子どものかかりやすい感染症
- 最終更新日:
- 2009年10月09日
子どものかかりやすい感染症について、病原体、症状、予防方法などについて説明です。
- ヘルパンギーナ(ページ内リンク)
- 手足口病(ページ内リンク)
- A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(ページ内リンク)
- 流行性耳下腺炎(おたふく)(ページ内リンク)
- 風しん(三日ばしか)(ページ内リンク)
- 麻しん(はしか)(ページ内リンク)
- 伝染性紅斑(ページ内リンク)
- 突発性発疹(ページ内リンク)
- 水痘(水ぼうそう)(ページ内リンク)
ヘルパンギーナ
- 病原体(細菌)
- コクサッキーA3、4、5、6、10(CA3、CA4、CA5、CA6、CA10)
- 感染経路
- 経口・飛沫・接触感染
- 潜伏期
- 2~4日
- 症状
-
- (1)発熱(38度以上)
- (2)咽頭粘膜の発赤、咽頭痛、食欲不振、脱水症
- 合併症
- ほとんどなし
- 予防方法
-
- 患者との接触を避ける
- 手洗い、うがいの励行
- 十分な栄養と睡眠をとる
- ワクチンなし
- 感染症法関係
- 五類感染症(小児科定点)
- 学校保健法関係
- 特に規定なし。
手足口病
- 病原体(細菌)
- コクサッキーA16(CA16)、コクサッキーA10(CA10)、エンテロウイルス71(EV71)
- 感染経路
- 経口・飛沫・接触感染
- 潜伏期
- 1~3日
- 症状
-
- (1)水泡性発疹(2~3ミリメートル)
口腔粘膜、手掌、足底、足背の四肢末端に出現 - (2)発熱は約1/3に見られるが軽度であり、38度以下がほとんど。
- (1)水泡性発疹(2~3ミリメートル)
- 合併症
- 無菌性髄膜炎(特にエンテロウイルス71)
- 予防方法
-
- 患者との接触を避ける
- 手洗い、うがいの励行
- 十分な栄養と睡眠をとる
- ワクチンなし
- 感染症法関係
- 五類感染症(小児科定点)
- 学校保健法関係
- 特に規定なし。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
- 病原体(細菌)
- A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(Streptococcus pyogenes)
- 感染経路
- 経口・飛沫感染
- 潜伏期
- 1~2日
- 症状
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- (1)高熱
- (2)咽頭痛
- (3)小児の場合はおう吐、腹痛
- (4)苺舌
- 合併症
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- 肺炎
- 髄膜炎
- 敗血症
- リウマチ熱
- 急性糸球体腎炎
- 予防方法
-
- 患者との接触を避ける
- 手洗い、うがいの励行
- 十分な栄養と睡眠をとる
- ワクチンなし
- 感染症法関係
- 五類感染症(小児科定点)
- 学校保健法関係
- 特に規定なし。
流行性耳下腺炎(おたふく)
- 病原体(細菌)
- ムンプスウイルス
- 感染経路
- 飛沫・接触感染
- 潜伏期
- 18~21日
- 症状
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- (1)耳下腺種脹、疼痛
- (2)嚥下痛
- (3)発熱
- 合併症
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- 無菌性髄膜炎
- 睾丸炎(10歳以上の男子に発症の可能性あり)
- 予防方法
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- ムンプスワクチンの接種(患者と接触後の投与は発症予防に役立たない)
- 患者との接触を避ける
- 手洗い、うがいの励行
- 十分な栄養と睡眠をとる
- 感染症法関係
- 五類感染症(小児科定点)
- 学校保健法関係
- 特に規定なし
風しん(三日ばしか)
- 病原体(細菌)
- 風しんウイルス
- 感染経路
- 飛沫・接触感染
- 潜伏期
- 14~21日
- 症状
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- (1)発熱
- (2)発しん(淡紅色)顔から全身
- (3)リンパ節種脹(頚部、耳後部)
- 合併症
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- 血小板減少性紫斑病
- 急性脳炎
- 関節炎
- 予防方法
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- 風しんワクチンの接種(女性に関してはワクチン接種後2~3か月間避妊する)
- 患者との接触を避ける
- 手洗い、うがいの励行
- 十分な栄養と睡眠をとる
- 感染症法関係
- 五類感染症(全数報告)
- 学校保健法関係
- 風しんは学校において予防すべき伝染病第2種に定められており、発しんが消失するまで出席停止となる。
麻しん(はしか)
- 病原体(細菌)
- 麻しんウイルス
- 感染経路
- 接触・飛沫・空気感染
- 潜伏期
- 10~12日
- 症状
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- 前駆期:38度前後の発熱(2~4日間)、咳、鼻水、目やに及び倦怠感等
- 発しん期:39度以上の発熱(前駆期の発熱から1℃程度下降した後、3~4日間)及び発しん
- 回復期:解熱、色素沈着をしばらく残し発しんが脱色、前駆期の症状が軽快
- 合併症
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- 肺炎
- 脳炎
- 予防方法
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- 麻しんワクチンの接種(患者との接触後72時間以内ならワクチン有効)
- 患者との接触を避ける
- 手洗い、うがいの励行
- 十分な栄養と睡眠をとる
- 感染症法関係
- 五類感染症(全数報告)
- 学校保健法関係
- 麻しんは学校において予防すべき伝染病第2種に定められており、解熱後3日間は出席停止となる。
伝染性紅斑
- 病原体(細菌)
- ヒトパルボウイルスB19(human parvovirus B19)
- 感染経路
- 接触・飛沫感染
- 潜伏期
- 4~15日
- 症状
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- (1)発熱
- (2)発疹(頬から手、足、胸腹背部)
- (3)成人の場合関節痛、頭痛
- 合併症
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- 溶血性貧血患者の無形成発作(骨髄で血球が突然造られなくなること)
- 胎児水腫
- 予防方法
- 妊婦は風邪様患者との接触を避ける
- 感染症法関係
- 五類感染症(小児科定点)
- 学校保健法関係
- 特に規定なし。
突発性発疹
- 病原体(細菌)
- ヒトヘルペスウイルス-6(human herpesvirus-6:HHV-6)
ヒトヘルペスウイルス-7(human herpesvirus-7:HHV-7) - 感染経路
- 成人(母親)からの経口 ・ 飛沫感染(6~18か月に好発)
(1歳を過ぎると、抗体保有率はほぼ100%となる。) - 潜伏期
- 約10日
- 症状
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- (1)発熱(38度以上で2~4日間持続)
- (2)発疹(淡紅色~鮮紅色の斑丘疹)
- (3)下痢
- 合併症
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- 熱性痙攣
- 下痢
- 予防方法
- 妊婦は風邪様患者との接触を避ける
- 感染症法関係
- 五類感染症(小児科定点)
- 学校保健法関係
- 特に規定なし。
水痘(水ぼうそう)
- 病原体(細菌)
- 水痘−帯状疱疹ウイルス
- 感染経路
- 経胎盤・飛沫・接触感染
- 潜伏期
- 10~21日
- 症状
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- (1)発疹(全身性)
掻痒を伴い、紅斑、丘疹、水疱となる。頭皮から体幹(最も多い)、体幹から四肢 - (2)発熱(小児:軽度、成人:特に高熱)
- (1)発疹(全身性)
- 合併症
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- 皮膚の二次性細菌感染
- 脱水
- 肺炎
- 中枢神経合併症
- 予防方法
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- 水痘ワクチンの接種(患者との接触後3日以内ならワクチン有効、女性に関してはワクチン接種後2~3か月間避妊する)
- 患者との接触を避ける
- 手洗い、うがいの励行
- 十分な栄養と睡眠をとる
- 感染症法関係
- 五類感染症(小児科定点)
- 学校保健法関係
- 水痘は学校において予防すべき伝染病第2種に定められており、治癒するまで出席停止となる。
このページに関するお問い合わせ
感染症予防課
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