下水道の維持管理

下水道を適切に維持管理していくために、油を流さない、下水管の近くに木を植えないなど、市民の方に心がけてもらう事項を説明しています。

下水道の注意点

下水道は、油が嫌い

家庭や個人店から流される雑排水に油を流すと、徐々に温度が下がり、最後に液体が固体に変わり、下水管に固着します。
これが管の詰まりとなり、道路上のマンホールから汚水が流れ出ることになります。
詰まりの原因となるだけでなく、下水管の寿命も縮めることになります。
油を排水することは止めましょう。

下水道は、木の根が嫌い

下水管の近くに樹木を植えると、木の根が下水管に侵入し、管の中で肥大し、管が詰まることになります。
下水管に流れる汚水は、木にとって栄養分のある水だからです。
結果、管の詰まりとなり、道路上のマンホールから汚水が流れ出ることになります。詰まりの原因となるだけでなく、侵入した継ぎ目が根の肥大によって広げられ、下水管の寿命も縮めることになります。
近くに木を植えないようにしましょう。

定期清掃

ご家庭の敷地内にある下水管は定期的に清掃しましょう。

下水管に樹木の根が侵入していないか、桝に溜まって悪臭がしていないか、定期的に清掃し、確認しましょう。
詰まったときは、トイレ、台所、お風呂が使えなくなるばかりでなく、汚水の逆流や、一時的に清掃費用がかかります。