2024年度から3年間の水道料金等を改定します(2024年度~2026年度)

ページ番号1003595  更新日 2024年4月4日 印刷

水道料金の改定

老朽化に伴う水道施設の更新や災害対策などを計画的に推進し、これからも安心・安全な水をお届けするため、2024年6月検針分(4月使用分)から水道料金を値上げします。
(備考)使用状況により新料金の適用時期が異なる場合があります。

【参考】4人暮らしの料金イメージ(口径20mm、使用水量20立方メートルの場合)

改定前 {890円+(20立方メートル×81円)}×1.1=2,761円
改定後 {1,035円+(20立方メートル×86円)}×1.1=3,030円
差 1か月あたり269円増

(備考)水道料金の算出方法
水道料金(税込)={基本料金+(使用水量×従量料金単価)}×1.1
(備考)あくまで料金イメージであり、実際の料金はご使用のメーター口径や水量によって異なります。ご家庭の口径などは検針票でご確認ください。

【2024年度から2026年度の水道料金体系】

(備考)水道料金体系について、音声による読み上げを利用される方は以下のPDF資料をご活用ください。

(1か月あたり・税抜)

メーター口径

基本料金

従量料金(1立方メートルにつき)

13mm

935円

1~20立方メートル

21~40立方メートル

41~60立方メートル

61立方メートル~

86円

166円

246円

316円

20mm

1,035円

25mm

2,765円

30mm

4,815円

1~40立方メートル

41~60立方メートル

61立方メートル~

166円

246円

316円

40mm

9,525円

50mm

14,155円

1~60立方メートル

61立方メートル~

246円

316円

75mm

35,265円

100mm

70,775円

1立方メートル~

316円

150mm

205,530円

  • 水道料金は2か月に1度、2か月分の使用料金を請求しています。
  • ご使用のメーター口径、使用水量から料金をシミュレーションすることができます。

水道料金の改定理由

(1)水道施設の老朽化・耐震化に伴う更新需要の増加

整備してから40年を超える管路延長(累計)

整備してから40年を超える水道管は増え続けており、劣化により漏水が発生する恐れがあります。このような老朽化施設の更新や、大規模地震に備えた耐震対策には多額の費用が掛かるため、安定した財源を確保する必要があります。

(2)給水収益の減少

給水収益の推移

給水人口の減少などにより、使用水量及び水道料金収入(=給水収益)は年々減少しています。今後もこの減少傾向が続くことが想定されます。


グラフ 純損益の推移

現行料金を維持した場合、経常的な赤字が発生する見込みです。経営基盤を強化し、安定的な水道事業経営を実現するため、水道料金を改定します。

新規給水負担金、メーター負担金

  • 据置きとする
    現行の負担金を継続した場合においても一定の財源を確保できる見込みのため、据置きとします。

Q&A

Q1. 水道料金の改定はどのようにして決まったの?

A1. 2023年度から2026年度までの適正な水道料金等のあり方について、有識者や市民の代表からなる「上下水道事業審議会」(会長 竹内 信仁)で審議を重ねた結果、水道料金は改定の必要があるとの答申が市長へ提出されました。
この答申を踏まえ、水道料金を増額改定すること、改定時期は社会情勢等を考慮して2024年4月とすることが令和4年12月議会で議決されました。

(備考)上下水道事業審議会の答申書要旨、審議内容の詳細は以下のページ

Q2. 水道料金はいつから改定されるの?

A2. 2024年6月検針分(4月使用分)から改定されます。ただし、利用開始・停止の時期や使用状況などにより、新料金の適用時期が異なる場合があります。

Q3. 水道とあわせて下水道使用料も改定されるの? 

A3. 今回は水道料金のみ改定となります。次期下水道使用料については、2024年度の「上下水道事業審議会」で審議される予定です。

Q4. 他の団体と比べて豊田市の水道料金は高いの?

A4. 県内団体や中核市と比較すると、豊田市は平均的な料金設定になっています。
料金改定後においても、他団体平均と同等の料金水準を維持します。

Q5. 水道事業の経営が成り立たないとどうなるの?

A5. 老朽化した施設を更新できないため漏水が発生する恐れがあり、安心・安全な水の供給が出来なくなります。蛇口をひねればいつでも安全な水が流れてくる、という環境を維持するために、水道事業を安定的に経営することはとても重要です。

安全・安心な水を届けるために

水道は重要なライフラインの1つです。近年では使用水量が減少し、収益の大幅な増加は見込めない状況である一方で、水道施設の老朽化・耐震対策を推進していく必要があります。
今後も安心・安全で安定的な水の供給を行うために、水道施設の更新、適正な維持管理、また災害時を想定した危機管理体制の構築などを計画的に行っていくとともに、より一層の経営の効率化に取り組んでいきます。

PDF形式のファイルをご利用するためには,「Adobe(R) Reader」が必要です。お持ちでない方は、Adobeのサイトからダウンロード(無償)してください。Adobeのサイトへ新しいウィンドウでリンクします。

ご意見をお聞かせください

質問:このページの内容はわかりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問合せ

上下水道局 経営管理課
業務内容:上下水道の経営計画、上下水道事業の財政・出納、審議会などに関すること
〒471-8501 
愛知県豊田市西町3-60 愛知県豊田市役所西庁舎3階(とよたiマップの地図を表示 外部リンク)新しいウィンドウで開きます
電話番号:0565-34-6623 ファクス番号:0565-36-5529
お問合せは専用フォームをご利用ください。