下水道整備による効果
- 最終更新日:
- 2011年09月09日
下水道整備による効果を豊田市内の中小河川の水質変化により示しています。また、一級河川加茂川の下水道普及率と水質変化を紹介しています。
下水道整備による水質改善例
1 豊田市内の中小河川
豊田市の下水道普及率は平成23年度時点で66.1%と全国平均(平成22年度73.7%)と比較してまだまだ低い状況にあります。それでも、平成10年度時点の普及率が23.5%だったことを思えばかなりのスピードで整備が行われてきたといえます。こうした下水道の整備によって、家庭や事業所などから排水路や河川へ排出されていた汚水が減り、豊田市内を流れる中小河川の水質も徐々に改善されています。市街地を流れる主な河川のBOD値をみてみると平成10年度の数値と比較して平成22年度の数値が下がっています。こうしたデータからもわかるとおり、下水道整備による効果は生活環境のみならず、身近な自然環境にも現れています。
下水道普及率の向上

主な河川のBOD値の変化(平成10年度から平成21年度)
(注釈)
- 「平成22年版 環境調査報告書(豊田市環境部)」より。BODは年平均値。
- BOD(生物化学的酸素要求量):微生物が水中の有機物を分解するときに消費する酸素の量で、数値が高いほど有機物(汚れ)が多いことになる。河川の汚れの指標として用いられる。
2 一級河川加茂川
豊田市高橋地区を流れる一級河川加茂川流域では、平成7年度より下水道面整備工事を行い、平成16年度までに市街化区域の下水道の整備がほぼ完了しました(広川町、渋谷町、東山町など)。下水道の整備が進むにつれて加茂川の水質も改善され、BOD値をみてみると、下水道整備前には1リットルあたり10.0ミリグラム以上だったものが現状で1リットルあたり約2.0ミリグラムにまでなりました。今後も下水道への接続家屋が増えていくことで、より一層の水質改善が期待されます。
加茂川流域の下水道普及率と水質の変化

(注釈)
- 流域内普及率:加茂川流域内人口に占める供用開始人口の割合(概算)
- BOD平均:豊田市環境部より、加茂川最下流部での年平均値
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