において、HACCPに基づくと畜場の衛生管理及び衛生的なとさつ・解体が適切に実施されているか直接確認する検査。
記録検査
と畜検査員が毎月実施する外部検証で、豊田食肉センターがHACCPに基づき作成した衛生管理記録の内容を確認する検査。
微生物試験
と畜検査員が毎月実施する外部検証で、豊田食肉センターの衛生管理の実施状況の効果を客観的に評価するために行う試験。 

(4)衛生指導等

安全で衛生的な食肉を確保するために、豊田食肉センター作業員等に対し、施設での清潔保持及び衛生的作業について教育、指導を行った。

衛生指導(令和3年度)
 

回数

対象

と畜場衛生指導

202

センター作業員等

食鳥処理

近年、食鳥肉を原因としたカンピロバクター食中毒が増えていることから、「食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律」に基づき、食鳥処理場に立ち入り、食鳥肉の衛生的な取扱いについて監視指導を行い、衛生確保に努めた。なお、令和3年度は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、立ち入り検査を実施していない。

食鳥処理場等の状況(令和3年度末現在)

件数 

食鳥処理業者
(認定小規模食鳥処理業者を除く)

認定小規模食鳥処理業者
(生体処理を行う施設)

認定小規模食鳥処理業者
(生体処理を行わない施設)

届出食肉販売業者

施設数

3

1

4

監視延べ件数

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