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まちづくり交付金事業 事後評価(豊田浄水地区)

最終更新日:
2010年04月01日

平成17年度から平成21年度までに取り組まれた、まちづくり交付金事業(豊田浄水地区)の成果等をお知らせしています。

まちづくり交付金の概要

まちづくり交付金事業とは

まちづくり交付金は、地域の歴史・文化・自然環境等の特性を活かした個性あふれるまちづくりを実施し、全国の都市の再生を効率的に推進することにより、住民の生活の質の向上と地域経済・社会の活性化を図ることを目的として、平成16年度に創設されました。

事後評価とは

事後評価とは、交付期間終了時に成果等を検証(PDCAサイクルにおけるCheck)して、その後のまちづくりに活かすための作業と位置づけられます。

豊田浄水地区 まちづくり交付金事業の概要

目標

大目標:公共交通と結ぶ歩行空間の整備
総合病院及び駅等複合拠点を核とし、すべての人が安全・快適に移動することが可能な施設整備、空間確保を推進

目標設定の根拠

まちづくりの経緯及び現況

  • 本地区は、名鉄豊田線が中央部を東西に横断し、地区のほぼ中央に浄水駅を存することから、概ね地区全域が駅勢圏に内包される。
  • 鉄道を利用した場合、名古屋都心まで約30分の距離にあるとともに、豊田都心までは約5キロメートル、東名三好インターチェンジまでは約4キロメートルの位置にあり、公共交通、自動車交通のいずれを利用した場合においても交通利便性が高い地区となっている。
  • このように交通利便性が高い一方で、本地区内には斜面林、地区後背には猿投山など豊かな自然に恵まれている。
  • 本地区は高い交通利便性を活かした都市環境と豊かな自然環境が調和した快適かつ潤いある市街地環境の創出が求められており、豊田浄水特定土地区画整理事業により新たな都市基盤施設の整備が進められている。
  • また、土地区画整理事業により都市基盤施設が整備された地区南部では、現在都心地区に立地する加茂病院(現:豊田厚生病院)の移転、新築が行われました。
  • 当該病院は、24時間救急病院として平成19年度に開院が予定されており、病院関連施設としてヘリポート、看護専門学校等も併せて建設され、本市のみならず隣接する三好丘を含む周辺地域の医療拠点として機能することが期待されており、当該病院及び病院と駅のアクセス路等においてユニバーサルデザインに基づく施設整備や移動空間の確保が求められている。
  • したがって、本地区では、総合病院や駅等を拠点に、すべての人が安全・快適に移動することが可能な施設や空間の整備をすすめ健全なまちづくりを展開するものとしている。

課題

  • 土地区画整理事業により幹線道路及び区画道路の整備が順次進められているが、交通結節拠点となる浄水駅駅前広場と豊田厚生病院を結ぶアクセス道路については、地域の玄関口としてすべての人にやさしいデザインやシステムの構築が重要な課題となっている。
  • 豊田厚生病院に隣接する近隣公園等の整備にあたっては、地域の自然、歴史、シンボル性を踏まえた整備のあり方や高齢者や障がい者、病院利用者を含むすべての人が利用しやすい施設や空間の整備を図る必要がある。
  • 特に、豊田厚生病院を核とした複合生活拠点の形成に向けては、土地区画整理事業による一定の都市基盤施設の整備に加え、ユニバーサルデザインをコンセプトにすべての人が安全、快適に移動することが可能な都市環境の創出を推進する必要がある。

将来ビジョン(中長期)

拠点生活核(浄水駅周辺;日常生活の中心)
  • 豊田市北部において、駅、バス停、駐車場、公共公益施設、金融機関等を機能的に結ぶ交通利便性の高い快適かつ魅力ある複合的拠点の形成を図る。
  • 豊田厚生病院を核に、高齢者や障がい者を含むすべての人にやさしい市街地環境の創出を図り、安心かつ安全な医療拠点の形成を図る。
低密度住宅地ゾーン
  • 自然との調和を図りながら、良好で潤いある居住環境の創出を図る。
  • 地域コミュニティの形成による安心、安全な住宅地の形成を図る。

計画概要

市町村名 豊田市(愛知県)
地区名 豊田浄水地区
面積 156ha
計画期間 平成17年度~平成21年度
交付期間 平成17年度~平成21年度

指標

指標 目標と指標及び目標値の関連性 従前値 目標値
定住人口の増加(人) 魅力ある居住環境の達成状況を定住人口の増加で評価する。 約1,300人
(平成16年)
約3,000人
(平成21年)
駅利用者数の増加(人/日) 基盤整備に伴うまちの賑わいを駅利用者数で評価する。 約6,800人/日
(平成16年)
約7,000人/日
(平成21年)
歩道設置道路のバリアフリー化率(%) 安心・安全の度合いについて道路のバリアフリー化率で評価する。 0%
(平成15年)
26%
(平成21年)
都市計画道路の緑化率(%) 質の高い生活空間について道路の緑化率で評価する。 14%
(平成15年)
41%
(平成21年)

整備方針と事業

整備方針 主要な事業
特色ある道路空間の創出(生活環境空間としての機能向上)
  • 都市の顔、景観形成の軸となる道路については、無電柱化等により良好な景観を創出するとともに、シンボル性を高める緑化によりアメニティ空間を創出
  • 土地区画整理事業
  • 都市計画道路の緑化、歩道部のカラー舗装
  • 主要都市計画道路における電線類地中化
快適、安全な歩行者空間の創出
  • 市街地においては、交通バリアフリー法やハートビル法等に基づき、誰にでも使いやすいデザインに配慮した歩行者動線を確保
  • 主要都市計画道路及び駅前広場、広場における歩行者支援施設、障がい者誘導施設等の整備
  • 歩行者ネットワーク整備(区画道路・歩行者専用道路整備、遊歩道築造)
交通結節点の総合的整備
  • 浄水駅周辺においては、駅前広場整備やP&R自転車駐車場整備により公共交通への結節性を高めるとともに、マルチモーダルを促進
  • 交通機能に加え景観や快適性(アメニティ)といった環境空間機能や防災空間機能の確保に配慮
  • 自転車駐車場の整備
  • 駅前広場・広場内のストリートファニチャ、モニュメント設置

位置図

画像をクリックすると拡大して開きます

整備方針概要図

画像をクリックすると拡大して開きます

地下自由通路整備

道路整備・修景(各路線の緑化・電線類の地中下)

浄水駅整備

浄水駅南口広場整備

公共歩廊(シェルター)

事後評価の内容

数値目標の達成状況の確認

豊田浄水地区では、各種事業の総合的な実施によって、まちづくりの効果が発現してきている。以下では特に各指標と関連の深い事業について述べる。

都市再生整備計画に記載した数値目標の達成状況

指標 定住人口の増加(人)
従前値・目標値 約1,300(平成16年)→約3,000(平成21年)
評価値 4,500
目標達成度 まる
1年以内の達成見込み 見込み
効果発現要因(総合所見) 基幹事業である立体横断施設整備や提案事業である歩行者ネットワーク整備等により公共交通と結ぶ歩行空間が整備されたことにより地域の魅力が向上し、指標改善に影響を与えるものと考えられる。
フォローアップ予定時期 平成22年4月

指標 駅利用者数の増加(人/日)
従前値・目標値 約6,800(平成16年)→約7,000(平成21年)
評価値 9,014
目標達成度 まる
1年以内の達成見込み 見込み
効果発現要因(総合所見) 基幹事業である自転車駐車場整備による交通結節性の向上や提案事業である駅整備等によって安心・快適な歩行空間が確保できたことが、指標改善に影響を与えるものと考えられる。
フォローアップ予定時期 平成23年1月

指標 歩道設置道路のバリアフリー化率(%)
従前値・目標値 0(平成15年)→26(平成21年)
評価値 26.2
目標達成度 まる
1年以内の達成見込み 見込み
効果発現要因(総合所見) 基幹事業である市道浄水駅南通り線事業や提案事業である歩行者ネットワーク事業及び関連事業によって、バリアフリー化が図られたと考えられる。
フォローアップ予定時期 平成22年4月

指標 都市計画道路の緑化率(%)
従前値・目標値 14(平成15年)→41(平成21年)
評価値 41.7
目標達成度 まる
1年以内の達成見込み 見込み
効果発現要因(総合所見) 基幹事業である市道浄水駅南通り線事業や提案事業である歩行者ネットワーク事業及び関連事業によって、道路や駅前広場の緑化が図られたと考えられる。
フォローアップ予定時期 平成22年4月

達成度
  • まる:評価値が目標値を上回った場合
  • さんかく:評価値が目標値には達していないものの、近年の傾向よりは改善していると認められる場合
  • ばつ:評価値が目標値に達しておらず、かつ近年の傾向よりも改善がみられない場合

その他の数値指標(当初設定した数値目標以外の指標)による効果発現状況

指標 自転車駐輪台数(台/日)
従前値・目標値 従前値 262(平成15年)
評価値 350
効果発現要因(総合所見) 基幹事業である自転車駐車場整備により公共交通への結節性が向上し、自転車駐輪台数が増加すると考えられる。

定性的な効果発現状況

  • 区画整理事業実施地区の保留地販売倍率が、他地区区画整理事業に比べ高い倍率であることから、まちづくり交付金事業と区画整理事業との相乗効果による影響があったと考えられる。
  • 車椅子で浄水駅を利用する方が増加しており、ユニバーサルデザインに配慮した浄水駅を含めた周辺整備による効果があったと考えられる。
  • 各種事業により、安全に移動でき、快適かつ潤いあるまちになったという住民意見が出ており、まちづくりの目標である「すべての人が安全・快適に移動することが可能な施設整備、空間確保を推進」を達成できたと考えられる。(豊田浄水地区のまちづくりに対する住民満足度調査…回答者数417人の内、「そう思う」が147人、「ややそう思う」が201人と合計348人(約8割)が評価している。)
  • 整備した道路沿いに新しい店が多く出店してきており、まちづくり交付金事業がまちの活性化につながっていると考えられる。(評価委員会より)

実施過程の評価

住民参加プロセス

実施内容 今後の対応方針等
まちづくり協議会等のまちづくり活動支援 まちづくり協議会の活動を支援するなど、地域との共働まちづくりを積極的に推進する。

事後評価シート

事後評価シートが下記からダウンロードできます。

このページに関するお問い合わせ

都市整備課

業務内容
区画整理事業の調査計画・指導援助などに関すること、都市地区における道路及び都市施設の整備に関すること
所在地
〒471-8501 豊田市西町3-60 豊田市役所西庁舎3階
電話番号
0565-34-6622
FAX番号
0565-33-2433
メールアドレス
tosiseibi@city.toyota.aichi.jp

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